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WindowsCE FAN/Windows Phone FANのウェブマスター日記 2007年~2011年版です
Windows Phone FAN日記









電子書籍の方が高い…電子雑誌の巻
「電子書籍にすると、紙と同じか、紙より安い」
というもんだと思っていたのだが、実は電子書籍の方が高いという雑誌も存在していた。

実際には、常に紙よりも電子版が高いというわけではないのだが、いつも愛読している「週刊ダイヤモンド」は、紙版が 690円 ~ 740円。ほとんどのケースが 690円だ。
これに対して、電子版の週刊ダイヤモンドは、毎号必ず 700円。
電子版では、紙版のすべてのページが網羅されている訳ではないことを考えると、実は割高だ。

とはいえ、それだけ割高でも家で保管しておくコストを考えると、自分的にはリーズナブル。
ただ、ちょっとびっくりした、という投稿でした。
[ iPad ] / 2010-10-30 19:28:44 コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




かわいい! トコトコ歩く iPhone 4、iPad、iPhone 3GS 日本人エンジニアの作品
シリコンバレーに住む日本人エンジニアの作品で、YouTube では30万再生以上されているとのことだが、自分は初めて知りました。
技術的な発想も面白いし、作ったエンジニア 寺崎さんのこともとても尊敬するが、個人でこんなものをさくっと作れるようになっている、今という時代もすごいなあ。

■ 元記事
あなたも作れる!? トコトコ歩くiPhone 4&iPad



[ iPad ] / 2010-07-11 23:46:27 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




指でチョーク書き「黒板」という iPad アプリ
最近使ってみて、いくつか気づきがあった iPad アプリがこれ。
「黒板」というアプリで、チョークを選んで、指で書くというシンプルなアプリだ。
書き終わった内容は、写真として iPad のライブラリに保存することもできるし、Twitter に送ることもできる。
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使ってみて、なるほどなあと思ったのは、下記の通りだ。

1.iPad の静電容量タッチセンサは、10インチもあっても、分解能はこんなもん。
 画面に書ける最小文字は、上記のような通りです。
 これは、たぶん、チョーク自身が細くなればいいとかそういうことじゃない気がする。

2.写真としての保存や、Twitter 送信という機能を持っているのは、便利。
 これからの執筆ツールは、書いたり作った後の「Share」機能が大事。
 このあたりは、今後の Windows Phone とかでも重要になってくる気がする。

とゆーことで。

3.5インチの iPhone や、4インチの「au IS02」「NTT docomo T-01B
」くらいじゃ、なかなか手書きでの執筆というのは現実的じゃないなあと思ったりしたのが、このアプリを使ってみた結論。

昔、Windows XP 時代にタブレットPC を使っていたのですが、その時にはワコムの電子ペンを使って、もっと細かい絵を書くことができていて、それはそれで重宝していた記憶があります。タブレットが盛んですが、そういうチャートを書いたり、考えたりするペンを使うタブレットというのも、もう一度出てきてもいいなあと思いますねえ。

[ iPad ] / 2010-07-09 22:04:10 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




IR情報を iPad 向けアプリとして配布「IMJ」
この週末、iPad の App Store に突如現れた「IMJ VISION BOOK」という電子書籍アプリ。
何だ!? と思ってダウンロードしてみると、同社の第15期事業報告資料という、いわゆる IR資料でした。
単なる PDFで IRを開示するのはよくある手法ですが、Webインテグレーションの大手だけあって、iPad アプリとして作成し、配布を実施しているのが新しい。

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業績は、減収減益、しかも、第14期に比べて、結構落ち込んでいるようにも見えるのですが、このアプリ一発で、IMJ の元気さをアピールしているようにも見えるのがうまい! ということで、後数社は追従しそうな気がしますね。

というか、そもそも、ソフトバンクがこの辺はもっと取り組んでもよい分野のような気がしました。

iPad は、従来のケータイでもない、パソコンでもない、こういう新しい使い方が登場するのがなんか面白い。今までにない距離感のデバイスで、登場するアプリ毎に様々なビジネスモデルを抱えているのが、知的好奇心をくすぐられますね。
[ iPad ] / 2010-07-04 21:56:30 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




