ひだまりらいふ

catfishtailの日常。アクア、ビオトープ、ガーデニングに飽き足らず、野菜作りまでも。。。

1周年企画

2007-04-30 | ビオトープ

続けて2回目のエントリー。

この「ひだまりらいふ」を立ち上げて、4月29日でちょうど1年となりました。

ひとえに、ここに遊びに来て下さる暖かい皆さんのおかげです。

もう感謝でいっぱいです。

いや~、1年も続くとは思いませんでした。

それに、こんなにブログが面白いとも思いませんでした。

情報が一方通行ではないところがいいですね。

 

そこで、どうにかして感謝の気持ちを表したいと思っています。

で、水生植物をプレゼントしたいと思っているのですが・・・

もちろん無料です。

いかがでしょう?

 

こんな水生植物をプレゼントしたいと思っています。

1.ハンゲショウ

大きくなるとこうなります。

成長すると高さは60cmほどに。

でも、剪定しながら育てると、小さくまとまるかもしれません。

最上部の葉の先が半分だけ白くなり、穂状の花も白いです。

採集場所はヤナギ林の中の湿地だったので、丸1日太陽が当たらない方がいいのかもしれません。

うちでは午前中だけ日光が当たります。

 

 

2.ミニパピルス

カヤツリグサの仲間です。

こんな穂が出来ます。

成長すると高さは50cmほどに。

穂がいいアクセントになります。

 

 

3.オニスゲ

大きくなるとこうなります。

トゲトゲの穂ができます。

私の好きな植物のひとつです。

 

 

4.ミソハギ

ヘラオモダカの新芽も出てます。

成長するとこうなります。

ピンク色の花がそうです。

成長すると高さは40~50cmぐらいに。

 

 

どの植物も手はかかりません。

勝手に大きくなりました。

どなたでも育成可能だと思います。

 

もし欲しい方がいらっしゃれば、こちらまで(catfishtail@mail.goo.ne.jp)メールをください。

記入事項は・・・

  1. 本名ではなく、ブログで使用されているお名前。
  2. 欲しい植物。

です。

 

応募期間は5月6日(日曜日)まで。

あまりに応募が多ければ抽選とさせていただきますので、よろしくお願いします。

初めての訪問して下さった方でも全然OKです。

では、では、ご応募をお待ちしております。

 

 

初心に帰り、最初の頃に使っていたテンプレートに替えました。


お気楽ビオトープvol.15

2007-04-30 | ビオトープ

 

 

最近のお気楽ビオトープの様子です。

前回の「お気楽ビオトープvol.14」 で紹介したこの植物。

ウォーター・バコパと紹介したのですが、その後どんどん成長してこんな風に・・・

なんか違うのです、これ。

ウォーター・バコパではなく、どうやらミソハギっぽいです。

水上葉が顔を覗かせ始めた頃は、ウォーター・バコパにそっくりで・・・

大きな勘違いでした、すみません。

 

さて、このミソハギ

GW前頃からぐぐっ成長してます。

別の場所からも芽が出てきました。

ビオトープを見るとき、水面に近いこの角度が一番好きです。

 

 

次にヘラオモダカのお話。

写真その1です。先日の記事にも登場しました。

 

写真その2です。こちらもヘラオモダカ

写真その1は水の浅いところにセットしたもの、写真その2は水の深いところにセットしたものです。

つまり、写真その1のは水上葉、写真その2のは水中葉ということになります。

水深によって、こんなに形状や成長に差が出てくるということです。

水上葉はまさにアマゾンソード・プラントです。(このことはいつかの記事でもお話しました。)

で、水中葉はピグミーチェーン・サジタリアにそっくりなのです。

それもそのはず、ピグミーチェーン・サジタリア分類上ではオモダカ科に属しているからです。

もう少し詳しく言うと、オモダカ科はAlisma属(サジオモダカ属)、Sagittaria属(オモダカ属)、Echinodorus属(エキノドルス属)などに分類され、ヘラオモダカはAlisma属に、ピグミーチェーン・サジタリアはSagittaria属に、アマゾンソード・プラントはEchinodorus属に属しています。

このようにヘラオモダカ環境の違いによる成長のステージで、同科に属する植物たちに似た形態になるのです。

こうやっていつまでも水中葉ではこの植物の魅力が充分に発揮できないので、植木鉢の下にレンガを置いて、水面に近いところまでかさ上げをしました。

これで近いうちに水上葉が見られるでしょう

 

