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弥生賞の法則

2018-02-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2018
登録段階では11頭だが、実際に出走を明らかにしているのは6頭らしい。こうなってしまえば、血統傾向やデータ云々ではなく、何を選ぶのかは個人の眼力や好き嫌いの問題となってくるが、一応、ツラツラといつものように能書きを垂れておく。

■皐月賞馬は出るのか?■
01年以降の過去17年で、弥生賞で馬券になった計51頭のうち、皐月賞でも馬券になったのは【3-6-6-36/51】で、皐月賞馬になったのは01年アグネスタキオン、05年ディープインパクト、10年ヴィクトワールピサの3頭のみ。
<弥生賞と皐月賞で馬券になった馬>*⇒皐月賞着順
01年1着アグネスタキオン⇒1着
03年1着エイシンチャンプ⇒3着
04年1着コスモバルク⇒2着
04年2着メイショウボーラー⇒3着
05年1着ディープインパクト⇒1着
05年2着アドマイヤジャパン⇒3着
08年1着マイネルチャールズ⇒3着
08年3着タケミカヅチ⇒2着
10年1着ヴィクトワールピサ⇒1着
11年1着サダムパテック⇒2着
13年3着コディーノ⇒3着
14年1着トゥザワールド⇒2着
16年1着マカヒキ⇒2着
17年3着ダンビュライト⇒3着

役者が揃った今年の弥生賞だが、馬券的には妙味は少なさそう。ここは、無理して勝負するよりも皐月賞に向けて見るに徹し、本番で勝負するのもありかもしれない。

■血統傾向■

主役は父SS系とミスプロ系。父SS系は【3-4-2】で、ダブっているのはディープインパクト【3-0-1】、ハーツクライとネオユニヴァースが共に【0-2-0】。注目は3勝を上げているディープインパクト。勝馬3頭の母父は全てヴァイスリージェント系のフレンチデピュティだ。

ミスプロ系は父、母父合計で【2-4-4】。ダブっているのは【1-1-4】のキングマンボ系。内訳はキンカメが【1-1-3】、ルーラーシップが3着1回。血統構成的には相手方がSS系の馬が殆んど。ミスプロ系×SS系が【1-1-3】で、SS系×ミスプロ系が【0-3-1】。

■コース傾向■

先週は1鞍のみの施行なので、傾向は出ていない。

■前走■

重賞、OP、500万と何でもありの状況で、これといった必勝ローテは見当たらない。

■前走朝日杯FS組■
01年以降の過去17年で【3-4-6】と、13頭が馬券になっている前走朝日杯FS組。この成績の良し悪しは、同組が何頭出走したかが分からないので何とも言えない。だが、朝日杯FS優勝馬に限れば、【1-1-2-1/5】で、複勝率80%となる。

<朝日杯FS優勝馬の弥生賞での成績>
02年エイシンチャンプ⇒1着(2番人気)
04年マイネルレコルト⇒3着(2番人気)
06年ドリームジャーニー⇒3着(2番人気)
08年セイウンワンダー⇒8着(2番人気)
15年リオンディーズ⇒2着(2番人気)

朝日杯FS後のレースは弥生賞ではなく、スプリングSを選ぶケースが多く、01年以降の過去17年で5頭しか出走していないが、馬券圏外に飛んだのはセイウンワンダー1頭のみと、優秀な成績。また、その5頭がいずれも2番人気というのが面白い。


■人気■


<人気別成績>


<人気別着度数グラフ>

過去17年で1番人気は【9-2-0-6】で連対率は67%。信頼度は一応は及第点。だが、これを単勝オッズ1.9倍以下に限定すると、鉄板級の信頼度に生まれ変わる。

<1番人気の単勝オッズ別成績>*%は左から順に勝率、連対率、複勝率。以下同。
単勝1.9倍以下:7-1-0-2/10 70% 80% 80% 
単勝2.0倍以上:2-1-0-4/ 7 29% 43% 43%

単勝1.9倍以下で、馬券圏外に消えたのは03年6着のザッツザプレンティ(単勝1.5倍)と15年7着のシャイニングレイ(単勝1.9倍)の
2頭のみ。
果たして、今年の1番人気はどれなのか?そして、その単勝オッズはどうなのか?今から気になる所だが、3強とも4強とも言われている今年の弥生賞。いずれかが1番人気になるにしても、単勝2倍を切るまでにはならないはず。単勝2倍以上のオッズは、1番人気馬へのアラートだ。

■出目■


■枠番■

1枠~4枠:8-9-10-54/ 84 10% 20% 32%
5枠~8枠:9-8- 7-90/120  8% 14% 20%

<枠番別着度数グラフ>

内、外で見ると内枠が優勢。枠番個別で見ると、3枠、4枠、7枠の成績が良い。

■馬番■

一桁馬番:12-12-16-112/152  8% 16% 26% 
二桁馬番: 5- 5- 1- 42/ 52 10% 19% 21%

<馬番別着度数グラフ>

例年、弥生賞は少頭数で行なわれるケースが多いので、二桁馬番の出走頭数が極端に少なくなるのは当然のこと。内目の2番~4番と10番、11番の成績が頭一つ抜けている。

■平成の弥生賞男■
「平成の盾男」の異名を取る武豊だが、実は弥生賞でも勝ちまくっている。
<武豊の弥生賞の成績>

初騎乗となった93年以降の通算成績は【7-5-1-4/17】で、勝率41%、連対率71%、複勝率77%と、過去17年の1番人気の通算成績よりも信頼できる。そして、更にこれを当日2番人気以内に絞り込むと【6-4-0-1/11】となり、勝率55%、連対率と複勝率が91%となり、ダイヤモンド級の信頼度に生まれ変わる。

<武豊の人気別弥生賞の成績>
1番人気:4-2-0-1/7  57%  86%  86%
2番人気;2-2-0-0/4  50% 100% 100%
3番人気:1-0-1-1/3  33%  33%  67%
4番人気;0-1-0-0/1   0% 100% 100% 
5番人気;0-0-0-1/1   0%   0%   0%
6番人気:0-0-0-0/0   0%   0%   0%
7番人気:0-0-0-1/1   0%   0%   0%
通算成績:7-5-1-4-17 41%  71%  86%

2人以内:6-4-0-1/11 55%  91%  91%
3人以内:7-4-1-2/14 50%  79%  86%
4人以内:7-5-1-2/15 47%  80%  87%

今年はジャンダルムに騎乗予定の武豊。1番人気にはならないだろうが、4番人気以内には支持されるはずなので、今年の武豊は買いの一手。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
これで (偶然番長)
2018-02-28 00:38:09
大体の力関係が分かるかな楽しみな一戦です。今年のPOGは初めて期待出来る牡、牝が居てキタノコマンドール、アーモンドアイ。ただいま順位は4位、このまま上位入賞目指します(笑)
いいね! (carol2000)
2018-03-01 01:56:07
>偶然番長さん

ご無沙汰です。
キタコマ、アーモンドを持っているとは、今年はいいね!キタコマを選んでる辺りが流石です!

弥生賞、現場あるいは錦糸町に行って勝負したいなあ。でも、「少頭数の万馬券」の定説があるから、無理して勝負しない方がいいと思うけどなあ。

ところで、我らの愛馬トゥザフロンティアの近況はどうですか?
世が世なら、弥生賞に出てたのにね。

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