ファミ通が電子書籍に見参。iPad と iPhone 用無料アプリ
Newsweek 日本語版、AERA (アエラ)、週刊ダイヤモンド、Oz magazine などを iPad で購読するようになって、すっかり電子雑誌の魅力にはまっている。10インチ液晶パネルと言宇野が十分な大きさがあって雑誌が読みやすいと言うこともあるのだが、一度に複数冊を持ち運んで、いつでも読むことができること。また、「あ、そういえば読んだな」と思う部分をいつでも呼び出して開くことができるという、情報のポータビリティが優れているのだ。

そういう意味で、本質とは少しずれている気がするのだが、先週ついに「ファミ通App(無料版)」がお目見えした。iPhone 用と iPad 用の両方が配信されていたので、両方ダウンロードして比較してみたぞ。

iPad と iPod touch での比較。
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iPod touch を少し手前に並べてみました。
大きさの違いがよく分かるだろう。
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ちなみに本文。iPod touch ではまったく読めません。iPhone 4 だと、iPad 並みに読めるのかなあ。これは、iPhone 4 を持っている友達に頼んで試してみましょう。
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ちなみに iPad の IPS液晶は明るいし読みやすいのだが、写真撮ると結構映り込むんですよねえ。なんでだろうか。
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[ iPad ] / 2010-06-29 02:57:05 コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )




iPad 16GBのメモリ内訳
購入から約2ヶ月、おっと、1ヶ月ということにしておかねば…。
外では、Windows Phone、自宅では、iPad を Webサーフィン、Twitterビューワー、書籍リーダーとして利用中。外付けキーボードも購入したのだが、オフィスにおきっぱなしで使っていない。というか、純正のカバーを外さないと、キーボードドックにつなげないってどうなのよ…。

さて。

そんなことで、多少書いておくと、これが知りたかった! っていう人もいるのではないかと思って紹介しておきます。

iPad 16GB の内訳

- オーディオ 1.27GB
 これでもアルバム20枚近く入っています。
 自分のライブラリ全部だと 25GB くらいあるので、選んでます。
- ビデオ 4.37GB
 スティーブ・ジョブズの Keynote を4本ダウンロードしてきました。
 そしたら、このくらいのサイズです。
- 写真 79.7MB
 これはあんまりちゃんと使ってない。150枚くらい入っているだけですが、
 画面キャプチャを毎日5枚くらいずつ撮影している気がします。
- App 4.84GB
 今、アイコンが 7ページくらいありますよ。
- ブック 28.4MB
 iBooks からダウンロードした英語版を 10冊ほど。
- その他 617MB
 これなんだろう?
 コピーしてある PDFの総量くらいな気がしますが、それがこれ?

ということで、現時点で、残りは、2.86GB。

iPod には自分の手元の音楽を全部入れておけて、それがシンプルに新鮮で、どんどん容量の大きいモノを買いましたが、16GBを超えたあたりで、それを超えて持ち運ぶ必要を感じなくなった。
iPad はそれの電子書籍、電子雑誌、PDF化した書籍に相当するんだと思うのですけど、自炊したPDFの場合、1冊平均 60MB として、16GBモデルには、10GB ÷ 60MB = 160冊ってところで。1年間に買う書籍の量よりは多いけど、ちょっと不足かなあ。

まあ、これを超える頃には、新しい iPad が出てくるので、どんどん買い換えていくのが、実は案外合理的な気がします。
[ iPad ] / 2010-06-26 16:33:43 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




iPad で肩が凝る。だって重い=ビジネス雑誌 3冊分
今日、Twitterでつぶやいたら思わぬ反響があったのが、iPadで肩が凝るネタ。

iPad の入手以来、アプリをいろいろ試したり、電子書籍をダウンロードしたりして、ずいぶん中身は充実してきた。電子書籍はダウンロードしたら、それを読みたいので、結果として 680g ほどの iPad を鞄に入れて持ち運んでいる。いやいや、実際には、iPad を純正ケースに入れているため、測定してみたら 850g もあった。

結果として、確かに電子書籍や、雑誌は読めるのだが、それ以上に肩が凝って、それが堪えるようになった。

iPad 自体は薄いので、鞄に入れてもかさばらない。
少なくとも、週刊アスキーや、DIME と比べても、鞄の中で場所をとるという風には感じないのだが、とにかく重いのである。雑誌というと重い印象があるのだが、実際に測定してみると、こんな感じ。

