新年おめでとうございます
2016年もよろしくお願い致します
元日は親戚宅
へ、2日は名張の父宅
へ様子見に出掛けた。
その時の父に変わりは無かったが、着いて早々にトイレへ一歩足を踏み入れた私は、靴下が濡れてギャアーーー
・・・床がビショビショだった。
「なんで?」と詰め寄る私に、いつものように首を傾げてトボける父。裸足になった私は、新年早々の刑に不機嫌を隠せない。
追及すると、渋々とボードに「3〜4日前から」とか「スリッパ履いてるから気付かない」とか連ねるので、不機嫌を通り越して怒りモードになるやん~
遅れて到着した妹夫婦が「まぁまぁ、失敗することもあるよねー」的なフォローをするので、「そんな、お漏らしみたいな量ちゃうねん!トイレマットを洗濯して脱水せんと置いた、みたいな・・・」と口をついてハッと気付いた。
さっき床を拭いてマットを洗濯した時、脱水が手動になっていた事を
父はボードに「脱水しないで敷いた」と思い出したように書いた。
やっぱりー
・・・ってちゃうやん
なんで濡れたもんを敷くかなぁ???外に干そうと思わんのかいっ
そんなこんながあって本日。お正月も3日目。やっと自宅でゆっくり出来るわい
と思っていたところ、夜明けの電話
で起こされた。
父が携帯で119番したらしく、もちろん一言も発せないし、携帯の名義は私なので、救急隊からウチに電話がかかってきたわけ。
救急車来て欲しかったら電話口をトントンして下さい、の問いにトントンが返ってきたけど、住所を言ってもらわないとわからない、と。(固定電話から119番してくれよぉ
)
とるものもとりあえず再び名張へ
病院に駆けつけた時には、看護師さんに優しく介護され、父から無言の呼び出しを受けた麻雀友達が、親切に付き添ってくれていた。
なんとか容体は大丈夫そうであった。咳き込んだら気管孔から血が噴出して動転したらしい。本人息苦しかっただろうが、命にかかわるほどの症状ではなかった。
「玄関の鍵だけは開けといて!」と言って駆けつけてくれたらしい父の友達が「家の中、血だらけですよ」と気の毒そうに教えてくれた
。
どっと重い気持ちで実家に向かう車中、夫が「これから殺人現場に向かう、我々は処理班と想定しよう
」と無理やり気分を上げようとした。
そうだね・・・
玄関ホールから続く血痕・・・(辿りながら、ホラーな効果音を想像してみた)血まみれのシーツと枕・・・血まみれの携帯、鏡、ドア・・・ドラマで見るような壁に飛び散った血痕
殺人じゃないから怖くなかった。その動転ぶりが目に浮かぶようだった。でも写真は気味悪くて掲載不可やな・・・。
拭きに拭きまくって、途中メラニンスポンジを買いに走ったりして、とりあえず入院に必要なもんを持ち出して・・・大変な1日だったよ、よ、よ
。
血はね・・・仕方ないと思うのです!!!
ゴミ箱から溢れそうだった生ごみの処理に、痛烈な匂いに、憎しみが湧いた。