アストロプロダクトで9999円税別で買ってきた。DC24V だ。
コンプレッサーは準備が面倒だなー、と思っていたのだ。
AC100Vも、ほぼ同じ価格で売られていた。トルクはACが540NでDCが320N
だ。当然ACを選ぼうとした。店員さんから、ちょっと待って、があった。
「当然、延長コードを使いますよね。」「一般家庭用だと思いますが?」
「瞬間に9A以上流れるはずだけど、細くて長い電線だときついと思いますよ。」
「熱でぶよぶよになりますよ。と言って毎回、全部引っ張り出すのは面倒でしょ。」
と言うことだった。なるほど、過去に1000Wの電熱器を長時間使用して、コード
リールをぶよぶよにしてしまった経験がある。もうちょっとで解けるところだっ
た。たまに外でも使いたいしね。
と言う訳でDCに決めた。規定のトルクで絞められた乗用車のナットなら、
100本は緩められると言うことだから。
上の写真のどちらも、痛くなるシートから、痛くならないシートに変
わったものです。
共通点は、保管が良く程度良好で、スポンジがそのまま使用できたことです。
シートの革がパリパリで、手で押してもほとんどヘこまない。
スポンジが硬化して、使えなくなってしまったのかと思っていた。
ところが、両方ともスポンジは正常で、伸びのいい革に張り替えたら、
ふかふかに変身したのです。
つまり、痛くなる原因は古くて硬化してしまった、皮にあったのです。
原因の一つは、革のストレッチ性にあるのではないでしょうか。
(言い切ってしまってもいいんだけれど、推測学なのでこう言います)
原因二つ目は、衣類のストレッチです。
ズボン、ステテコ、パンツ。すみません、ステテコは無くてもいいです。
が、強く推奨します。汗でズボンが張り付くのを防げます。同時に洗濯の
サイクルを伸ばせます。
以上を全てストレッチ繊維の物にします。
ですから、クラシックのジーンズと、ちじみのステテコは最悪です。
以上から、痛くなる原因は「ツッパリ」にあると推測できます。
古くて硬化した革によるツッパリと、ストレッチのない衣類のツッパリに
よって、お尻の革がツッパリます。上下する度にツッパリます。
血行がが悪くなり、痛みを生じるという結論になると推測されます。
もう一つあります。
ライディングポジションです。お尻に全体重がかからないように、ほんの
少しだけ前傾姿勢にします。ほんの少しハンドルに体重がかかった分、お
尻は軽くなります。これがバカにならないのです。
今より5㎝ぐらい後ろに座ってみてください。上下に揺れたとき、ズシン、
ズシンと来なくなるんです。
この辺を分析して開発されたのが、「ゲルザブ」ではないだろうか、と推
測します。(うまくまとまりました)
たいそうに言い切ったが、以上がみんなハズレだったらどうするの。と心
配になりますよね。大丈夫なんです。ここで踏ん張るのが推測学なんです。
これの1,000㎞テスト結果を報告します。
24時間ほぼ握りっぱなしです。座りっぱなしです。(栃木弁でしょうか?)
