とうとう我が家のビオトープも始動しました
ビオトープの水生植物には、既に新芽が出ているのもありました。
春らしい光景を目にすると、なんかウキウキしますね。
私の場合、水生植物を野外採集で入手することもあるのですが、野外の水生植物にも春が来ているのでしょうか?
ちょっと気になったので、よく遊びに行く休耕田に行って来ました。
この二叉路を左へ70mほど行くと、休耕田があります。
何か鬱蒼とした樹林地にも見えますが、全然そんなことは無いのです。
田舎の水田地帯では、よくパッチ状に点々と樹林地が残っている所がありますが、ここはちょうどそんな感じの所なのです。
着きました、ここです
ここは浅い谷になっていて、この休耕田の上流側と下流側では、現在も田んぼとして利用されています。
休耕田は、農家の方がある理由によって放棄された田んぼの事をいうのですが、樹木が育っていることから(樹高約10m)、放棄されてからの年数がかなり経っていることが分かります。
放棄水田と言った方がいいのかもしれません。
このまま放っておくと、いろんな樹木の種子が、いろんな手段でこの場所へやってきて、樹林へと変わっていきます。
これを「遷移」といいます。
ちょっと話がそれましたね。
では、休耕田へ下りてみます。
全体的にまだ枯れ色です。
でも・・・
見つけました
これは我が家にもある植物で、イグサといいます。
この極細の草がビオトープにあると、とても涼しげな水辺を演出できます。
でも、よく見ると、この草の葉先は何かに食べられています。
鎌でスパッと切り取った感じです。
あ~そうか
納得です。
近くにこんなものが落ちていました。
ノウサギのフンです。
物が物だけに、一応写真は小さくしました。
苦手な方、すみません。
きっとノウサギがイグサを食べたのでしょう。
別の新芽も見つけました
セリです。
これは山菜として、食卓にあがりますね。
近くにはセリの群落もありました。
緑みどりしていて、いい感じの水辺ですね。
こんな場所で、風景の一部を頭の中でトリミングして、いろいろ想像するのが楽しいのです。
ビオトープでこんなのを再現できたらいいだろうな~。
次の写真は、そんなことを考えながら撮りました。
まとまりはないし、乾性のツクシまで生えているけど、逆にこんな水景もいいなーと思います。
他の植物も探してみます・・・
少し早かったようです。
まだ枯れ色の所が多く、他の水生植物は見られませんでした。
ちょっと残念。
GWあたりにもう1度来ようと思います。
その時はもう少しいろんな植物を紹介できると思います。
さて、ここからおまけです。
山菜のセリを見つけたことから、「春の山菜食べたい病」が発症
この病気を直すには山菜が必要なのです
で、探しましたよ、発症してフラフラの体を引きずって・・・
病気は何とかなりそうです。
いくつかの山菜を見つけたのです。
上:ミツバ 左下:ヨモギ 右下:アザミ
収穫物です。
天ぷらにしてもらいました。
そばと焼酎と・・・
うまい!
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