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ベランダ第3水槽のリニューアル

2007-04-27 | メダカなど

2週間ほど前にベランダ第3水槽もリニューアルしました。

before(3月中旬)

 

 

after(4月中旬)

見えるビオ ”と上下に並んでいます。

 

 

リニューアル作業。

沈ませていた枯葉を取り除き、底床を掃除し、水を換え、L1水槽で育てていた琵琶湖の水草などを植えました。

また、ベランダで冬越しをしたネジレモ(スクリュー・バリスネリア)、しだれルドウィジアなどはそのままです。写真はネジレモ。

 

 

引っ越してきた人たち(1)・・・ゼリーカップのクロモとイバラモ。砂利に植えたオオカナダモ(写真の右隅に根元が写っています)。

 

 

引っ越してきた人たち(2)・・・クロモ。ゼリーカップで伸長したものを差し戻しました。

 

 

引っ越してきた人たち(3)・・・イバラモ。ゼリーカップで伸長したものを差し戻しました。

 

 

引っ越してきた人たち(3)・・・ネジレモ(スクリュー・バリスネリア)とマツモ。

 

 

引っ越してきた人たち(4)・・・L1水槽にあった白い植木鉢(ウォーター・ポピーとルドウィジア、ロタラ)、アマゾン・ソードプラント、アマゾン・フロッグピット。 

 

 

さて、生体は元気でしょうか?

 

 

まずはメダカ。

みんな元気ですが、なかなか卵が見つからないです。

 

 

チョコエビ。

 

 

去年から始めた琵琶湖の水草水槽。

去年の秋、気温の低下により成長率が悪くなったところをコケにやられてしまい、このままでは全部枯れそうだったので、その一部を室内の水槽(L1)に移動させて、冬越しを行い、琵琶湖の水草の復活を試みました。

そのなかで、ヒロハノエビモやフサモは枯れてしまいましたが、イバラモ、クロモ、ネジレモはそれなりに殖えてくれました。

今回は、その琵琶湖の水草を再びベランダ水槽へ戻したという訳です。

リニューアルから約2週間が経ち、今日は初めての換水を行いました。

大きな変化は無いのですが、水草の量が多いせいか、コケはほとんど付いておらず、今のところは良い感じです。

水草が多いと、メダカの卵が見つけにくくなるかもしれませんが、それはそれで水槽内での自然繁殖に期待したいと思います。

 

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再利用

2007-04-22 | ビオトープ

子金魚をビオトープへ移動させたため、30cm水槽が空きました。

そこでL1水槽リニューアル で余った水草を再利用し、ベランダでこんな水槽を作ってみました。

水を少なめにし、ソイルを厚めに敷きました。

そこにハイグロを密に植え、空きスペースにはマツモを浮かべました。

立ち上げからすでに1週間が経っています。

水上葉が顔をのぞかせるようになりました。

わざと水を少な目にして、短時間で水上葉を出させました。

水上葉はこのまま放っておいて、ハイグロの草むらを目指します。

つまり、この水槽のコンセプトは横から見えるビオトープなのです。

 

上からの図。 

アマゾンフロッグピッドと枯木を浮かべました。 

今後、何か魚も泳がせたいし、草むらの成長具合を見ながら、他の水生植物も追加していこうと思っています。

どういうふうになっていくのでしょう? 私にも予想がつきません。

とにかく水生植物を楽しみたいと思います。

 

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リニューアル

2007-04-21 | L1水槽(熱帯魚)

 

 

茂ってますね~、リビング第1水槽。

魚たちの泳ぐスペースも無いくらいです。

それに、ここのところ水槽内のバランスが崩れてきたようで、成長の遅いアヌビアス・ナナを始め、アマゾンソードなんかにもしっかりとコケが付くようになってきました。

そこでリビング第1水槽のリニューアルを行ったのです。

それは1週間前のことでした。

 

まず、水草の処理から。

アマゾンソード4株のうち左の2株はそのまま残し、右側の株とランナーの先に生育している子株を取り除きました。

 

アマゾンソード。ランナーの先で育っていて、水中に浮いている感じ。

その他の水草は全て取り出し、古い葉のカット、ポットに植えてあるものはソイルの交換をしました。

こういう時、ポットに植えてあると移動させるのが楽です。

次に、底床の掃除、ガラス面の掃除、砂利の一部追加、水の入れ換え(1/2量)と順番に作業をこなしていきました。

新しい水が2/3ほど入ったところで、水草を戻します。

全部は戻さずに良さそうなものをチョイスしながら。

その他、新しく購入した水草も追加。

 

 

出来ました リニューアルしたリビング第1水槽です。

どうですか? だいぶすっきりしたと思いませんか?

