2009年2月26日、いよいよ「Halo Wars 日本語版」が登場した。
「Halo Wars」は、Xbox 360 の大ヒット作「Halo」をモチーフにしたRTS (リアルタイム・ストラテジー)タイプのゲームだ。RTS というとなじみがなくても、PC向けのゲームで「Age of Empire」という作品はご存じかもしれない。1997年頃に登場して、今なお新作が出るたびに、大ヒットを記録している作品だ。
この「Halo Wars」は、その「Age of Empire」を開発した「ENSEMBLE STUDIOS」が、「Halo」をモチーフにして開発を進め、マイクロソフトが販売している、RTS版の「HALO」なのであった。
「Age of Empire」シリーズをご存じの人なら、これを Xbox 360 のコントローラでプレイすると言うことにピンとこないかもしれない。「Age of Empire」シリーズを支えているのは、マウスを使ったポインティングと、ドラッグによる範囲指定という技だからだ。RTSに詳しい人ほど、そのマウス操作なくして、RTSは成立しない気がするのではないだろうか。
ところが、実際に遊んでみると、Xbox 360 版の「Halo Wars」はとても遊びやすい。
その辺をいくつかスクリーンショットを添えて、紹介しよう。
チュートリアルの一番最初の画面。
操作の基本となるのは、左アナログスティックでのポインタ操作。
このポインタを動かして、操作したいターゲットを選択する。
ここでは、ワートホグを選択する。選択は普通に Aボタンを押せばいい。
選択すると、ヒットポイントが表示されて、操作可能に。これでゴールを設定すれば、そのままそこに向かう。
仲間に合流すると、自分の操作できるユニットが増える。
コントローラーのRBキーを押すと、画面上の全ユニットを操作することができる。
攻撃対象を発見したら、左のアナログスティックでカーソルを動かしてターゲットに合わせて、Xキーを押す。すると、操作中のユニットが一斉攻撃をかけてくれる。
敵と遭遇すると、基本は自動攻撃だ。
アップにしてみると、小さいんだけどちゃんと敵のコヴナントや兵士を見ることができるぞ。
ミッションが終わると、成績が評価される。
こちらはチュートリアル編の終了時。
こっちはキャンペーン「01 アルファ基地」編だ。
RTSならではの生産もコントローラーで素早く操作できる。
建築場所にカーソルを合わせて、Aキーを押すと、サークルメニューが開く。
ここで、左のアナログスティックをぐりっと回して、選びたいものを決定し、再度 Aキーを押すのだ。
物資の補給拠点なども次々に作っていこう。開発には当然だが一定の資源が必要になるところも、RTS と同じ。
操作性などが気になる人は、まずは無料でダウンロード提供されている「Halo Wars 日本語版」の体験版をダウンロードしてみるとよい。ここで紹介したような操作を一通り体験できるほか、今回はカットしたムービーなどもほぼフルで楽しむことができる。体験版ですら、2.6GB と DVD 1枚分に近く遊べるのはすごいね。