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弥生の法則1~血統傾向

2010-03-03 03:03:03 | ダービー馬を探せ!2010
 みなさん御承知のように、弥生賞に限らず、クラシックのトライアルにおいては、血統傾向よりも大切なキモがある。それは、既に出走確実な馬と何が何でも出走権が欲しい馬の仕上げの見極め。前者はメイチの仕上げを施してくるはずもなく、かといって下手に負け過ぎるようでは本番も覚束ないので、そこそこの仕上げで臨んでくるのは毎年のことで、そこに実績馬の死角がある。一方、後者については後先なしの仕上げで、出走権は確保するも本番では穴人気になりこそすれ、実際は出がらしというのもワンパターン。

 しかし、今年に限って言えば、権利取りの馬にはチャンスはないのではないだろうか。ここまでの3歳重賞を振り返ってみると、ラジニケ杯組と朝日杯組が一歩抜けているのは明白で、この弥生賞の結果で、どちらがレベルが高いのかがハッキリすると思う。
 となると、ここはラジニケ杯1着のヴィクトワールピサと朝日杯2着のエイシンアポロンの馬券を買ってじっと見ておくのが正解。否、あまりにも安すぎたら見してもいいくらいだ。

 というわけで、既に馬券は決まっているが、一応血統傾向を↓

 皐月賞に直結する弥生賞といわれて久しいが、実は03年以降、弥生賞3着以内馬から皐月賞を勝ったのはディープインパクトしかいない。(馬名青字は皐月賞2着、同緑は皐月賞3着)
 父SS系が3-3-3と、一応中心視してよさそうだが、他の血統にも出番はありそうだ。しかも、一年おきに父SS系が1着になっているので、今年は父非SS系の番である。

 最後に参考までに、今開催と昨年同開催の中山芝2000mの血統傾向を掲載しておく。
【参考1】

 エイシアポロンの母父サドラーズウェルズ系が2着1回、3着1回に入っている。

【参考2】

 昨年は弥生賞以降に父ネオユニ系の傾向が出始めた。ヴィクトワールピサの父はネオユニである。

=つづく=