With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

YESTERDAY AND TODAY ~DRY BABY DRY~ / THE BEATLES

2021年10月15日 | 西新宿系


今日は「LET IT BE」50周年盤の発売日。
自分は、ついにオフィシャル・リリースとなる「GET BACK」アルバムが、どうしてもLPレコードで欲しくて、アナログ盤の箱をオーダー。

し、しかし昨日、到着予定日が10月26日~28日にリスケされたという、ふざけんな!な内容のメールが!。

SNS上にぞくぞくUPされる現物の画像や流れてくるレビューを悶々としながら眺めていると、
まあすぐに聞ける状況にないし、人様の感想を楽しませていただきながらゆっくり待つとしよう、となぜか余裕な心境に。

で、こないだ購入してきた珍盤?を今夜は聞いてみる。

THE BEATLES / YESTERDAY AND TODAY ~DRY BABY DRY~

過剰にリヴァーブがかかっている(と製作者が思う)曲のリヴァーブを減退させ、より生の音に近づけてみた、というコンセプトのアルバムをフィジカル化したもの。
思いつきそうで思いつかなかったアイデア。

BFお得意の紙ジャケ仕様。このアルバムはブッチャーカバー10種類のデザインが用意され、10枚セットにボーナスCD-R付きという仕様でも販売されている(中身のCDは10枚同じ)。

スパインなしのペラジャケ、帯付き。自分はこのデザインをチョイス。


レーベルはレインボウ・キャピトル仕様。

果たしてリヴァーブを減退させた効果は。。。

曲により効果的なものとそうでもないものがはっきり分かれる印象。
とりあえず、リヴァーブを減退させることで全体の音が変質してしまうようなことはなく、どの曲もそういうミックスなんだと言われれば頷いてしまうほど自然な仕上がりに驚く。

「For Sale」収録曲の様な、主にボーカルにリヴァーブ(自分はエコーがかかったと言いたい)がかかっている曲での効果が高いように感じた。
「Rock And Roll Music」なんてジョンの声がとても生々しくて、ライブ感も出てて、このアルバムの中で最も気に入ったトラック。

一方で「Anna」のような、太いゲージを貼ったグレッチ・デュオジェットの、VOXアンプを通して出てきた艶々したサウンドは、リヴァーブをそぎ落とされることで印象が一変。
なんとも奥行きのない平坦なサウンドに変わってしまっていた。
うん、そうだな、グレッチの音は、デュオ・ジェットにしろテネシアンにしろ、こんな音じゃないだろうって感じ。

いやあ、それにしても面白いことを考える人がいるもんだ。そしてテクニックも。

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