グリップの方はグニャグニャで、最初は違和感がありますが、すぐ慣れて
その効果にニンマリするはずです。
左ステップ
右ステップ
1日でこうなりましたが、1000㎞ですからね、ほぼ全開ですから。
60㎞を維持して走ると、フロントサスの限界らしく、「ひざのクッション」
を多用しますので、こうなるんだと思います。路面が荒れだすたびに、お尻
を浮かしますからね。それがいとも簡単に出来るのだから、このライディン
グポジションを決めた方は素晴らしいですね。宗一郎さんかもね。
翌日、ふくらはぎが痛いのに気づきました。
ちなみに靴は、ナイキのゴアテックスショートブーツです。くるぶしがやっ
と隠れる深さで、靴底はほぼフラットで、滑り止め材質が市松模様のように
配列されています。スニーカーのレベルです。
普段使いならば問題ないはずです。もうワンセット余っているんですからね。
結果は大成功です。以前は走行後にちょっと触れただけで、ビリビリ来まし
たから。お座りでシビレた足裏をバンバン引っぱたかれた様でしたから。
手の方は、何事もなく財布から小銭を出したり、拍手したりできます。
足の方は、すっかり忘れてしまいました。振動はゼロだと思います。
お勧めできます。が、ステップの方は、補強が必要ですね。
あのね、左ステップを良く見てよ。ステップの方は、いらなかったんじゃない
の?。 …確かに。
知人に教えてもらって、さっそくやってみた。
ハンドルの方が内径24㎜、ステップが30㎜で1本398円だったと思う。
ジョイフルホンダで売っていた。
こんな感じです。雨が降ったらどうなるんでしょうか。楽しみです。
知人が良いですよーっ、て言うんで試していません。ぶっつけ本番です。
厚みは5㎜ぐらいです。スロットル操作感は結構いいです。軽くなります。
手のしびれがなくなるといいんですが。
はめ込みのコツは、パンク修理とおんなじで、石鹸液を使うと楽です。
回りくどくてすみません。試してみる時間がありません。
と言うか、やっと南海部品さんから中古品を借りられました。
シールチェーンは幅が広いため、旧車には付けてみないと分か
らないんだそうです。
でも新品で試すわけにはいきません。
だったら、お客さんが新品と交換して置いていった物を、いろ
んなサイズ、捨てないで置いとけばいいのに。
と提案して、やっと借りられたと言う訳です。
左がDID50で、右が530のシールチェーンです。同じサイズです。
見ただけで、やめようかな?、と思っちゃいますよね。続けます。
横から見た所です。ピンの太さを比べたかったから写しました。
各データです。
シール ノンシール
幅 25.2mm 20.9mm カシメ方で微妙に誤差が出ます
高さ 15 15 スプロケットの前方は問題なしですね。
ローラ幅 10 10
同直径 10.15 10.15
ピン穴径 5 5 この三つで強度は変わらないのでは?
と言う訳で、左右に2.15㎜広くなります。ブレを考慮すると旧チェーンで確認
するのならば、左右に5㎜ぐらいづづの余裕が欲しいですね。
エンジン側のチェックは、割り箸でもできるでしょうが、カバー側がどうやるか
難しいですね。
迷っています。なんたって、1,000㏄用のチェーンですからね。
フリクションロスを重視するか。かなり違いがありそうですから。
レスポンスを重視するか。これも、ある意味フライフォイールですもの。
バイクショップさんにお願いです。取り替えた中古チェーンは、捨てないでくだ
さいね。
このWシートの座り心地を改善する。
水戸の東洋サドルに持ち込んだ。できれば、この表皮を使って何とかならな
いだろうか、頼んでみた。スポンジを新しくして、できないものだろうか。
答えは、「ノー」でした。
理由は、座り心地が悪いのはこの革のせいだ。と言うではありませんか。
「このシートは程度がいいから、スポンジはまだ使えるよ」と言うのです。
「革が硬化しているのが原因で、薄い鉄板に座っているようなもんなんだよ」
「それに1か所ひび割れている。こう言うのを剥がすと、あちこちビリビリ割
れだすんだよ」「だからリペアはやらないよ」
「大丈夫だよ。良く伸びる革なら、このスポンジで十分いけるから」
と言うことでお願いしました。
このシートも東洋サドルさんで、張り替えてもらった。と言うより改造して
もらった。15㎝ちょん切ってもらった。
が、スポンジはオリジナルを少し削っただけです。柔らかい座り心地になり
150㎞で5分休むだけで、2000㎞の間、一度もお尻は痛くなりません
でした。お尻でお悩みの方、お勧めです。
CBのライトケースの内部です。電球からハイビームの電球に行く電線です。
