先のエントリに書いたとおり、ソフトバンク2007年夏COLLECTION発表会に行ってきた。
すでに発表会の様子は、 こちらを参照してほしい。
また、ソフトバンクからこのたび正式に「Windowsケータイ」という名称で発表された「X01T」と「X02HT」については、専門のまとめサイトを用意したので、ぜひそちらにアクセスしてみてほしい。
・ http://x01t.windows-keitai.com/
・ http://x02ht.windows-keitai.com/
ところで、いつものことであるが、今回も感心したのは孫社長のパフォーマンス。
今回、参加していたメディアの数が非常に多かったため、質問もロジスティクス的なところから、技術プラットフォームの内容まで多岐に渡ったが、どの質問も部下に頼ることなく、簡潔ながら明瞭な回答を行っていた。
基本的に多くを回答するわけではないし、専門的な言葉を駆使した説明をするわけでもない。おそらくは、孫社長自身のポリシーや基本的な考え方に沿って、各種の施策が実施されており、その指示のポイントをメディアにも繰り返し語っているのだろうと推測される。何度も語っている内容だから、語り口もなめらかだし、言葉は少なくても非常に選ばれた平易な用語が使われていると感じる。
かつて、日経ビジネスに連載された「ソフトバンク 孫正義の光と影」という企業史は、昨年のライブドアのようにきわめてグレーゾーンを歩いてきた企業という印象だった。しかし、発表会を聞いていると、その孫社長の考え方やビジョンは着実に「ソフトバンク・モバイル」という企業を活かし、前に進む原動力として機能していると感じさせられてしまう。
その点が非常に印象的だった。
今回、WindowsCE FANでは、取材に初めてハイビジョンカメラを入れてみました。
後ほど、こうした孫社長の質疑応答シーンなども基本的にバッテリ交換以外はノーカットで公開しますので、興味のある方はどぞアクセスしてみてください。
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