goo
WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









ThinkPad T43 捨てるつもりで分解修理したら直った!?
昨日、ThinkPad T43 に Windows 7 をインストールしてみたという結果をご紹介したのだが、この ThinkPad T43、実は、しばらく起動することができなくなっていたのだ。ただの日記ですが、この ThinkPad T43 が復活するまでの経緯をダラダラと書いてみたい。

動作がおかしいなあと感じるようになったのは、2008年2月末頃。
元々の Windows XP を Windows Vista に入れ替えて動作させていたのだが、使っているうちに突然停止するようになった。何故停止するのかよくわからない。最初のうちは、膝の上で使うとフリーズするという状況だった。

Windows Update や、ThinkPad の System Update を行って、BIOS のアップデートを行っても、状況は改善しない。

最終的には、最初にインストールされていた Windows XP のリカバリディスクを使って、戻すところまで行ってみた。

Windows XP に戻すと、しばらく安定して使えるようになった。
が、今度は、有線のUSBマウスをつなぐと、高い頻度でフリーズするようになったのだった。
一度フリーズすると、しばらくは主電源を入れ直して再起動しても利用することができない。
起動直後の ThinkPad のロゴが表示されたまま、先に進まないのだ。

仕事が忙しかった時期なので、パソコンのトラブルで仕事を止める訳に行かないということで、Lenovo ThinkPad T61 を新規に購入して、メインの仕事はこちらに移し、ThinkPad T43 の方は自宅で、ちょっとネットをみたりする目的に使うことにした。これなら 30分程度でも動作すれば問題がないからだ。

この頃になると、少し原因と思えるのは「熱」ではないかと感じるようになった。
フリーズした直後に、本体の底面を触ると、左側下側が異常に発熱しているように感じる。
これは、正常に使えていた時とは異なる状況だ。
しかも、ファンがすごいうるさく回る。暖かい風もバンバンでてくる。

この ThinkPad T43 が最後に使えたのは、昨年2008年12月だ。
3週間ほどの海外旅行に行くのに、仕事用のメインパソコンを持ち運ぶのは紛失時の情報漏洩リスクが高い。
ということで、すっかりプライベート用になっている ThinkPad T43 を持って行くことにしたのだ。
その間も、WindowsCE FAN のメンテナンスさえできればいいので、ローカルハードディスクに情報を入れる必要がない。せいぜい旅行先で撮影したデジカメ写真のバックアップができればいいだけだ。

で、実は立派に ThinkPad T43 は、この3週間の旅行期間立派に動作してくれたのだった。
が、それが最後になった。
その後、Windows 7 RC版をインストールしてみたが、インストールこそできたものの、その後ほとんど起動しなくなったり、2009年7月以降は、起動時の BIOS画面から先にまったく進まなくなった。その後も 1ヶ月に1回くらいは思い直して主電源を入れてみるのだが、やはり BIOS画面から進まない。

このままにしていても仕方がないので、年末だし、ThinkPad T43 捨てるかーと思い、最後に念のためと分解してみた。もしかすると、中の基板の一部がこげていたりしているのかもしれない、と考えたからだ。そして、ネジを全部外し、キーボードを取り外し、トラックパッドを外してみた。と、そこにはほとんど埃などは入っていなかったものの、白い粉がびっしりというほどでもないが、付着している。どうもみたところハウスダストのようだ。掃除機でフィルタにたまるのと同じくらいの白い微粒子が、基板や、ファンに付着していた。が、それ以外に気がついたところはなし。

その白い粉を全部拭き取って、再び ThinkPad T43 を組み上げてみると、なんと、普通に起動するようになってしまった。

そのまま、Windows 7 Ultimate 32bit 版をインストールして、24時間エージングしてみたが、まったく問題なく利用ができる。なんだかわからないがすごいぞ、という感じ。

