フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

ビリーエリオット

2017-11-04 | 日記

梅田芸術劇場にて。ひたひたと感動
映画リトル・ダンサーで、ストーリーは知っていたのだけど、ミュージカルだとメッセージがより強力に伝わってくる気がする。
映画も良かったけど、なんだろう?観たのが随分と前だったから、同じストーリーでも、その頃の自分とは別の感情が刺激された・・・主人公のビリー少年より、お父さんや、バレエの先生に感情移入しちゃうーーー
息子の為に自分の誇りを捨て、周りから裏切り者と罵られても、新しい未来に送り出そうとする無骨なお父さん。(←ちなみに私が観た回のキャストは吉田剛太郎さん)
バレエ団のオーディションに受かり、旅立つことになったビリーに、「ここで学んだことは全てクソよ!だからアンタは1からやり直すのよ!」と背中を押すバレエの先生。(←島田歌穂さん)
いちいち涙腺に響く、素敵なミュージカルだった。もちろん会場はスタンディングオベーション子供達の頑張りを観るだけでも感動するもんね。誘ってくれた友人に感謝

私の中で余韻が続いている言葉。
バレエの先生がビリーの才能に気づいて、レッスンに来るように言うシーンで
「ダンスに必要なのは圧倒的なテクニック。でもそれだけじゃダメ。中から出てくる個人の感情が無いと。だからアンタが大事にしてる物を持って来て!」(←こんな意味だったけど台詞はウロ覚え)
そして映画でも印象的だった、オーディションの時に「踊っている時どんな気持ちがする?」と問われたビリーの答え。
「耳の奥で音楽が鳴る。そして電気で打たれたようになる」(←こんな感じの台詞)

踊るというのは、内側に眠っている感情を呼び起こす行為とも言えるなー。


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