■ 紙の雑誌を測定してみた
Newsweek誌 約200g
日経エレクトロニクス 約200g
週刊アスキー 約250g
週刊ダイヤモンド 約250g
DIME 約250g
日経トレンディ 約300g
ハードカバー単行本 約350g
週刊モーニング 約500g
少年マガジン 約650g

というわけで、週刊アスキー (250g) + 週刊ダイヤモンド (250g) + DIME (250g) の3冊を合計すると、約750g ~ 800g。純正ケースに入った iPad は、ちょうどその3冊分より重たい 850g 。
普通の通勤で、上記の雑誌を 3冊鞄に入れて持ち運ぶというユーザーはレアだろうから、そりゃ重いわけだ。

ついでに言うと、この iPad の重さは、軽量さが売りの VAIO P や、VAIO type X などのモバイルノートパソコンと同じくらい。あちらを持ったときには重いとは感じなかったが、雑誌と比べてみるとやはり重いと感じてしまう。

一時は、VAIO type X がほしいなあと思ったこともあったが、この分だと、iPad をやめて、VAIO type X とかに乗り換えても同じくらい重いのだろうなあと感じてしまう。
いやあ、iPad 重い…orz。
[ iPad ] / 2010-06-04 23:08:37 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




iPad で電子書籍は確かに読みやすいのはなぜ?
5月28日(金)の日本での iPad 発売を迎えて、にわかに電子書籍・電子雑誌が盛り上がってきた。とはいえ、読める雑誌はほんの一握り。まだ50誌にも満たない。しかし、その中に自分が読みたい雑誌が入っているので、何冊か買って楽しんでみた。

買ってみたのは、下記の通りだ。

●マガストア
・Newsweek誌 2冊 \350円 × 2
・AERA    2冊 \350円 × 2

●AppStore
・電子書籍の衝撃 (iPhone版) \1,000円
・いつもそばにいる(HD) (ソラルル) 無料
・じゃらん 沖縄版 \115円
・VOGUE 2010 May 無料
・OZmagazine 2010 6月号 無料
・数学ガールLite 無料
・GQ May 2010 無料

いずれも紙と比較すると一長一短ある。しかし、iPad は決して紙に劣ってはいない。
何が違っているのだろうか。
結論から言うと、自分の目とデバイスの距離感がキーになっているようだ。

iPad で読める電子書籍はたいてい iPhone や iPod touch でも読める。もちろん、Windows Phone の 4インチ画面ではもっと大きく楽しむことができる。しかし、慣れがないためか、一画面上に表示される情報が少なすぎる印象だ。紙のレイアウトは、もっと一目見たときのインパクトを持っていたり、レイアウトが意味を持っているのだが、そうした編集の付加価値が失われているように思う。ページをガンガン繰りながら読み進めていくが、なんだか本を読むという行為よりは、一種の作業だったり、苦行だったりする印象を受ける。
Webページであれば、その短いパラグラフをスマートフォンで読むという行為に慣れてしまっているため、小さな画面でも楽しめるのだが、雑誌や書籍はそうはいかないらしい。

電子書籍はパソコン上でも読める。パソコン上では、24インチディスプレイとかに表示して、高精細なので、紙の見栄えと比べてもまったく遜色がない。ところが、こちらも自分とデバイスの間の距離感が合わない。パソコン上で電子書籍を読むというのは、まるで講演会でプロジェクタで表示したスライドを読んでいるようだ。読むというより、眺めているような気分になってしまう。こちらは、十分書籍のレイアウトや、情報を受け取ることはできるのだが、頭にさっぱり入っていかないのだ。

結局、iPad の距離感は、書籍に近く、読みやすいと本能的に感じてしまうようだ。

ここまで書いてちょっと思い出したことがある。
以前、マイクロソフトからタブレットPC が発売されたときにも、hp の T1000 というタブレットPCを購入して使っていた。このころハマったタブレットPCの使い方の一つが、Exciteポータルサービスで提供された電子書籍だった。「美味しんぼ」を 1巻無料で読んだら止まらなくなって、それから1カ月ほどかけて、毎晩 1-2冊ずつ読み進めて、気がつくと 45巻くらいまで読んでしまったのであった。