まとめてみると、こんな感じ。

● 症状
・BIOS画面上でフリーズする
・起動した後も、突然フリーズする。画面は表示したままマウスカーソル等が動作しなくなる。
・本体は熱くなる

● 対策
・本体分解して、ホコリを取り除いてみましょう。

が、オチがあって、ThinkPad のネジ 短いのが 2本、長いのが 2本と余っちゃいました。
穴も 4つ開いているのですが、なぜか止まらないのですよね。(^^;
うーん。
困ってしまいましたが、今のところしっかり止まっているし、グラグラもしませんです。
[ 日記 ] / 2009-11-30 23:01:00 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




ThinkPad T43 に Windows 7 Ultimate を入れてみた
2005年製の ThinkPad T43 に Windows 7 Ultimate 32bit版をインストールしてみた。
付属のDVD-ROMドライブに、Windows 7 Ultimate 32bit版を入れる。
DVD-ROM から、ブートすると、後はインストールするパーティションを選択して、その後はほぼ自動でインストールを完了することができた。

が、その時点での画面は、800 x 600 の標準グラフィックスとしての認識。
その他にも、無線LAN や、トラックパッドの中央のボタンなどが認識しない状態だ。

そのまま、Windows Update と再起動を 2-3回繰り返すと、内蔵の ATI RADEON X300グラフィックスカードのドライバを認識し、無線LAN ドライバも認識されて、ばっちり、Windows 7 を利用することができるようになった。

とりあえず、メモリは 1GB で、まったく追加のアプリケーションを入れていないので、パフォーマンス的に不満を感じたりはしない。Core2Duo ベースの Xeon 2.66GHz + Windows 7 64bit版に比べると、明らかに遅いものの、Core2Duo E6600 2.4GHz + Windows Vista 32bit 版に比べて、明らかに遅いとも思わない。このくらいなら十分快適に使える感じ。

ThinkPad T43 の WSXGA+ (1400 x 1050)版は、中古の流通も少ないし、価格的にはまだ 3万円程度することが多いが、このくらいのパフォーマンスで動けば十分だなあと思ったりするのであった。とりあえず、自宅用のノートパソコン購入は、しばらく見送りな感じです。
[ Windows7 ] / 2009-11-29 10:23:01 コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )




Slashdot で T-01A を買ってみたらしい
本日付のSlashdot haruora さんの日記は「T-01Aを買ってみた」

他のブログとかでネットブックと比較していたりする人がいたけれどその理由がわかった。
普通にネット見れて、youtubeさえ専用アプリじゃなくてブラウザで見れる。


だそうです。

そう。確かに、1GHzのプロセッサパワーはすごくて、キーボードレスのネットブック気分。ちなみに、2009年冬~2010年春モデルが発表された今も、Windows phone FAN の「T-01Aまとめサイト」のアクセスは続いてます。

むしろ、最近、量販店の特売なんかで安くなっているし、ちまたで話題になっていた microSDメモリカード関連の不具合も修正されているし、今買うのがお得かも。Windows Mobile 6.5 にもアップデートされますしね。

● NTT docomo T-01A まとめサイト
http://t-01a.windows-keitai.com/
[ ニュース ] / 2009-11-28 17:17:56 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




iMac Magic Mouse の意外なダメな点
2009年9月に発売された新型 iMac の特徴の一つが、単独でも販売されている Magic Mouse だ。
およそ 1ヶ月使ってみた結果、いろいろ気になる点が見えてきた。
簡単に紹介しておこう。

■ まずは良い点
・Magic Mouse がいいと思うのは、Appleらしい綺麗なデザインだろう。
 昔の Mac のマウスと違って、右クリックだって対応している。
・最大の特徴であるフラットな表面をなぞることで自在にスクロールできる機能は秀逸
 自宅ではブラウザを使うことが多いが、その際に指の動きで、
 上下のスクロールを自在にコントロールできる。
 すぐに慣れるし、つつーっ、ピタっと動かせるのは、触っていてよい感じ。

 …おおよそ、いいのはこんなところ。

■ 意外にダメな点

意外にダメというのは、個人差もあるでしょうが、あくまで私の場合。
とはいえ、昔の iMac では、Microsoft Mouse につなぎかえて使っていたのですが、今の iMac では、Magic Mouse を継続利用中。って書いてみて気がついたけれど、意外と気にっているのかもしれません。本気で使っていないという説もあるが。

