最近のエコブームで、白熱球は、LED電球になり、こちらも使い捨てから、半永久的に使えるようになってきたと言われる。
エネループの登場で、乾電池は使い捨て利用から、充電して使うのが当たり前になりつつある。
それでも、エネループは内部の電気がなくなれば、機器から取り外して、充電するという手間が必要だ。
そんな中登場したのが、半永久的に充電が不要という単三/単四電池。
正式名称は、ブラザー工業の「乾電池型振動発電機」というものらしい。
● 乾電池型振動発電機 - ブラザー工業
※ 紹介のビデオがありますので、ご覧ください。
みて分かる通り、今の時点では、そんなに大きな電流を取り出せないため、せいぜい、数回振ると、リモコン操作が 1-3回できる程度のものらしいのだが、それでも、電池の取り替えが一切不要というは面白い商品特性なのではないだろうか。どの程度振ったら電流が溜まるかという点に置いても、課題はまだ大きい。ビデオを見ていただくと分かる通り、結構強く振って、それで何度かリモコンが使える程度だからだ。しかし、一度、この価値が見出されたならば、改良速度が速いのはどんな技術でも同じ。
気がつくと、リモコンを持って操作する程度の微動でもわずかな電流が生まれ、それを使ってリモコン操作ができるような機器が出てきてもおかしくない。今は乾電池の形にこだわっているわけだが、リモコンサイズをフルに使えば、もっとも面白いことができるような気がする。まったくノーマークだったが、とても面白い技術な気がしたぞ。
ブラザー工業の開発の方、ぜひ、頑張ってくださいー。
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