この時の「hp T1000」も、10インチ液晶を搭載したタブレット。
iPad と同じサイズなのであった。
つまるところ、iPad で電子書籍が読みやすいのは、その大きさが 10インチとぴったりサイズなのであろう。もっと軽いものがいいから、5インチで高解像度なものとか、7インチで WVGAを搭載したもの、などがいろいろ検討されているが、10インチというスイートスポットは、デバイスを作る上では外しちゃダメなんじゃないかと思う。もちろん、もっと小さなサイズの Kindle 2だって、読みやすいとは感じるが、英語ならともかく、日本語を表示するには、今にして思うと、不満が残る気がする。

蛇足ながら、日本の出版社は、電子書籍のコミック誌にそんなに本気で取り組んでいないように見えている。ケータイ向けの電子書籍も、頑張っているのは、NTTソルマーレなどの電子書籍プラットフォームを作っている企業だ。だが、このサイズのデバイスが、コミック誌と相性がいいのは間違いないのだから、ぜひ、積極的に電子書籍に乗り出してほしいなあと思うのであった。
[ iPad ] / 2010-06-04 01:00:25 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




iPad でリモートデスクトップ「Remote Desktop Lite (RDP Lite)」
iPad の App Store を見ていたら、リモートデスクトップっぽいソフトを発見した。『リモートデスクトップっぽい』というのは、Wndows XP や Windows Vista のリモートデスクトップクライアントにすることができるということだ。従来 Windowsベースのノートパソコンで、自室のデスクトップPC を呼び出して使っていたが、このクライアントを使えば、iPad で、リモートデスクトップができそうだ。しかも、Windows Phone や、iPhone のリモートデスクトップに比べて、画面が大きくて見やすい気がする。

ということで、早速インストールしてみた。

ざっとこんな感じで、まさに 10インチタブレットによる Windows Vista 操作ができた。
必ずしも快適とは言えないのだが、読む分には十分利用することができる。

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一方で、この 10インチって、どのくらい大きいんだっけ? というのを HYBRID W-ZERO3 とともに並べてみた。写真を見れば一目瞭然だと思われるが、実際のところ、かなり HYBRID W-ZERO3 が小さく見える。それだけ iPad の画面は大きいのだ。
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先日もちょっと Twitter でつぶやいたのだが、これだけ画面が大きいため、iPad は、約 680g ほどの質量があります。これはなんと、1台が 150g ~ 170g 程度の Windows Phone でいうと、約4台分。NTT docomo T-01ANTT docomo T-01Bau IS02HYBRID W-ZERO3 で、合計 約 650g とかいう感じ。
そう考えると、スマートフォン 4台分の価値と、iPad 1台の価値はどっちが高い?
と聞かれているような気分だなあ。
[ iPad ] / 2010-06-02 03:21:31 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




iPad ビューン (Viewn) を入れてみた…が。
本日、ソフトバンクから発表された「ビューン(viewn)」という電子雑誌サービスを、早速使ってみた。

が、現時点で、1:01am。

「ビューン」というロゴは表示されて、トップページも表示されるものの、肝心の電子雑誌は 1ページも表示されないまま、アプリが落ちます。(-。-)y-゜゜゜
人気で混んでいるのか、不具合が残っているのか…。
ソフトバンクだとどちらもあり得るのがまた。
[ iPad ] / 2010-06-01 00:59:30 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




日経エレクトロニクス Premium は「日経エレクトロニクス iPad」であるべきだ
■ 電子書籍リーダーとしての「iPad」

先日から iPad の使い勝手の紹介などをしている。特に電子書籍、電子雑誌リーダー、ネットサーフィン、Twitterクライアント、などとしての iPad の使い勝手が気に入っている。外出先で、メールを書いたり、Twitterで発信したりするには、キーボード内蔵の Windows Phone 端末の方が便利だなあと痛感するのだが、自宅の中では、iPad を持ち運ぶことが多くなってきた。その使い勝手の紹介をしているのが、下記のエントリだ。

● スタッフブログ中の iPad + 電子書籍記事
マガストア+iPad Wi-Fi は電子書籍として失格 (iPad で電子化した書籍は読めるか? 4)
iPad で電子化した書籍は読めるか? 3
iPad で電子化した書籍は読めるか? 2
iPad で電子化した書籍は読めるか?