・2本指のジェスチャなんて、使えない。
 2本の指で、上面をさっとこするとか難しいっす。
 マウス動くし、2回~3回とかやらないとページが変わらない。
 というと、マウス動かして、前後ボタンをポチッとしたほうがストレスが少ない。
 少なくとも膝の上とかでは、まず操作できないっす。
 机の上だと、それなりには使える気がするが、たまにマウスを吹っ飛ばしたりしちゃう。
・右クリックする際には、右クリックに利用する以外の指を外す必要がある。
 左側に指を置いたまま、右クリックすると、右クリックしたつもりでも、左クリックとして扱われます。この辺は、マルチタッチの仕組み上仕方がないのでしょうなあ。
・単3電池 × 2本なのは結構重い。
 普段、Microsoft Mouse で、単3電池 x 1本で使える裏技を愛用しているだけに、重いなあと思うことしきり。

ちなみに、Magic Mouse の持ち方には癖がある。
親指と薬指や、親指と小指、薬指で支えて、人差し指と中指で操作するというのが期待される使い方のようだ。その点、大型の手のひらを載せるタイプのマウスとは使い勝手がかなり違う点に留意する必要がある。

最後に余談だが、日経エレクトロニクスでは、Magic Mouse の分解記事が掲載されていて、これをみると、改めて、Magic Mouse というのはマルチタッチのスライドパッドそのものに近いことがわかる。ちなみに、Appleロゴより上にはタッチ・センサがぎっしりだ。

このため、Magic Mouse のドライバ次第では、1本指、2本指操作に限らず、もっと複数の指の動きなどを検知できる可能性もありそうだ。

そうなってきてからが面白いかなあという感じですね。
[ iPhone ] / 2009-11-26 23:56:17 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




佐藤可士和氏デザイン「N702iD」「N703iD」の売れ行きは?
ひかりTVのNHKオンデマンドサービスで、「プロフェッショナル仕事の流儀: ヒットデザインはこうして生まれる アートディレクター:佐藤可士和氏」の解をみた。2006年1月26日放送のアーカイブ番組だ。

「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組自体は、一人のプロフェッショナルに焦点をあてた、NHK プロジェクトXの過去を振り返るスタイルと テレビ東京のガイアの夜明けのドキュメンタリーとしての今を追いかけるスタイルを融合した元に、その個人の考え方、生き方、そして仕事のスタイル、流儀を語ってもらうというスタイルの番組だ。

で。
この「佐藤可士和氏」の解で、過去の事例として出てきたのがキリンレモンのデザインリニューアル。
進行形のドキュメンタリーとして登場したのが、「N702iD」である。
特に、番組時点では「N702iD」は未発売。(ドコモとしては発表済みだが、店頭に並んでいない)
なので、このチャレンジが成功するかどうかは、これからだ、という締めくくりになっている。

しかし、この番組を見ている 2009年11月現在では、すっかり 2~3年前の過去の話である。
ということで、ネットで調べると、その後も何かわかるかなあと思って、調べてみた。

まず、N702iD のデビュー。

写真で解説する「N702iD」(ITmedia)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0601/17/news055.html

スクウェアフラットなデザインで、バックライトなども均一に、シンプルにということが書かれている。ちなみにフォントも独自デザインの「サムライ702」というフォントなんだそうな。ただし、デザインしたフォントは、全漢字ではなくそれなりのメニュー階層のみだという。

さあ、で、実際この N702iD は売れたのか?

