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☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

JCの法則3~地の利

2009-11-27 06:53:35 | 府中の法則
 日本馬にあって、外国馬にないもの。それは、SS系の血である。このSS系が土着し繁栄しているのは、世界中で日本しかない。
 が、だからといって、ホームアドバンテージがあるぶんSS系を持った日本馬が有利なのかというと、実はそうでもない。

 父SS系が初めてJCに出走した96年以降の府中開催過去13年で、父SS系の成績は3-4-4と、他重賞に比べると不振な方。まさに『井の中の蛙、大海を知らず』状態である。
 そして、その成績はコース改修となった03年以降に集中しており、SS二代目は2着が最高で、ここ2年は母父SSが連勝している。
 果たして、父SS系が世界標準となる日は来るのだろうか―

=つづく=



JCの法則2~華麗なる一族

2009-11-27 01:11:11 | 府中の法則
 今年のJCには外国馬が5頭参戦するが、そのうちイギリスの2頭とザストアズウェルズは、実は親戚ということが分かった。


 シンティロの母父サッチングの父サッチの1歳上の姉スペシャルⅡにノーザンダンサーを父として産まれたのが、ジャストアズウェルの母父であるヌレイエフ。つまり、サッチングとヌレイエフはいとこ同士。そして、そのヌレイエフの2歳上の姉フェアリーブリッジから産まれたのが、コンデュイットの母父であるサドラーズウェルス。よって、ヌレイエフとサドラーズウェルズは、叔父と甥の関係になる。 また、サドラーズウェルズの2歳下の全弟にフェアリーキングがいるのだが、その直仔であるファルブラヴが、中山開催であるが02年のJCで1着、同様にエリシオ産駒のポップロックは、07年で2着になった。
 と、このようにスペシャルⅡの血を受け継ぐJC参戦の3頭は、実績は別にして華麗なる一族の血を受け継いでいるのだ。

 で、それが何なんだ?と言われれば、返す言葉もないが、ただそれだけの話ということで。

=つづく=