昨日 5月28日(金)に日本でも iPad が発売されてからは、App Store や、マガストアなどでも、さらに日本語の電子書籍、電子雑誌の取り扱いが若干だが増えた。中には、自分もよく買うことがある AERA誌や、Newsweek誌、旅行に行くときには買っちゃう「じゃらん」などもある。いずれも駅スタンドなどで購入するより安価で、かつバックナンバーも気軽に変えて、紙より一回り小さいけど、読みやすい点が気に入っている。

■ 日本エンジニアのバイブル「日経エレクトロニクス」

自分が学生時代から早20年以上愛読している雑誌の一つに「日経エレクトロニクス」がある。と、事実を書いて、我ながら驚くのだがいつの間にやらそんなに長い間読んでいるのか…。そう言う意味だと、技術のことはほとんど日経エレクトロニクス誌から学んだと言ってもいいのかもしれない。

この日経エレクトロニクス誌は、過去にも先進的な取り組みを行っている。例えば、1998年頃から行っている(1~2年前かも) 、バックナンバーのDVD販売。はじめのうちは、CD-ROM で販売されており、2000年かもう少し後からは、DVD版になり、さらに情報密度が高くなった。似たような取り組みは、アスキーが「スーパーアスキー」廃刊時に行ったくらいで、例がない。広告部分はグレーの枠組みで抜いてあったり、権利的に調整できていない記事や図版は省くなど、登場した頃から、今の電子雑誌公開のスタイルと同じ形態をとっており、逆に言えば、日経エレクトロニクスのバックナンバー編集の形がそのまま今の電子雑誌編集のデファクトスタンダードになったとも言えるのではないか、と尊敬している。

その後も、日経goo などのサイト上で、バックナンバーの単品記事を検索・購入できるサービスを始めたり、定期購読読者向けに、月間 20ページまでの記事ダウンロードを行ったりと、今なお様々なサービスを提供してくれている。

そんな日経エレクトロニクスが、最も最近始めたのが、これ。
日経エレクトロニクス Premium
サービス内容としては、同社の Webサイトには下記のように掲載されている。
1.日経エレクトロニクス年間購読(隔週月曜日発行、年26冊)
2.記事検索&PDFダウンロードサービス
3.最新のDVD縮刷版を毎年3月にプレゼント!
4.セミナー受講料 50% OFF
5.展示会にVIP待遇でご招待
6.専門技術書籍を読者特価でご優待
7.最新ニュースをメールで毎日お届け
8.Premium 限定 キーワード集を毎年お届け
9.Premium 限定 全9分野の基盤技術を徹底詳説

これで、従来の紙の日経エレクトロニクスが、年額 19,000円の購読料なのに対し、その2倍の 38,000円。その分セミナー受講料や、縮刷版 DVD がおまけでつくからいいでしょー? ということで、特典を全部使い切ると 111,980円相当のところを 38,000円でいいのだというわけだが、まあ、紙版の2倍の値段なわけだ。どのくらいの利用者がいるのかわからないが、自分はとりあえず申し込んではいない。(その代わり20年を超える優良!読者だ。)

■ 日経エレクトロニクス + iPad で使いたい

しかし、技術の変化が早くなり、昔みたいに製品開発の現場で1年以上前の記事が役立つことは少なくなってきた。日経エレクトロニクス誌の編集自体は意外と時代に追いついていて、変化が激しい分野であれば年2回程度の特集を組んでくれているので、極端な話、家電製品や、それに準ずるコンシューマー製品を開発していれば、直近1年間の関連記事をまとめて読みたくなる場面は少なくない。ここで問題になるのが、DVD版じゃ情報が古すぎるし、PDFダウンロードじゃ、ページ数が足らないし、管理上バラバラになりすぎてうざい、ということだ。

一方で、過去1年分の雑誌を積んでおくほど広い部屋もないし、本棚すら数を減らしたいと考えている。おまけに、ネットの検索になれた身には紙で積んである雑誌をパラパラめくって探すという行動自体が面倒くさい。

そんなときに iPad が使いたい。これなら十分読める。
そのためには、毎月の日経エレクトロニクスが PDFでダウンロードできるのがありがたい。
というわけで、提案するのが「日経エレクトロニクス iPad」。
サービス内容は下記の通りだ。