…結論から言うと、この端末が何台売れたかということはわからなかった。
まず、この 2006年~2007年という年は、NECの携帯電話事業にとってはターニングポイントとなった年だ。いや、日本の携帯電話業界にとってターニングポイントとなったと言える。それが、国内において、シャープが携帯電話事業でトップシェアをとったこと。また、NEC全体では中国向けの携帯電話事業が失敗し、財務的に窮地に追い込まれ、Panasonic とのプラットフォーム統合に動き出した年なのである。
その意味で、この時期の NEC の携帯電話事業について検索すると、上記のような話が多く、なかなか、N702iD は成功だったのかどうか、ということについて解が得られなかった。

が、発見したのがこの記事。N702iD の時には、富士通やシャープも同時に他のデザイナーとコラボレーションしたデザイナーズケータイを発表しているのだが、同じディレクターで、後継機種を発表したのは、NEC のみのようだ。

NTTドコモ、「N703iD」はスマートに深化したFLAT&SQUAREケータイ (マイコミジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/01/18/015.html

というと、まず、N702iDは商業的には成功という結果を残したのではないかと思う。
さすがに惨く失敗していたら、後継機を作ろうという企画自体が持ち上がらないだろう。
実際に生産には行き着かないはずだ。

また、それを裏付けるかのような報告書のサマリも見つかった。

携帯電話端末メーカ、NECの失速
国内外ともに出荷減続く 国内ではN702iDの成功がカギ
http://www.dri.co.jp/auto/report/mr/mrhandsetnec06.htm

この中に「クリエイターの佐藤可士和さんによる「FOMA N702iD」が好調な販売実績を残しており、今後は販売戦略なども含む総合プロデュースを重視していく考えだ。」という一文が出てくる。一方で、この端末がフォーカスされたのは、それまで、国内の携帯電話事業で 1位を独占していた NECが端末デザインの陳腐化や、折りたたみデザインの普及により、優位性を保てなくなり、一気に 30%程度の売り上げを減少させ、国内第3位にまで後退しているのだ。

最後に、この端末の評価は? と思ってみると、

FOMA N702iD レビュー・評価
http://review.kakaku.com/review/31101000763/

FOMA N703iD レビュー・評価
http://review.kakaku.com/review/31101000894/

というような状況だ。

ちなみに、N702iDの評価をみると、この端末はデザインと携帯性(当時としてはコンパクト)を評価されていることがわかる。特にデザインの得票は、4.97 と、まさに「この携帯をカッコイイと思った人が買った」ことがわかる。レビューを読むと不満とされているのは、レスポンスの悪さ、日本語入力の稚拙さ、それから、こだわったサムライ702フォントの読みにくさ、だ。佐藤可士和氏としてはまずは責任を果たしたと言えるのではないだろうか。

N703iDになると、デザインの評価は 4.26 とぐっと下がる。
一見、それでも 4点台な訳だが、実際には、この 4.26 というのは携帯電話カテゴリの平均点を下回る。要は、この端末のデザインが気に入らなくても買っちゃうシチュエーションが存在している、ということだ。おそらく量販店の店頭等で、安価に販売された、などではないだろうか。
レスポンスや、文字入力のストレスは減ったようだが、ソフトウェアのバグが多いという指摘がある。ちょうど、Panasonic とのソフトウェア基盤統合時のゴタゴタに巻き込まれてしまった端末という漢字なのだろうか、と推測してみたりした。

というわけで、意外といい成果だったんじゃね?
という風に思いました、という結論にしたいと思う。
事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントや、こっそりご連絡ください。
単なる興味なので公表したりはいたしませんです。
[ 日記 ] / 2009-11-25 00:36:50 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




自分のワンセグの利用頻度
HYBRID W-ZERO3 は、WILLCOM 03 でがんばって搭載した「ワンセグ」視聴機能を外してます。
これ自体が、2ch のスレではしばし話題になっているようなので、自分の WILLCOM 03 でのワンセグ利用頻度というのを考えてみた。

と。

使ったのは記憶にある限りは、下記の2回限り。

某日、仕事関連の企業を特集した「ガイアの夜明け」を移動中にみました。
山手線~京浜東北線と意外とみれるもんだなあと感心。

もう1回は、日付まで覚えてますが、昨年 2008年8月の北京オリンピックの開会式の式典をみた。
ちょうど神戸に旅行に行っていて、韓国料理屋で食事をしてる時に、「おお、今日開会式じゃん」と思い立って、WILLCOM 03 のワンセグで視聴した、という感じ。

