With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

地球の歩き方/THE COLLECTORS

2011年08月16日 | Music
ようやく郵便局まで引き取りに行って手にした、ザ・コレクターズ待望のニュー・アルバム「地球の歩き方」!。



今回は、DVD付きの「初回限定盤」と「通常盤」の2種類が発売という、なんだかアイドルのような、コレクターズっぽくないというか、でも、でも売り出す側の気合を感じられたりして、こんなリリースもちょっと嬉しい
もちろん最新インタビュー、前2作からのPVも収録したDVD付きの「初回限定盤」をゲット。

アルバムに収められた新曲達は、いくつかは既にライブで披露されていて、オーディエンスを盛り上げることを念頭に作られたビートの効いたロックンロール・ナンバー。
でもライブ会場で歓声に混じって聞きとれた歌詞は、3.11以降の世の中の空気感を、加藤ひさし目線で切り取って吐き出してるんだろうなということが強烈に感じられ、早くアルバムで確認してみたかった

でも、とりあえず今夜はDVDをチェック!。
とにかくこの人達のおしゃべりは面白い。
ユーモアと皮肉と、そして少しの天然と、思わず耳を傾けてしまう

タイトル曲「地球の歩き方」について、
「すごいハードな道をこれからこの国は歩かなくちゃいけない。
でもそのハードな道のりの後に素晴らしい風景が広がるって夢見て歩かなきゃ、誰も山登れないじゃない・・・。」
なんてこの50過ぎたオカッパ頭のモッズおじさんに言われると、なんだかグっときてしまう

他には「英雄と怪物」のメッセージ性についても「このくらいのことは60年代から英米のミュージシャンは歌ってる・・・。 ジョンだってビートルズ時代にレボリューションで毛沢東って織り込んでるじゃない・・・。日本ではそれぐらいのこともポップソングで歌う人が少なくて寂しい・・・。」と。
ま、人それぞれというか、他に表現方法もあるでしょ、と思いつつも、こんな風に憤ってる加藤ひさしはカッコいいよなって思う


ブレないリーダー、加藤ひさし。
いくつになってもこの人には、憧れに似た感情を持ってしまう。


ますます渋さが増すコータロー。


ちなみに94年のキャンディマン期のコータロー。
この前後はよく池袋で見かけたよなあ・・・


そして17年後(古市コータローblog「BRILLIANT DAYS」より)。
渋いわあ。これでスタバとか入ってきたら、絶対席譲っちゃうな

カセットの時代もMDの時代も、そしてHDDの時代もいつもカバンの中にあったコレクターズ。
そして今日、30代最後の歳に手にしたニュー・アルバム。
どんな風に自分の胸の中で鳴ってくれるんだろう・・・。
明日からヘビロテで聴きこませていただきます。