が、よく見てください

見慣れない黒い格子状の壁が・・・

 

実はこんなことをしてみたのです。

 

ほどよい大きさにカットされた2枚の園芸用鉢底ネット。

 

鉢底ネット2枚でモスをサンドイッチにし、結束バンドで固定しました。

こんなのを大小3セットを作りました。

 

一体これは・・・

イメージとしては垣根です。

将来的にはネットが見えないくらいにモスが茂り、モスの垣根が出来上がればと思っています。

モスの垣根・・・モス垣です。

さて、どうなることやら・・・

 

 

リニューアルしてから今日で1週間。濾過材の洗浄と交換(1/2)を行いました。

 

 

このリニューアルで、大量の水草が取り除かれました。

古い葉やコケの付いた葉は生ゴミ行きですが、それ以外の水草は再利用しました。

何に再利用したって?

それはまた別のお話です・・・

 

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春のストックから その2

2007-04-19 | お出かけ

 

 

前回の続きで、今日は動物編です。

この山にはどんな動物が棲んでいるのでしょう?

樹林の中を探してみました。

まず、いろんな鳥がさえずってました。

    「 ツッツッピー、ツッツッピー、ツッツッピー」とシジュウカラ。

    「 フィーチィ、フィーチィ、フィーチィ」とコガラ。

    「 ピーユ、ピーユ」とアオゲラ。

冬の間は静かだったのですが、春になったとたん賑やかになります。

木に葉っぱがついてないので、鳥の姿もよく見えます。

こんなことでも春を感じますね。

 

 

山には哺乳類も棲んでいるのですが、夜行性だったり、警戒心が強かったりして、なかなか姿を見ることができません。

でも、哺乳類は山の中に痕跡を残してくれるのです。

こんなのを見つけました。

さてこれは何でしょう?

木の上で枯葉の付いた枝が折れています。

葉っぱがまだ緑のうちに折られたため、落葉せずに残っているのです。

ドライフラワーのような感じ。

そして、この幹にはこんなものが付いてました。

ちょっと見にくいのですが、樹皮に傷が付いてます。

これは・・・

 

 

傷は、クマの爪跡です。

枯葉の付いた枝は、クマが木に登って、ドングリのついた枝を自分のところに引き寄せたものなのです。

去年の秋に折られた枝だと思います。

これは“熊棚(くまだな)”と言い、もう少し大きな枝を折ったときは、その上に座ったりもします。

「クマなんて恐い」と思われるかもしれませんが、残念ながらここではまだ姿を見たことがありません。

行動圏が広いので、出会う確率は低そうです。

 

 

他にはこんなものが落ちてました。

右は松ぼっくりですね。

左は・・・

これは松ぼっくりの松かさを取ったもの。

まるでエビフライのようです。

誰の仕業でしょう?

答えは・・・

 

 

リスです。

さて、リスは何故こんなことを?

実は、リスは松ぼっくりの種を食べるのです。

種は平たくて(正確には小さい種に薄い羽が付いています)、松かさと松かさの間に隠れています。

リスは、種をを取るために、松ぼっくりの松かさを歯で囓り落としていき、種だけを食べます。

で、残ったのがエビフライと囓り取られた松かさ、という訳です。

彼らはごくたまに見かけますが、いつもなんか忙しそうです。

 

 

ガサガサ・・・

枯葉がこすれる音がします。

いました

よくトカゲと間違われますが、カナヘビです。

トカゲの鱗は光沢がありますが、カナヘビの鱗は乾燥したガサガサ感があります。

別のカナヘビもいました。

日向ぼっこです。

動きがまだ少し鈍かったので、カメラで15cmまで近づきました。

 

 

この山にはこんなものも棲んでいます。

ノスリという鷹の仲間です。

主にネズミやカナヘビなどの小動物を捕食します。

先ほどカナヘビを紹介しましたが、カナヘビにはこうやってあっちこっちに敵(捕食者)がいるのです。

自然というのは過酷ですね。

ここの場所にはノスリの他に、ノウサギなどを捕食するクマタカなんかも棲んでいます。

このように生態ピラミッドの頂点に位置する肉食の捕食者が生息している、ということは生態ピラミッドの底辺を支える植物、昆虫類、両生類、爬虫類などが多く生息している、ということです。

