クラッチレバーを目いっぱい握ると、カタンッ、と大きな音がしてレバーがペタン
とグリップに張り付くような症状が出た。
原因は分からなかった。
ニュートラルランプが点かないトラブルの質問があったのを思い出したので、この
機会に写真入りで説明します。
写真はランプケーブルとの接点です。写真上のU字型の銅版がそれです。
細いマイナスドライバーの先端がその接触部です。ここに泥が詰まったり、弾力が
弱くなったりすると、点かなくなります。
きれいに洗浄してもつかない場合は、写真のようにドライバーを軽く差し込んでみ
ましょう。
それで点くようなら、銅版の弾力不足です。
付け根を下に押し下げると、先端が上を向き、接触力が強くなります。
ですが、これが結構難しいんです。何とか頑張ってください。
8月9日の記事、「フロントフォークのオイルを、正確に15㏄
抜く方法」のつづきです。
やっとテストをすることができた。150kほど走ってきた。
15㏄抜いた結果、オイル交換時に5㏄多めに入れたので、交換
前より10㏄少なくなったことになる。但し粘度の高い添加オイ
ルを5%添加したので、果たしてどうなるのか、とテストをした
わけだ。
「結果は交換前に戻った」である。残念ながら交換前と同じにな
った。
メタルチュウニングの効果は感じられない。
でこぼこ道はやはりガタガタする。すこし走りこんでから再テスト
をすることにする。
ミッションと同じで2度目から利くのかな?。CBの時は即利いた
んだけどな?。
170㎝(最近測ったら168になっていた)には、ことごとく大柄に
作られている。
アメリカ人のためのバイクに違いない。
これまでに体に合わせたものは以下のとおりだ。
ハンドル スピードメーターよりも低くした。
とても高すぎる。万歳しているようだ。スタンディング
ホームがとれない。
シート アンコ抜きをして、4㎝低くした。更に圧縮を緩めて柔ら
かくし、さらに15㎝ぐらいかな、ちょん切った。
その効果はというと、ラフでハンドルを真上から押し付けることがで
きる。
少し前かがみになったので、体重がハンドルの方へ少し分散されたの
と、シートが柔らかくなったのとで、お尻が痛くならない。
150㎞ごとにガソリンを給油すれば1日中問題ない。ゲル座布団が無駄
になった。
長くなってしまった。写真のクラッチレバーだが、1㎝グリップに近づ
けた。
CBの場合は、人差し指と親指でグリップを握っていたが、ハスラーの
レバーは変にひん曲がっているので、人差し指を挟んでしまう。
そこでスタート時は4本指で握り、2速以上は人差し指と中指で操作する
ことにした。
人差し指を挟む心配がなくなったので、手に合わせて1㎝手前に引き寄
せたと言う訳だ。
写真はプラスチックの箱のL字型の部分をカットして、両面テープで固定
しただけだだ。強度は十分だ。
ブレーキレバーも同じだが、もともとグニャグニャした感触なので、好
みの割れるところだろう。
先日、10㏄抜くことに決めたが、15㏄抜くことにした。
ふわふわになるかどうか、試したくなった。
ところで、正確に15㏄抜くにはどうしたらいいんだろうか。
安易に考えていた。いざ道具をそろえてみると、結構面倒だ。
ドレンボルトから抜けるのだろうか。フォークトップのボルトを
緩めないでも、オイルは出てくるのかな。
はたして15㏄で、ぴたりと止められるのだろうか。
20㏄のビーカーで受け止められるのだろうか。
この案はボツだ。やはり面倒でも、トップから抜くことにした。
(ホースに針金が巻きつけてあるのに注目。これ無しで
フォーク内に落ちてしまったら、えらいことになる。)
道具は注射器を使うことにした。
ところが、かなり長いビニールホースが必要だ。
ホース内の容積は、なんてやってはいられない。
すかさず、いい案がひらめいた。私の脳はまだまだ伸びるぜ
きっと?。
写真のように、あらかじめ10㏄の目盛りまで、缶から新オイル
を吸い取っとおいて、すかさずフォークに差し込み、25㏄の線
まで吸い取れば、正確に15㏄抜き取ったことになる。
ね、たちどころに解決ですよ。
ま、実際はオイル缶からホースを抜き取って、フォークトップ
に急いで差し込む間に、ホースの先っちょから1㎝ほどこぼれて
しまう。
これは解決できなかった。でもフォークからホースを抜き取る
