HYBRID W-ZERO3 を買って、使えるようにしてからほぼ丸1日経った。
自分も、HYBRID W-ZERO3 が発表されたときに、「フルキーボードがない W-ZERO3ってどうよ?」と思った一人なので、HYBRID W-ZERO3 がフルキーボードがなくなって、“で、使ってみたら実際どうだったのか?” という個人的な話をつらつらと書きたい。
まず、結論から言うと、第1日目は、一度もフルキーボードがなくてふざけんな、と思うような場面がなかった。
理由はいくつかあるが、一言で言えば、HYBRID W-ZERO3 ではメールも書かず、ネットも使わず、Twitter も使わなかった、ためだ。ついでに言うと、スライド・テンキーも使わなかった。電話は 17件着信。こちらから、8件発信した。簡単にできるのにわざとまだ電話帳を移行していないので、いずれも番号を液晶タッチパネル側で入力することに、何の不自由もなく、気がつくと、スライドテンキーを使わなかったというオチである。
さて理由について考察してみる。
まず、メールについては昨日ウィルコムのメールアドレス宛に受け取ったメールが、57通。基本的に自分に関係しないものは受け取っていないので、全部目を通した。が、午前中だけの外出だったこともあり、その場で返信する必要があるものはなかった。2件ほど混み合ったものがあったのだが、逆にメールじゃ危なかったので電話をした、次第だ。
ネットについては、WILLCOM 03 と併用していた NTT docomo T-01A で利用する癖がついていたためだ。身も蓋もない言い方をすると、WILLCOM 03 のネット接続は遅いし、それに比べると、NTT docomo T-01A は 4インチと画面が大きいだけじゃなくて、速度も格段に速いし、使いやすいんだもの、ということに尽きる。ただし、Internet Explorer をバリバリ使うと、半日程度でバッテリがなくなっちゃうのが問題。念のためだが、通話の待ち受けだけなら、1日以上余裕で使える。
Twitter についても、最近は、NTT docomo T-01A で使っている。こちらもやはり、速くて、ソフトウェアキーボードなのに打ちやすい、のがその理由だ。さらに言うと、東京都内でいえば、地下鉄などの中も含めて、圧倒的につながりやすいというのも理由になるだろう。地下鉄の駅毎に、気になるキーワードを Twitter に打ち込んで、タイムラインを読んでいるだけでも、Twitter ユーザーの反応がよく分かる。特に、自分のような技術的なネタを追いかけている人間には、とても役立つ発言があったりする。この NTT docomo T-01A の Twitterクライアント は moTweets を使っているのだが、Touch Diamond S21HT にも、WILLCOM 03 にもインストールして、おおよそどんな組み合わせでも楽しめるようにしてあるのだが、使い勝手は、NTT docomo T-01A が圧倒的。これで使うと、とりあえず他の機種には移せない。
ネットと Twitter については、画面の大きさはあるにせよ、HYBRID W-ZERO3 に統合できてしまう可能性も十分にある。すでにノートパソコンを持ち運ばなくなってよくなっただけでも、Windows phone の価値は十分にあるのだが、休日などは、せめて HYBRID W-ZERO3 1台だけ持ち運べばよい状態にしたいと言う思いもあるので、その環境でフルキーボードがなくなった影響を引き続き観察したい。
■ 関連リンク
・ ウィルコム HYBRID W-ZERO3 購入レビュー (Windows phone FAN)
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