湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

眼下の景色に思う、、、。

2021-04-28 11:00:00 | ポエム
飛行機って

何度乗っても慣れないなぁと。



いつも、その時が勝負みたいな。



空から見える街並みに

人それぞれの人生があるものと   

思えばその一つ一つを

手に取って覗き見したいけれど

きっと重すぎて

言葉を失うのがオチ。



自分の人生さえ

こんなに重く

こんなに厳粛で‥



そのそれぞれ全てを

語り切ったとて

所詮、人には、人の、それぞれの道。



口出しとて、できやしまい


見たままは見たままなれど

その裏に隠された葛藤と哀しさは

所詮、人には、人の、それぞれの道。



しかし

眼下に広がる日本地図と同じ大地



そのくくりで言えば

小さくか細く窓の下に

龍の形か、トカゲの集まりのように

見えた半島でさえ

現存すること

誰かかきっと暮らしているだろうこと



思えば愛おしさが湧いてくる。



だから私は

日本地図が好きなんだろうか



だから、飛行機は苦手なのに

眼下を眺めるのは好きなんだろうか。
























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2週間で2キロ痩せました

2019-10-18 08:38:00 | ポエム
若いころの2キロなんて
軽々と痩せられた

高校時代から
同じ体重でいることが
自分には大切なこととして
美容だとか
容貌だとか
そんなこんなことではなくて


うちの母が
私の知る限り
あまり体重が変わらなかった
いや、変えないようにしていた


母の姉が
脳梗塞で倒れたとき
その体重増加が
介護するものにとって
かなりの負担になることを
感じたようだ
だから、自分は太らないようにしたらしい。

そう言う思いだった。
それは、恐らく後々面倒をかけてしまう私への愛の一つだったのだろうと思う。


中肉中背の母は、病気になり
年を重ね、かなり小さくなった

そんなに小さくなるのなら
好きなものを食べ
太くなっても
小さく枯れていくし
逝くときは逝くのだから
同じなのかもしれないと
私は思ったけれど

確かに介護するときは
その小さな体を
私が支えるのがやっとのことだったことを思うと
母のしてきた体重維持は
正解だったのかもしれない


いつのまにか
私にもそんな思いが根付いたのだと思う。



そうだなぁ
自分でも許せるのが
プラマイ2キロぐらいの範囲内


40年ほどを
そうして生きてきた

しかし
股関節の不具合を知ってから
運動するのにドクターストップがかかり
年も重なったせいで
代謝が悪くなったのだろう

このところ
その内外2キロをオーバーしてしまった

なかなか
ちょっとやそっとでは
2キロと言えど
落とせなくなってしまったことが
私は1番の落胆だった

自由に2キロを
行ったり来たりできたのに、、。

それが
2キロを超え
もしかしたら
際限なくいくのかも⁈
すこし恐怖でもあった


どこからか
『スムージー』で痩せた?
朝に冷たいスムージーは
体が冷えてしまうのではないか


自分には合わないなぁ

朝は夏でも温かいほうじ茶に始まり
朝食のあと、楽しみのコーヒーを飲む毎日

パンが大好きなのに 
我慢するのも嫌だなぁ〜なんて。


けど、昼食なら
スムージーは、朝ほどの冷えにはならないかと
作って始めることにした


小松菜(ほうれん草以外の野菜でもオッケー)
アーモンドミルク 
バナナ
酒粕(練ったもの)


それをスティックブレンダーで
ガーッとやると
緑のスムージーが出来上がる


少しパンが欲しいけど
バターとかは使いたくない  

作った惣菜をパンに乗せ
少しのチーズをパラパラして
少しコクを出して焼いたもの





この日は
お弁当用に作った『レンコンのきんぴら』を食パンに乗せた。

上に書いたスムージーと共に。

時には、納豆に少しのチーズだったり、海苔だったりはするけれど。


これでバッチリと
夕方までお腹は空かない
これは、とても有り難い

あまり、ダイエットど言う気はしない。

こうして、2週間

減らなかった2キロが
ストンと落ちた!!!

他は何にもしていない。

オーバーしたものを考えると
あと1キロと言うことになる


もうしばらくは
変化つけながら
なんとか続けていけるかな?

どんな変化があるだろう

恐らく
酒粕を入れたことが
代謝に関係するアミノ酸が効いてくれたように思う。

とにかく
体重維持。
現実維持。

やはり、母の生き様を
真似しているのかな。


大好きなものを
食べるときは我慢しないように。
食べるときは容赦なく食べる!

食べられるならば食べる
しかし、
日頃の節制があってこそ
食べられた時の喜びを
最大の幸せを最大に感じられるように。

何にでも言えること
不自由さや
難儀さが
一時の至福を感じられるんだと思う。














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森の小道で

2019-09-14 00:29:00 | ポエム
森の中の道
宙に浮いた道

歩きながら考えてた

もしかして

いや、もしかしてじゃなく

傷つけてしまったのよね
人のココロを


自分の言葉を
消すために
その時に巻き戻しできたらなぁって

今まで何度も
思ったことか、、、。

放たれた言葉は
もう取り戻すこともできない


その言葉は
カーボン紙の下に
ぼやけて写されてあって
その控えを私は持っていて
深いところで沈んでいる


下のほうに沈んでいるから
ものすごい量の水がないと
流れていかないことも知っている

空を見上げて
ため息一つ

ため息つくと
幸せが逃げていくと
言われたことがあったなぁなんて

もう
そんなことが通用する年でもあるまいし

うふふって
笑ってみたところで
なんだか嫌な自分を見てるだけ


ダメだなぁ、私って。


言葉で救われもしよう

言葉で傷つきもしよう


それだけの
パワーがある人間のツール


うまく使いこなせない

また、ため息が出ちゃうけど

今は
幸せが逃げて行っちゃっても
仕方がないなぁなんてね 


そうして
森の小道を歩いてたよ


私は何人分の人生に関わってる?

まんべんなく
さりげなく
行き渡るような
言葉を探していたはずなのにね




















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蒼い満月

2019-08-18 00:02:00 | ポエム
蒼い満月を見たのよ

台風の風の中

雲の速さの中

幾重にも重なった雲

雲のねずみ色の雲と

真白な雲の折り重なりの中

少しの魔法がかかったみたい


不思議なくらい

私は佇んで見ていた

いや、思い出していたの

昔聞いた歌を


そして今

少し欠けていくお月様

また

消えてなくなっていくのね


それを繰り返しながら

月日も流れ行くものなのよね
















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赤い月におもふ

2019-08-06 09:06:00 | ポエム
爪痕に
血が滲んだように
のぼりかけなのか
くだりかけなのか

わからないような赤い月

見上げては
ハッと我にかえる

見上げては
ウッと我にきく

誰かのこころに
痛い爪痕を残したままかな

私のこころが
痛い爪痕が残ってるように


生きていれば
傷ついて
傷つけてしまうのは
互いに仕方ない話なのだけど


できれば優しく甘く
残したいものを


笑いながら
そうだったねーって
言える日を

ああ、そうだったんだゎーって
思える日を









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