つまり動植物相に厚みがあり、自然が豊かなのです。

何でもないふつうの山なのですが・・・

それでしみじみ思うのです、もちろん世界遺産や国立公園も大事ですが、守るべきはこんな何でもない身近な山なのではないのかと。

この先、地球はどんどん病んでいくでしょう。

果たして、将来この身近な自然は残っているのでしょうか?

 

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春のストックから その1

2007-04-18 | お出かけ

この春に撮り貯めた写真のストックから。

 

ここは私がフィールドにしている林道で、日本海側の標高約500mぐらいの場所です。

近くまで車で行ける“お気楽ポイント”。

私は自然の中にいるのは好きなのですが、登山は嫌なのです。

ここは他所よりも春が来るの遅くて、まだ冬の様な光景でした。

葉っぱが茂ってないので、明るいです。

でも、少しずつ春が・・・

 

 

たくさんの新芽です。

 

 

 

 

 

 

 

それにしてもいろんな色や形の新芽があるもんですね。

いろんな形状を見ているだけで楽しくなります。 

 

 

そんな目覚めの遅い木々たちの中で、華やかな花びらを広げている植物たちがいました。

Spring ephemeral と呼ばれている植物たちです。

Spring ephemeral  とは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の植物のことをいいます。

そんな植物の代表選手、カタクリ。

元々片栗粉というのは、この植物の鱗茎から抽出したデンプンのことをいったのです。

 

 

ショウジョウバカマです。

 

 

 

イカリソウ。

実は、この植物ははSpring ephemeral  には含まれていないと思います。

例年なら4月下旬頃から見かけるのですが、今年は暖冬のせいか開花が早かったようです。 

 

 

 

今回はタイムリーな話題ではなかったのですが、そのへんはスルーで・・・

結論。

やっぱり春はいいですね。

単純にそう思います。

ベランダや庭、街の中、山の中に花が溢れてます。

私にとって春はいちばん癒される季節です。

 

次回は、「ここで見つけた動物編」をエントリーしたいと思いま~す。

 

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お気楽ビオトープvol.14

2007-04-17 | ビオトープ

ビオトープを再始動させてから2週間ちょっと経ちました。

少しずつですが、順調に育っています。

コケが出たり、油膜が浮いたりしてますが、そんなことは全然気にしませ~ん。

去年は、植物が活性化すると油膜もいつの間にか消えていたので、多分今年も大丈夫だろうと思います。

コケについては、その対策としてアナカリスかマツモを投入して、コケに栄養分がまわらないようにしたいと思います。

アナカリスの方が花が咲くので良いかもしれませんね。

 

では、水生植物をいくつか見てみましょう。

ヘラオモダカ。

いちばん成長の早い植物です。

緑みどりしていて、いい感じですね。

 

ウォーター・バコパ。

水面から出てきました。

いちばん最初に花が咲くかもしれません。

 

イグサの株周りから出てきたスギナです。

去年も出ていました。

イグサは野外採集なので、それと一緒に我が家にやってきたのでしょう。

いろんな植物が生えてくると、より自然っぽいので放っておきます。

 

水中も見てみましょう。

ウォーター・マッシュルームです。

これは地下茎だけを残したのですが、ちゃんと葉っぱが出てきました。

 

これは・・・

子金魚です。

とうとう残り3尾になりました。

残った彼らをボウフラ対策要員に任命し、こちらに移動させました。 

と、いうことは今まで子金魚が入っていた水槽が空いたわけです。

その水槽、次の使い道もちゃんと決まってますよ。

それは、後日エントリーします。

 

 

もう少しで端午の節句。

息子のためにベランダ用の鯉のぼりをセットしました。

風が無いので、休憩中の鯉たちです。

 

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誕生!

