With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

買えた

2007年09月02日 | Beatles
先月末にiTunes storeで独占配信となったポール・マッカートニーのライブEP「Paul McCartney/ Live at ICA, London」。
発売当初は、アメリカのストアのアカウントを持ってないと買えなくて、なんだよって感じだったのに、今日、日本のストアを覗いてみるとちゃんと買えるようになってた。

早速ポチっとダウンロードして、CD-Rに焼いてステレオで聞いてみる。もちろん爆音で

7月に行われた「iTunes Festival」ライブからの選曲で、わずか6曲、トータル20数分というフラストレーションの溜まるタイトルではあるけれど、最新のポールのライブ・パフォーマンスが存分に楽しめます

65歳にして、こんなハードな曲をライブでやるのか、という「House Of Wax」のパフォーマンスも感動的だけど、その前に収められている「Nod Your Head」が個人的にはヤラれてしまいました

新譜の最後にボーナス・トラック的に入れられてたこの曲。
たぶんポールがステージ上から、首をたてにふりながらリズムをとるオーディエンスを見てササっと作ったような曲なんだろうけど、このパンキッシュな演奏、ボーカルが、なんだかポール・マッカートニーって人を端的に表しているような・・・。

ビートルズという巨大すぎる過去の実績を背負って、山あり谷ありのミュージシャン人生。
悪辣なロック評論家や世間のマスコミの批評に対して、決して怒ったり凹んだりといった顔を見せず(つい出ちゃった時もあるけど)、全部音楽で、生きてロックする姿を見せることで応えてきた。音楽に救われて、音楽に挑戦してきた人生。

やっぱすごいよなって思う。
でも、そんな山あり谷ありも、「仕事だからね」なんてサラっと言っちゃうような、ポール・マッカートニーって人の姿が、この2分ちょっとの曲に表れているような気がして、どうしても聞き捨てならない。・・・いえいえ、決して捨てたりしないけど・・・

まあ、言葉がいつも足りないけれど、この人の声を聞くと、パワーというか、「強さ」が自分の中にも伝わってきて満たされた気持になってしまう。
よっしゃ、明日も頑張るぞ~、みたいな、なんちゃって。
そんな気持ちになるのは、ポール・マッカートニーだけなんだよなあ


今回初めてネット経由で楽曲を買ってみて・・・、便利だけどやっぱり味気ない。
ジャケットがないのはなんとも寂しいし、PCのモニターで音楽聴くなんてスタイルは自分には到底馴染まないと思う。
CD-Rに焼けばプレーヤーで聴けるけど、やっぱプレス盤じゃないと・・・、なんて思っちゃうのはブートの買い過ぎか

01.Coming Up
02.Only Mama knows
03.That Was Me
04.Jet
05.Nod Your Head
06.House of Wax