際も、同じだけこぼれるので、ヨシとした。
正確にはホースの外側にくっついたオイルの量が、缶からとフ
ォークからの差があるが、無視する。
フォークへの注入量は、メタルチューニング14.5ccヤマハフォークオイル
275.5cc、合計290cc。
フラット砂利道を40㎞/hで走ってみた。
かなり硬めだ。交換前より硬いという意味だが。CBで走っているみたいだ。
やはりメタルチューニングが硬いのだろうか。
もう一つ理由があるのに今気が付いた。すみません。
タイヤの空気圧を忘れていた。F1.9 でR2.0だ。規定量はF1.5-R1.75だから
かなり多い。もう一度やり直しだ。
でもオイルは多めだと思う。とりあえず10㏄抜いて、エアを規定量にして、
やり直します。
私のビートは、小屋に下屋を建て増しして、保管されている。
だから、ねこは自由に出はいりをしている。
ビートの幌の上を、ねこは大変好きなようだ。
定期的に見回りに来る。特に雨が止んだ夜によく来るようだ。
足跡から推測すると、幌の上で一回転してから、帰って行くようだ。
困るのは、スクリーンでスリップしてひっかくのと、泥のついた足
跡を洗い流すと、撥水効果が消えてしまうことだ。
最初は、捕まえて懲らしめてから逃がしてやる方法を選んだ。
県の保健担当だった友人から、私物の「県推奨型ねこ捕獲機」を借
りて試してみた。
ねこは、かなり頭がいいことが分かった。
同時に近づかなくなったこともわかった。
そこで写真のトラップを考案したと言う訳だ。
と、ここまでは先日に投降したとおりだ。
あれから、もう3か月は立っていると思う?。
なんとこれまで、一度も猫のパトロールの被害に遭っていない。
縄張りがあるらしく、懲らしめるとしばらく空白があり、今度は
別の担当がパトロールしてくるようだった。
と言うことは写真のトラップ(かかしが正しい)は、かなり効果があ
ることになる。
この絶大な効果がなにかを推測してみた。
猫はこの手袋を、かなり高度なトラップと信じ切っているようだ。
絶対にそうだ。そのうえで、「そんな浅知恵に引っかかるほど馬鹿
じゃねーよ。」と勝ち誇っているのだろう。
私の勝ちだ。
こんなに華奢なもので15㎏ものバッグが積めるんかな?。
そう思っていただくと、作者は喜んでしまうのだ。「そうでしょ、
誰だってそう思いますよね」。
蕎麦なんか食べているときに言われたら、確実におごってしまう。
35Lのソフトクーラーだ。上州屋で6000円ぐらいだったと思う。
だから当然のこと完全防水だ。加工前だったら水を35L汲める。
キャリヤの高さはシートより1㎝hど高い。ここに秘密がある。
バッグが重い時は、シートとバッグの間にアンコを詰めるのだ。
アンコを詰めた瞬間から、今度は逆にバッグがキャリヤを上に持上
げることになるのだ。
キャリヤは前後左右の安定の役目だけになり、シートがバッグを持
上げる役目になる。分かりましたか。
このキャリヤを作るのに一番苦労したのは、ボルト穴の位置を決め
ることだった。
今度は洋裁の型紙の技術を使うことにした。厚めのボール紙で、仮
縫いの要領で「穴」の位置を決めていく計画だ。
いつになるやら、こうご期待。
CBでは当分の間、長旅をする予定がないので、この手作りのキャリヤを
取り外すことにした。
初めて見る人は、変な格好をしている、と思うに違いない。
だがこのデザインには意味があるのだ。CBのシートは後部を支点にして
前方が上に開く構造なので、シートの上部を塞げないのだ。
いま全く別のデザインを考案中だ。今度は鉄板で作ってみようと思って
いる。
キャリヤを取り付ける時も大変だったが、怪力マンと二人だった。
キャリヤをこじりながらだったが、何とかなった。
今日は一人なので、なんとしてもボルトがはまらない。片手はフェンダ
ーを支えるのにとられてしまって、ボルトは片手で扱わなければならな
いからだ。加えて、フラッシャーがゴロゴロして、電線を噛んでしまう。
右が解決したと思ったら、今度は左が。を、2~3回繰り返した。
やっと、ここで私の脳が働き出した。
ガムテープだよ。ガムテープに一人分の仕事をしてもらえばいいんだよ。
と、写真のようになったわけです。
まずはフラッシャーをおとなしくします。次にリヤフェンダーを押さえて