濃い茶色に焼け焦げていました。10年間は開けていないので、いつ焦げたかは
分かりません。
推測では、バッテリーがからからのときに、なんとかエンジンがかかった時じ
ゃないだろうか。
夕方の試乗で、ハイビームのまま停止し、少し強くエンジンをあおった時だ。
電球が切れてしまったことがあった。
後でわかったのだが、バッテリーが空のときは絶対にやってはならないという
ことだ。
ヘッドライトだけではない。知り合いたちの情報を集めると、フラッシャーへ
のカプラ(ギボシ)、フラッシャーのハンドル部のスイッチなどが焦げていたこ
とがあるらしい。
現象は色々で、腐食や汚れによる接触不良によるものや、ゆるみによるアーク
溶接のような火花によるものなどだ。
アーク溶接的なものは分かりやすいが、接触不良による発熱はニクロム線が発
熱するメカニズムのようなものなのだろうか?。
とにかく怖い現象だ。まずは、引っこ抜いて磨いて、ゆるみを補修して接点改
質剤をスプレーしておきましょう。
効果抜群ですよ。ライトが明るくなります。
フラッシャーが安定して作動します。
充電量がアップします。セレンのせいじゃなかったりしてね。
捨てたセレンを、もう一度チェックしてみれば?。
この付け根部分がゆるくて、走行中にだんだん下を向いてしまう。
そろそろカプラーの点検もしなければと、思い切って修理をすることにした。
緩んでしまう原因は下の写真にあった。
ついでだから、入れ歯洗浄用の「タフデント」に、2日間漬けこんで錆び落とし
をした。意外とおちるもんでしょ。それほど錆びていなかったんですけどね。
では説明に入ります。
写真右のボルトで、フラッシャーとライトケースをフロントフォークに固定する。
塗装して組み立てる時に、ワッシャーとスプリングワッシャーの順序を間違えて
しまったのだ。写真が正しい順序です。スペアーのポンコツをばらして確認した
から間違いない。
更に写真の、「ネジ緩め止め」を、うすーく、ライトケースとワッシャーに塗った。
前回、あまりきつく締めてしまって、フォークのステーにヒビを入れてしまったの
で、これを使って、やんわりと締めることにしたのだ。
うまく行った。びくともしなくなった。
旧車のフラッシャーや、ブレーキランプなどのプラスチックパーツは、もろくなっ
ているので、絶対に増し締めをしてはいけない。貴重なブレーキランプケースを割
ってしまったことがある。
カプラー、カップラーかな?、の点検は次回にします。10年もほっておいた車両は
至急点検をするべし。ぞっとするよ。
写真の「タフデント」で思いついた。主に入れ歯の洗浄に使われている。
私は電気シェーバーの刃の洗浄に使っている。
パッケージに弱アルカリとある。だったら酸化鉄は酸化が中和されるのでは?。
と思ったわけだ。化学は苦手と言うか嫌いだったので、化学変化には全く知識が
無い。だから簡単に想像したわけだ。
ついでだから重曹も試してみよう。
この釘を下のようにして試してみた。
左が重曹で右がタフデントだ。
24時間後、両方とも全く反応がなかった。それは全く一切、変化が無かったので
あきらめてほっておいた。
3日後かたずけたところ、下のようになっていた。
タフデントの方が見事に錆が取れていた。重曹の方は全く反応なしだった。
驚くほどきれいに錆が取れていた。
これはなんかに使えそうだぞ。キャブの洗浄なんかはどうだろうか。
アルミには優しそうなのは、電気シェーバー刃で確認済だ。
数か月前に買ったのだが、やっと使う気になった。
CBで浅間に行くことになったので、また2日の休みが取れたので決断した。
アストロプロダクツで5,240円だったと思う。セールはしないのか?と聞い
たら「絶対にしない」、ときっぱりと言ってきた。
理由は、今どき、こいつで点火時期を見る人はいないから、だって。
コンタクトポイントが付いているバイクなんてないんだから、こんなのめっ
たに売れないんだ。だってさ。
いやー、でも最高ですよ。合わせマークより6㎜は遅れていたではありませ
んか。
でも左右同じだけ遅れていたので、カカトが減ったのかも?。
そういえば、1万キロ近く点検していないかも。反省。
というわけで、まず左側を修正する。これは基盤を右に回して合わせた。
右はギャップの微調整で合わせる。
実に合わせやすい。もっともっと早く買っておけばよかったな。
結果、どのぐらい調子が良くなったか?。
燃費が21㎞から23㎞/lになった。うれしい。60㎞辺りでのトルクの谷が消
えた。
そして反省点、 カムへの給油をこまめにすること。
と同時にフェルトをカムにしっかり接触させること。