年末、Windows Server 2008 の RAID が故障した、という話を書いた。( Windows Server 2008 の故障切り分けログ )
で、故障した HDD を交換して、無事に復旧した…のであるが、そういえばその時の話は書いていないのだなあと思ったので、一応自分宛のメモがてら紹介。
■ 復旧の手順
1.片肺で動作していた Windows Server 2008 をシャットダウン
2.故障した HDD を取り外して、
3.新しい HDD に変更
4.(今回は故障したHDDがプライマリだったので) ブートマネージャーで、セカンダリの方を指定して、起動。
5.で、そこまでやって、
6.「コンピュータの管理」>「ディスクの管理」を開く
7.「操作」>「すべてのタスク」で、「ミラーの削除」「ミラーボリュームの解除」あたりのメニューが出るので、ここで再構築する。
この復旧処理にそれなりに時間がかかる。
しかし、ここで設定を終えてしまうと、再起動したときに、再度起動に失敗する可能性がある。そういう場合には、下記の設定も必要だ。
8.「コントロールパネル」>「システム構成」>「ブート」タブを開く
9.ここに、ブート時に指定する 3つの OS があるので、このうち、起動するものを「既定値に指定する」に指定する。
※ もしくは、動かなくなったものを「削除」としてもいいわけだが、万一間違っているととても痛いので、とりあえずこうする。
10.再起動を促すダイヤログが表示される。
11.再起動してみる。
12.自動で、あがってくるようになれば、設定は正しいことになるので、復旧完了だ。
■ 関連リンク
・ Windows Server 2008 の故障切り分けログ
・ Windows Server 2008 の故障切り分けで学習した内容
しかし、あれからもう1ヶ月か…。
時間が経つのは早いなあと思うこの頃。 |