もらいます。
たちどころに解決です。
所さんの世田谷ベースをテレビで見ていてひらめいた。
その回は、古着の革ジャンを買ってきて、好みに改造する内容だった。
かねがね、2輪洋品店のウエアーが、自分にはことごとく合わない。コンセプト
が180度違っている。私はポケットの能力を重要視している。
左右のポケットの深さも重要。おしり側のポケットの「ふた」の有無、ふたには
ボタンやチャックが必須だ。なるべく小物や貴重品はポケットに入れておきたい
のだ。
ヨシッ、私もやってみよう。と言うことになったわけだ。
さっそくワークマンで上の写真のアイテムを買てきた。
ニーパッドが580円、ズボンが1900円だった。
このズボンに決めた理由は、ひざが立体裁断になっていて、なんと又が180度
開脚可能と言うことだった。180度は私には全く無駄な機能なのだが、インパク
トの凄さで、言いなりになってしまったのだ。
100円ショップで買った「電熱プラスチック糊付け機?」。なんて言ったらいい
のかな。
実はこの機械の存在も、これを始めようと思ったきっかけの一つだった。
とにかく写真の機械が100円で、プラスチック糊棒?が20本ぐらい入って100円
だった。引き金でプラスチック棒を押し込むようになっている。
先端の方で電熱で熱せられて、どろどろになってノズルから押し出される。
「どろどろ」は4秒で固まってしまうので、急いで張り付けなくてはならない。
位置決めが肝心だ。パッドを直接ひざに取り付けて、慎重に決めた。
こんな感じで5か所スポット貼り付けをした。こつは、のりを細長く広げるのでは
なくて、大豆サイズに絞り出して上から押し付ける。これがいいようだ。
出来上がりはこんな感じだ。歩いてる分には、ほとんど分からないはずだ。
但し、必ずステテコの類を履くべし。ひざっ小僧が少しだがすり減るようだ。
追記 これは失敗でした。ひざの中心部分に、切れ目を入れた方が
良いと思います。
歩く分には支障はないのですが、膝を曲げた姿勢を長く続けるのは
無理があります。失礼しました。
パッドは十字分割が良いと思うんですが、膝の中心部が開いてしま
わないような、カットのデザインを工夫した方がいいですね。
オイルはヤマハのフォークオイルを使った。近所のショップでスズキと変わりが
なく値段もおなじだから、と言うことだったからだ。1800円だった。
前回は285㏄だったが、ノーズダイブが大きいかなと思われたので、290㏄に決
めた。
なんだ、たったの5㏄かよ、と思われると思うでしょうが、わけがあるのだ。
CBのフォークオイルに添加したメタルチューニングが、いい感じだったので、
ハスラーにも入れることにしたのだ。予定量の5%というので14.5cc+275.5c
の配合になった。
理由はメタルチューニングの粘度が、少し硬いということだからだ。
ところで、このメーカーの担当は純理系だね。なかなか「予定量の」なんて言え
ないもの。しつこい理系人に、「5%ってさ、✘+0.05✘=290?」でいいの、
なんて言わせたくなかったんだろうね。
ここで失敗をした。ジャッキアップをしないでサイドスタンドのままで作業を
してしまったのだ。
それは一瞬の出来事だった。2本目のボルトが外れた瞬間だ。突然フルボトム
してしまった。スプリングがボヨヨーンと飛び出してきた。スペーサーが飛び
出した来た。お恥ずかしい。
助かったのは、フルボトム状態では、オイルは出てこない構造になっているら
しい。走行3000㎞だからと思うが、オイルは全然汚れてはいなかった。
不思議なのは、前回もそうだったのだが、最後の10滴だけどろどろで真黒な
オイルが出てくることだ。走行中でもこの分は混ざらないようだ。
どういう構造なんだろうか。
前回はフォークトップのでかいボルトを緩めるのに、1週間以上費やした。
写真の上の大きなタイヤレンチ?にたどり着くのに1週間費やしてしまったのだ。
30年間閉まったままだったボルトは、これが無いとどうにも緩まなかった。
エアーインパクトレンチでもだめだった。もっとも、怖くてトルクをかけられな
かったのだが。
で、インプレッションはと言うと、全く変わりがない、だ。
添加材がなじむまで、少し時間がかかるので、もう少したったらラフを走ってみ
ることにする。