● 日経エレクトロニクス iPad \35,820

・紙の雑誌の送付は停止。かさばるだけだから要らない。
・年間購読料は、3年購読料金からスタート (3年という優良ユーザーから先行開始)
・購読料は3年間の「らくらく購読コース」と同じ、35,820円 (税込み)
・貸与されるのは、ID/PW のみ。日経BPパスポートに紐つけるだけ。
・紙版の送付開始とともにダウンロード開始メールが送付される。
・あわせて、iPad 上のビューワー上で「New」アイコンが店頭。
・iPad 上のビューワーをタップすると最新号の PDF版か、独自形式 (そこにこだわりはない) のダウンロードを開始
・iPad Wi-Fi 版でも、電車の中で読めるように、ネットワーク認証はイチイチ行わない。(ダウンロード時には利用していただいて結構ですけど。)

これで、自分的には大満足なので、ぜひ試験サービスしてください。
もし、3年と言わず、5年契約や10年契約なら、提供してもいいよーってことでしたら、私はそれでも契約します。ハイ。
[ iPad ] / 2010-05-30 00:46:09 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




マガストア+iPad Wi-Fi は電子書籍として失格
何度か「iPad で電子化した書籍は読めるか?」というテーマでお送りしている 第4回は、日本初の電子書籍サービス「マガストア」と、iPad ユーザーの 85%強が選択している「Wi-Fiモデル」との『相性の悪さ』について紹介しておこう。

■ マガストアは…

「マガストア」は、電通が主体となってサービスを構築しているだけあって、きわめて限定的ながらも旬な雑誌が揃っているのが特長だ。個人的には、「iPad で電子化した書籍は読めるか? 3」で紹介したように、Newsweek 誌があったり、週刊ダイヤモンド、Mac Fan など、うっかりすると駅の売店などで購入している雑誌が含まれているので、好感度が高い。

実際に、Newsweek誌も購入してみたが、「iPad で電子化した書籍は読めるか? 3」のとおり、紙の雑誌よりも一回り小さいこと、iPad の重さが雑誌 2-3冊分あること、すべてのページが網羅されてはいないことを考えると、すべての人にとって代替になり得るとは言い難いが、例えば自分の場合は、読み終わった後の保管の手間などを考えると十分に選ぶ価値があると言う風に紹介した。

■ ここがダメだよ「マガストア」+「iPad Wi-Fi版」

それだけ評価していながら、どこが問題なのか。
それは、この「マガストア」は、常にオンラインで認証できる状態にないと、購入した電子書籍を読むことができないのであった。

これによって、どういう不便さがあるのか。
それは、こういうことだ。
iPad Wi-Fi版を買って持ち運んでいるとしよう。
そして、自宅や会社などの Wi-Fiスポットで、雑誌を1冊購入した。
その場で読む分には何の問題もない。

しかし、一旦 iPad を鞄に入れて、地下鉄の中で取り出した。と、地下鉄の中では、Wi-Fi はつながらない。その環境で、マガストア・アプリを起動すると「ログイン」ボタンが表示されるのだが、過去にログインしたユーザーは覚えていない。しかも「My書庫」を覗いてみると、購入してダウンロード済みのはずの雑誌が一冊も並んでいないということになるのであった。別に都度ダウンロードしながら雑誌を表示しているわけではないようなので、単純に認証だけの問題なのだが、この作りのせいで、iPad Wi-Fi 版で、マガストアは自分的には使い物にならないという印象だ。それでも自宅の中で雑誌を読みたいときに、マガストア・アプリで購入しちゃったりするのだと思うのだが、せっかくの iPad の機動性 (というほどないのだが)は活かせていない。くぅ。残念。

ぜひ、電通さんには、このあたりの仕組みを、iPad Wi-Fi 版の利用され方にあわせて、サービスの根幹から練り直して欲しい気がする。この点が、いつでも細い 3G回線でつながっている iPhone と ほとんどの人が Wi-Fi版を購入した iPad の違いだと思うのであった。

■ 関連記事
iPad で電子化した書籍は読めるか? 3
iPad で電子化した書籍は読めるか? 2
iPad で電子化した書籍は読めるか?
[ iPad ] / 2010-05-25 11:43:09 コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




iPad で電子化した書籍は読めるか? 3
先日、「雑誌と iPad 内の電子雑誌を比較」という投稿で、雑誌をデジカメで撮影して、JPEG画像にして iPad で見たところを紹介した。ちょうど紹介した「Newsweek」誌のように、雑誌によっては、誌面がてかって、デジカメでは撮影しづらいものも少なくない。

