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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









誰もがソニーになれた
DIME 2010.1.5号の「新モノのミカタ(山根一眞)」を読んでいて気になることがあった。今回のテーマは、「『100円ライター型スパイカメラ』と冷戦時代のスパイたちに歓迎された『本気のスパイ道具』との落差」という内容。気になったのは、原稿の終わりにでてきた「パッケージや取説が英語のものばかりゆえ米国製が多いと思っていたのだが、今回全機種を調べてみてびっくり!その大半には『Made in Japan』と刻印してあったのだ」という部分だ。

ここで紹介されているのは、オープンリール式のモバイル用小型録音機。大きさは、初代のウォークマンくらいのコンパクトなサイズでありながら、オープンリール式のテープを使って録音と再生ができる機器の数々だ。それは1950年~1960年代のものとのことだが、ウォークマンの誕生は 1979年。それより10~20年も前に、こうした機器を作っていた、今はなき電機メーカーが日本にはたくさんあったのだ。おそらく今のソニーなども、当時は、これらの企業と大して変わらない企業サイズだったかもしれない。その中から、ソニーという企業は、今や世界のソニーになった。(別にソニーに特別な思い入れがあるわけではないのだが)

今、ネットビジネスの世界では、様々なベンチャー企業が誕生しては消えている。中には、「はてな」などのように存在感を放つベンチャー企業もあるが、彼らがあの企業サイズのまま、今後も存続している企業になるのか、それとも、いずれはこのスパイ用オープンリール式のモバイル用小型録音機を作っていた企業のように、他のネットビジネス企業が成長していく中で消え去っていくのか、というのは興味深いところだ。

ちなみに、このDIMEの記事を読み終わった後、たまたま鞄に入っていたのが「Googleの全貌」という単行本。こちらは、ネットビジネス企業の中ではすっかり押しも押されぬ大企業に成長した「Google」の本だ。(Googleは今や売り上げ 2兆円。社員数 2万人と、NTTドコモの半分くらいの企業だったりするのである。)

新しいビジネスが生まれるとき、企業の大きさに関わらず、チャンスは誰にでも平等にある。しかし、成功できるのはごくわずかな集団だけだ。その違いを生む知恵と努力を怠らないようにしたいと改めて感じさせてくれた、DIMEの記事に感謝。

Googleの全貌Googleの全貌
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2009-12-10

[ 日記 ] / 2010-01-08 02:16:38 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




このデバイスは何?
こんなキーワードで呼ばれている今時のガジェットがある。
果たして何のことでしょう?

・瞬速起動PC
・ネットにつながる電子辞書
・大画面モバイル

…。
ということで、答えが「Windows phone」だったりすると、Windows Phone FAN としては、上出来な内容なのだが、実際のところは、これはシャープの打ち出している「NetWalker」の車内広告なのである。

でもって、この車内広告の言いたいことは、

「店頭でタッチ。
 WEBでサーチ。
 Xmasキャンペーン
 ★実施中!★」

みたいな感じだったりする。

実際のところの「NetWalker」のセールスはどんなもんなんだろう。
直接それを伺う情報はなかったりするので、いつも定番の「Google Trends」でみてみると、こんな感じ。

赤い方が「ポメラ」。「NetWalker」は青い線。
20100108_googletrends
単純な検索数では決まらないでしょうが、ポメラがこの検索数で約9万台の販売。
ということは、NetWalker は、1-3万台くらい売れた?

ちなみに、まだ電車の中で使っている人はみてません。
ついでにいうと、昨日の HYBRID W-ZERO3 内覧会でも、使っている人は見なかったような気がする。まあ、Internet Week みたいな Linux とかと相性がいいコミュニティでは、結構メジャーな端末だったりするんでしょうか。
[ 取材日記 ] / 2010-01-08 02:09:47 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




     




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