その他は、他の携帯電話とワンセグの感度比較をやったとき、みたいな感じかなあ。

ちなみに、イー・モバイルの emone のワンセグ視聴は自宅なんかでも意外と使った。
4インチと大きな画面なこともあって、自宅で、机上に emone を置いて、テレビの代わりに使ったりしているのであった。

(参考リンク)
HYBRID W-ZERO3 まとめサイト
[ Windowsケータイ ] / 2009-11-24 21:45:03 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




NHKの人気番組ブラタモリで、秋葉原観光案内所のアキバガイド・マスダさん登場
NHKオンデマンドで提供中の、というか、NHK総合・毎週木曜日22:00 - 20:43 に放送されているのが「ブラタモリ」という番組だ。ぶらぶら、徒歩で待ち歩きをするのが好きな人には、感心するやら、共感するやら、新しい発見があるやらで、面白いこと請け合い。

コンセプトは、某民放のアド街に似ている気がしますが、出来上がった番組のテイストは全然違う。
こちらの方は、その街の歴史に焦点をあて、よりまったりほのぼのする作りになっています。

その11月18日放映の回は「秋葉原」。
秋葉原といえば、万世橋駅と、後何が出てくるのだろう? とワクワクしながら、NHKオンデマンドの映像を再生し始めると。

冒頭から、秋葉原観光案内所のマスダさんが登場。おお、NHKで本格的にデビューですか、おめでとうございます!

と。久々にアキバガイド・ブログをのぞいてみましたが、収録の様子などは記事にはなっていないようでした。
ぜひ、収録の後日談でも載せてくださいまし。
[ 日記 ] / 2009-11-23 00:00:33 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




NTT docomo データ通信カード新規契約でノートパソコンプレゼント
2009年11月18日(水)の早朝、阪急尼崎駅付近をぶらりと散歩していたところ、NTT docomo を発見。さすがに全国にあるなあと思いつつ、気になったのがこのキャッチコピー。

image_238

「データ通信カード 新規ご契約でノートブックPCプレゼント」だそうですよ。

image_237

が、さすがに朝の 7時。
ショップは開いていないし、具体的に何のパソコンがもらえるのか、とか、どういう条件があるか、などは分かりませんでした。

まあ、いわゆる 100円パソコンとか、最近ヨドバシカメラにある 1円パソコンみたいなものなのかと思ったりしますけど、実際どーなんでしょうか。
[ 取材日記 ] / 2009-11-22 17:06:49 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




アップルの快適ごまかし術
今年の秋発売された iMac のディスプレイは 1920 x 1080 になった。しかも、これまで別売だった新しいワイヤレスキーボードと、これまた新しく発表された Magic Mouse も標準で付属している。おまけに、これまで使っていた PowerPC ベースの Mac では、アップルの新OS Mac OS X 10.6 Snow Leopard が対応していない。ということで、5年ぶりに自宅の中で、生活に合わせて持ち運ぶためのポータブルパソコンとして、iMac を買った。

アップルというと、話題になるのは、デザインだったり、快適とされるユーザーインターフェースだったりする。メディアなどでは、Macを取り上げる際に、Macファンなライターが、iMac の礼賛記事として書き上げるため、Mac は、Windows 7 よりも優れているのではないか、と思わされがちだ。
しかし、今時の Mac も、発売されたばかりの Windows 7 も、同じ世代のコンピュータであり、使っている Intel 製のプロセッサやメモリ量、グラフィックカードにもほとんど差がない。どちらも、世界で成功レベルのプログラマーが書いたプログラムコードで、テスターも十分。となれば、そもそも、単位時間に処理できる量に差がでるはずもない。多少はあるだろうが、誤差の範囲だろう。となると、Mac OS X が Windows 7 や、Windows Vista に比べて、快適だと感じられる部分があったとすると、計算機的には微々たる差なのだが、実際には利用する人間に「快適」と感じさせる工夫があるはずだ。