と思っていたら、パソコンや iPhone 向けに雑誌配信を行っている「マガストア」で、Newsweek 誌の配信が開始されていた。全ページがカバーされていない代わりに、安価な 350円。これなら、内容を考えたら、個人的には iPad 版で十分だ。後は、Newsweek誌は、iPadよりも軽いので、1冊持ち運ぶだけだとしたら雑誌の方が軽い。ちなみに、Newsweek誌が手元にはなかったので、いくつか手元の雑誌の重さを量ってみるとこんな感じだ。

・週刊アスキー 約350g
・週刊ダイヤモンド 約200g

2冊合わせても、iPad の約700g には達しない。

読みやすさについては、部屋の中や電車の中なら十分な感じ。
こんな感じで見える。

p1170524

雑誌よりも一回り小さいので、文字は読みにくいかもしれない。
たまたま、自分は視力が左右ともに 1.5以上あるので、このくらいのサイズであれば十分見えるかなという感じ。ちなみに誌面の品質は十分。読みにくいところは、簡単に拡大して読むことも可能だ。
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ということで、もはや後で保管や、処分に困る雑誌を買うよりはこっちの方がいいかなあ。
電子書籍も需要がないと、中々新規参入も出てこないだろうから、しばらく買い続けてみようかなあと思ったりした。

ちなみに、マガストアだが、ソフトバンクのケータイ向けにも配信しているらしい。
クライアントソフトを作っているのも、WILLCOM UI とか作っているヤッパみたいだし、Windows phone 用のアプリも作ってくれるといいのになーと思いました。ぜひ、みんなで、ヤッパに依頼してみましょう。

■ 関連記事
iPad で電子化した書籍は読めるか? 2
iPad で電子化した書籍は読めるか?
[ iPad ] / 2010-05-24 23:14:56 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いつの間にか、iPad App Store 日本語版がオープン
長らくオープンしてなかった iPad の「App Store」がいつの間にかオープンしているようです。こんな感じらしい。来週になれば、ソフトバンクから発売されて、日本でも使えるようになりますね~。自分も使ってみたいので待ち遠しいです。
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海外版を買った人も、電波法違反せずに使えるようになるといいですねー。
[ iPad ] / 2010-05-23 14:42:21 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ソフトバンク版 iPad 3G+Wi-Fi モデルは SIMロックではない? むしろ「アンチ docomoロック」?
当初の発表では「Apple iPad はすべて SIMフリー」
実際に 5月1日に米国で発売されたモデルは「SIMフリー」。

ところが。

10日(月) の予約時になってみると、ソフトバンクとの契約が必須との話がでてきた。
 同日、アップル日本法人と、ソフトバンクから、『日本の iPad は SIMロック』という公式発表がなされて、ユーザーの不満は大きくなったが、SIMロック/フリー論争については一見落着したように見えた。

そして、13日になって、またもや新しい情報が登場した。こちらは、下記の関連リンク記事の中にある

“Jobs氏から「Actually, the version of iPad sold in Japan does accept international SIMs. 」(実は、日本で販売されるiPadでは海外SIMが利用できる)という文面のメールを受け取った。”

というもの。ここから類推される内容は2つ。

推定1: 実は ソフトバンク iPad も SIMフリー。販売手法として、独占しているだけ。また、公式見解としては SIMロックを交渉中で、将来的に対応する可能性もあるため、そういう販売条件で売っている。

推定2: SIMロックの方法は決まった方法があるわけではないので、ソフトバンクに SIMロックされているわけじゃなくて、NTT docomo SIM のみ禁止しているという変則的な実装をとっている可能性もある。
この場合、FOMA SIM を使っている b-mobile や、WILLCOM CORE 3G についても、自動的に NTT docomo と認識されて、使えなくなるはずだ。

発売日になれば事実が判明するわけだが、こうした次々あいまいな情報が出てくる自体について、Twitter 上の孫社長がどのような動きを見せるのか、発売日までの間も注目したい。

(関連リンク)
【レポート】Apple ジョブズ氏、日本ユーザーの「iPad 3G」SIMロック解除希望メールに返信 | パソコン | マイコミジャーナル
[ iPad ] / 2010-05-14 01:34:18 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




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