With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

THE ROLLING STONES / NO.2

2018年05月02日 | レコード



結構、購入後聞き込んだCD「Stones In MONO」BOX。
リリースはもう一昨年のことになるんだなあ。

BeatlesのMONOボックスが出た時は、そのアナログライクな中低域が豊かで
高域もナチュラルなリマスタリングに感動したものですが、
一方でオリジナル盤の持つ「不良」然とした音に比べたら随分と大人しいなという印象があって、
ストーンズの場合もそうなのかな?、と思いコツコツとオリジナル盤を買い揃えていたのでした。

先日ユニオンで手ごろな価格でプレイヤーズコンディションともいえるセカンドアルバムをゲット。


憧れのDEECAロゴ(笑)付で、美しいラミネートコーティングが施されたジャケット。
ストーンズのUK盤のジャケットデザインは本当にカッコいいですよねえ。




フリップバックではないけれど、後に修正された「blind man」の記載あり。
初期盤でもフリップバックのないジャケットも存在するみたいなのであまりここは神経質にならずに(笑)。


オリジナルのインナースリーブも健在。


レーベル、こちらもかっこいいオープン・デッカ!。
MONOボックスCDのレーベルは随分とあっさりしてたからなあ。

マトはA面が「XARL 6619-2A」、B面が「XARL 6620-1A」。
ネット上でも結構見かけるので、割と枚数の多いマトなのかな?。

肝心の音は・・・
うっすらとサ~音は入っているものの大きなダメージもなく、サ~音の奥から鮮度抜群のストーンズの演奏が聞こえてきます。
複数のスタジオでレコーディングされたので、各スタジオの空気感の違いもはっきりと感じ取れるほど。。。
これは当たりの盤でした。

MONOボックスのリマスターCDと比べると、やはりビートルズ同様にオリジナル盤の持つ「不良」然とした荒削りなサウンドにクラっときます。
これまでの、このセカンド・アルバムの印象は選曲も渋めだし、「俺らブルース知ってまっせ」みたいに背伸びしたアルバムだなあ、
なんて思っていたのがこの盤を聞くと、もう若さの発露というかブルースをものにしてやるぜ、的な勢いのあるアルバムという印象に変化。
う~ん、オリジナル盤原理主義者という訳ではないんだけど、このレコーディング直後にカッティングされた鮮度ピチピチの音を目の前にすると、なかなか後戻りできなくなりますなあ・・・(笑)。

ちょっとハードルの高い盤(金額的に・・・)はあるものの、ストーンズのUKオリジ盤もちょこちょこと揃えていきますかね。
ささやかな日常の愉しみとして(笑)。