ということで、その差は何なのか、ということを気がつくたびに紹介していきたいと考えている。

1個目に工夫として面白いなあと思ったのは、本体のスリープからの復帰だ。
Mac OS X でも、一定時間操作しなかったり、明示的にメニューで「スリープ」とすると、省電力なモードに移行する。ところが、そこで、キーボードや、マウスを動かすと、途端にスリープ前の画面に戻るのだ。これが、ほんとに 1秒以内にぱっと表示されるので、なかなかすごい。

これですぐに使える状態になれば、ほんとにすごいのだが、実は画面が完璧に表示されきった後、操作ができるようになるまでには、さらに数秒~10秒程度かかる。その間も、マウスカーソルは動作するのだが、マウスのクリックも、キーボードの入力も何もかも無視される、という感じだ。

ところが、この画面がぱっと表示されることで、操作に対して非常に機敏に反応してくれているような印象になるる。人間で例えるならば、呼ぶと返事だけはいい居酒屋の店員みたいな感じだろうか。「おーい、注文お願いします」といえば、「はい!」とはいうものの、一向にオーダーは受け付けにこないみたいな。そういう匂いを感じてしまう。

iPhone もそうなのだが、そうした細かい工夫の積み重ねが、製品の高い評価につながっているような気がするのであった。他にも気がつく度にご紹介していきたい次第だ。
[ iPhone ] / 2009-11-22 00:28:59 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




WindowsケータイFAN 改め…
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
Windows Mobile 6.5 を搭載したスマートフォンより、愛称が「Windows phone」に統一されたことで、これまで「WindowsケータイFAN」としていた、こちらのサイトも、

「Windows phone FAN」とロゴを変えてみました。

新しいロゴはこんな感じ。
http://windows-keitai.com/



URLなどは変わりませんので、これまで通りご愛顧ください~。
[ お知らせ ] / 2009-11-20 14:28:53 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




最新のワンセグ視聴は SIMフリー
SIMカードなしでワンセグを視聴できる?
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0901/13/news128.html

……、ドコモのワンセグ端末は2008年冬モデルからFOMAカード(UIM/USIMカード)の装着なしでワンセグ機能を利用できるようになった。番組表アプリ(Gガイド番組表リモコン)など、データ通信を利用する機能は使えなくなるが、視聴や録画、データ放送の受信といったワンセグの基本機能は普通に使用できる。

 ちなみにドコモのワンセグ1号機「P901iTV」(2006年3月発売)はFOMAカードなしでも視聴可能だったが、続くワンセグ端末は有効なFOMAカードを装着しないとワンセグは視聴できなかった。この制限は2008年冬商戦向けのau端末やソフトバンクモバイル端末も同様で、ソフトバンクモバイル端末はUSIMがないとワンセグはおろか、操作全般も基本的に行えないようになっている。

 この緩和は、「今までは番組表アプリなど、データ通信と連動する機能があったのでワンセグ機能もFOMAカードを必要としていたが、“端末は購入者個人の所有物”という概念で、ユーザーの要望や現状のニーズを鑑みて2008年冬モデルから制限を外すことにした」(ドコモ広報部)とのことだ。


ということだ。
今時は、ワンセグの制約もそんなに厳しくないもんなんだなあと思いました。
[ 取材日記 ] / 2009-11-16 21:29:12 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ReadyBoost より、SSDが速い
Windows 7 の 64bit製品版を入れて、試してみたいことがあったので、友達からパソコンを譲ってもらった。で、そのパソコンに入っていたのが、64GB の SSD (SAMSUNG MCCOE64G5MPP という型番が表示される) だ。

こちらに、Windows 7 Ultimate 64bit版をインストールして、「Windowsエクスペリエンスインデックス」をはかってみると、もっとも遅かったのが、この SSDの「プライマリハードディスク 6.2」という項目。

それにしても、昔(といっても、半年くらい前に買った 1TB の) の 3.5inch ハードディスクだと、ここが 5.9 なので、数値的には、あんまり変わらないなあという印象。