2007-04-16 | メダカなど

生まれました~

オレンジメダカの赤ちゃんです。

ようやく外の世界に出てきてくれました。

「メダカ君、卵の中から見ていた世界はどう?」

自由になって、さぞかし気持ちいいんだろうな~。

 

孵化はまだこの1尾だけなのですが、次の日には卵5個を採卵しました。

うん、うん、順調、順調

 

 

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指定外来種

2007-04-13 | その他

今日はちょっと堅いお話・・・

私が住む滋賀県では、「ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例」(平成19年3月29日)という条例があります。

これに基づき、平成19年5月1日から具体的に以下のことが試行されます。

指定希少野生動植物種(22種)

  • 捕獲、採取、殺傷または損傷の原則禁止
  • 学術研究等の目的で捕獲等をする者は、許可が必要

指定外来種(15種)

  • 野外へ放ち、植え、まくことの禁止
  • 飼養、栽培等の開始日から30日以内の届出を義務づけ
  • 指定した際に既に飼養等をしていた者も指定日(平成19年5月1日)から30日以内の届出が必要
  • 販売者は、購入者に適正な飼養方法および生態系への影響について説明義務

指定希少希少野生動植物22種はこちら に、指定外来種はこちら にリンクしました。

興味のある方は覗いてみて下さい。

 

さて、この条例は私とどういう関わりを持つのでしょうか?

少し考えてみました・・・

 

まず、希少種。

その中にはナゴヤダルマガエルとイチモンジタナゴが含まれていますが、この2種については少し注意が必要です。

ナゴヤダルマガエルはうちの近所でも見かけることがあるし、イチモンジタナゴはガサをやっていて何かの拍子に採れることがあるかもしれません。

もし、採れたら周りを見回して、誰もいないことを確認し、記念写真だけを撮って、逃がすことにします。

しかし、それ以外の動植物は、ほとんど馴染みがないので、それほど注意する必要はなさそうです。

ただ、関係ないからと言って、無知はダメなのです。

「知っていること」にこしたことはないのです。

きっと今までにも、人間の無知によって滅んだ動植物もいるのだろうと思います。

 

次に外来種。

外来種という言葉からは、外国から来た生物という意味にとれそうですが、ここではそうではないのです。

もちろん外国産のピラニア、ガー、ワニガメなども指定されてますが、西日本に分布するオヤニラミも指定されることになりました。

オヤニラミは、今まで分布のなかった滋賀県でも数カ所で確認されるようになり、今後の分布拡大が心配されているそうです。

さて、この外来種の中に私にも直接的に関係のある種類が指定されていたのです。

それは・・・タイリクバラタナゴ

我が家にいるのは3尾ですが(4尾だったのですが、最近1尾が☆に・・・)、私も届出が必要

具体的にどうすればいいのか、滋賀県の自然環境保全課にメールで問い合わせてみました。

 

5~6日ほど経ってから、こんな返答がきました。(遅っ

『ご質問いただきました指定外来種について、お答えいたします。

滋賀県が指定いたしました、「指定外来種」の15種にタイリクバラタナゴが入っております。

「指定外来種」および「指定希少野生動植物種」に指定された種について、5月1日から規制が開始されます。

現在、飼養されている(飼っておられる)方は、5月1日から30日以内の届出が必要となります。

また、5月1日以降に飼われた方は、その日から30日以内の届出となります。

飼養等の届出様式は、添付ファイルを参照してください。

大津市内在住の方は、届出書(3部)を大津林業事務所に提出願います。』

 

これが添付ファイルの書類です。

 

やはり個人的にタイリクバラタナゴを飼育していている人も届出書の提出が必要ということですね。

また、提出の際には併せて

  1. 飼養等のための施設の位置を明らかにした縮尺5,000分の1以上の位置図
  2. 飼養等のための施設の構造および規模を明らかにした図面(平面図および立面図)ならびに写真

も、必要だそうです。

 

でも面倒くさいな~。

どうなんでしょう、この条例

近隣の県も含めて広範囲にやらないと意味が無いような気もするので、このままで効果があるのか、どうか

しかし、県が何か行動をしようとしている意思は評価します。

私も、飼育者としての責任は全うするつもりなので、5月になったらちゃんと提出しますよ。

 

最近の外来種の問題は、人間の勝手な無責任な行動によって起きたものだと思います。

要するに、日本人のモラルが低いのです。

例えば、たばこのポイ捨て、不法投棄、給食費未払い、などなど。

どれも「自分さえ良ければ・・・」という発想が根本にあるんだと思います。

ピラニアを琵琶湖に放すなんて、普通のモラルを持った人なら絶対にしないはず。

果たしてこの日本にモラルは残っているのでしょうか

 

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