ところが、USBメモリを本体に取り付けて「ReadyBoost」用に設定しようとすると、……なんと、

「このコンピューターのシステムディスクは十分に高速であるため、ReadyBoost が有効になっていません。ReadyBoost でさらにパフォーマンスが向上する可能性は小さいと考えられます。」

だそうです。

あらら。

やっぱり、SSD って速いのえ、と実感してしまいました。

ちなみに、パソコンの HDDランプが点灯する時、今までの 3.5inch HDD だと、カリカリという音が聞こえます。が、SSD だと全くの無音。なのですが、何となく、HDDランプの点灯をみていると、それだけで、カリカリ音が空耳で聞こえてくる気が…。長年の習慣って恐ろしいなあと思ってしまいました。
[ Windows7 ] / 2009-11-15 23:56:15 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




VAIOの仕事がしたけりゃ、長野に転勤しろ?
ソニーの突然のVAIO事業を長野に統合というニュース。
企業のトップからみると、
1.PC事業は、商品企画から設計、製造までを集約することで、より高品質で、より優れた商品が作れるようになる
2.距離が縮まることで、企画と設計/製造の心理的な距離も縮まり、コミュニケーションがよくなる
3.コミュニケーションがよくなることで、企画から発売までの期間が短縮になれば、より競争力が強まるはずだ
ということで、事業拠点を工場のある長野に集約しよう、ということなのだろう。

が、これって、これまで、品川のソニービルで、VAIOの製品企画を行っていた社員の人たちからすると、詰まるところ長野に転勤しろといわれているってことじゃないんだろうか。ちなみに、大阪に住んでいるデジタル一眼レフカメラ「α」チームは品川に転勤させられるらしい。

製造業や、研究拠点が、80年代後半から相次いで東京から、東京近郊に引っ越していった時代があったが、ソニーという都会的なイメージの企業で、こうした地方移転っていうのが発表されるのは、直接社員でもなんでもない自分がみてもなんかショックな感じ。

ちょうど学生の皆さんは就活始まる季節だと思いますが、ちょっとソニーのイメージダウンになったのでは?

(関連記事)
ソニー、VAIO事業を長野に統合
~α関連事業は東京に集約
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091113_328847.html
[ ニュース ] / 2009-11-13 23:57:21 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




NTTドコモからも新PROシリーズ「SC-01B」キタ! WM 6.5Proを搭載
今日は、Windows Phone 日本語版が大量に発表されています。
ソフトバンクとNTTドコモが午前・午後と相次いで新製品発表会を開催しているのですが、NTTドコモでも、Windows Mobile 6.5 Professional 日本語版を搭載したPROシリーズ「SC-01B」が発表されました。

詳細な情報は、下記のサイトにまとめ中ですので、是非ご覧ください。

・NTT docomo PROシリーズ SC-01B
 http://sc-01b.windows-keitai.com/

ちなみに個人的な感想ですが、320 x 320 というおもしろい形の液晶パネルを採用して、コンパクトなのがよいですね。意外とブログの更新とか、Gmailなどのインターネット・メールをメインで使う私のようなユーザーにはヒットかなあと思ったりして、ほしいです。(T-01Aも Windows Mobile 6.5 にアップデートされるので、両方はいらないだろっていう声もありますが…)
[ お知らせ ] / 2009-11-10 14:07:27 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




NTTドコモのソニエリ Android端末は登場せず。2010年春夏モデルとして発表
今回発表されるのでは? と噂になっていたNTTドコモのソニーエリクソンの「XPERIA X10」という Android 端末があるのですが、先ほどの Q&Aの中で、「2010年春夏モデル」として発表したいというやりとりがありました。

HT-03Aが発売されていますが、なんだかんだで、日本では Android 端末は、まだこなれていない感じがしますから、頑張って開発中なのでしょうね。
[ 取材日記 ] / 2009-11-10 13:50:52 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




« 前ページ   




URLをメールで送信する URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
XML