かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

”時限フリッカーリレー”の製作実験

2013年03月08日 | 製作

タイマIC555といえば、タイマー回路と発振回路が基本のようですね。

この2つを組み合わせた回路もあるだろうと思って探し回ったのですが、見つけることができませんでした(р_-)ナニユエ?

そこで、こんな回路を組んでみました。

20130308a
電源を入れると発振回路が動作し、設定したタイマーの時間だけ、リレーがON-OFFを繰り返します。すなわち、好きな数だけスイッチングをさせることができるのです。

このようなものを何と言うのか分かりませんでしたので、時限フリッカーリレー”と呼ぶことにしますっ(`_´)/

ワ・タ・シ・が決めった、今、決めた~♪ (←初音ミク”ぽっぴっぽー”より)

さて、こんな回路を何に使うのかってぇ話ですが、以前に試みた、100均自転車フラッシャーの切り替えです。

100均の自転車フラッシャーは、安くていろいろと使えそうなのですが、電源を入れただけでは光らず、必ず、スイッチのON-OFFをしなければなりません。また、ON-OFFの回数によって、6つの点滅パターンを切り替える仕様になっているのです。

そこでこの”時限フリッカーリレー”を使って、電源ONと同時に好きな点滅パターンに切り替えて光らせようというわけでした。

リレーの接点をフラッシャーのスイッチに接続すればOKです。
それでは、動きをみてやってください。今回は、6回のスイッチングで点滅パターンを決定しています。


どうでしょう?バッチリじゃないでしょかっ(*'ー')ノ
タイマーの調整によって、スイッチングの回数を設定し、好きなパターンで光らせることができました。

電子回路をよくご存知の方は、カウンタ回路とか、PIC専門の方は、ループカウンタのプログラムを考えたかもしれませんね。
しかし、もっと簡単な方法はないかなぁ~っと思う、かりおかなのでした。

最初からフラッシャー回路を考えたほうが早いなどという、元も子もないツッコミは無しということで(;´д`)ノ

さぁ皆さん!(誰?)”時限フリッカーリレー”の応用を考えましょうっ(`_´)/ヾ(^_^;

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9 コメント

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回路図の電源がさり気なく「4.5V~」になっている... (Hamai)
2013-03-09 21:22:12
回路図の電源がさり気なく「4.5V~」になっているし、何だか今回は突っ込んだら負けのような気がしています。「どや顔」されると悔しいので、パス...。
嘘です(笑)。意味は十分に伝わっていますよぉ~(^_^)。

まあ、フラッシャー以外に適当な利用方法を思い付きませんが、ワンショットでなければ、一昔前の黒電話の呼び出し信号に類型を見ることが出来ます。
正確には意図した2つの発振を混合しているわけですから変調と呼ぶのが正しいのかもしれませんが、総称してブロッキング発振と呼ぶのではないかと思います。

NE555を持っていないので私自身では確かめることが出来ないので実験して頂けたらと思うことが一つ。ワンショット(回路左側555)の2番ピンのコンデンサを取り除いても正しく動作するのではありませんか?
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●Hamaiさんへ (かりおか)
2013-03-10 00:59:41
●Hamaiさんへ
Hamaiさんに突っ込まれたら、かないそうにありませんね~(´_`)お手柔らかにお願い致します。
そう言えば、ダイヤル回線の電話は、ボタン一つで決まった数のパルスを出す仕組みがありますね(゜▽゜)b気づきませんでした。
この回路、既にブレッドボードから解体してしまっていました・・・。2番の0.1μFは、電源ONと同時にトリガ(負方向)をかけるためなのですが、無くても動くようなら部品が少なくて済みますね。なぜ動く可能性があるのか理解できていませんが、今度またやってみようと思います。
しまった!電源4.5Vは記載ミスでした。動いたのは間違いありませんが、リレーが5V仕様でしたから、5Vにしておくべきでした(^_^;)ゞ実験では、ACアダプタの4.5V、5V、6Vでも動作することを確認済です。


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私が利用している555タイマーはCMOSの55... (Hamai)
2013-03-11 19:13:50
私が利用している555タイマーはCMOSの555互換IC(ICM7555) です。普段5番ピンのコンデンサを付けていないのでうっかりして言葉が足りなくなってしまいましたが、バイポーラ型555でも多分、5番ピンのコンデンサを取り除いた場合には2番ピンのコンデンサがなくても、つまり、5番ピンと2番ピンのコンデンサを両方取り除くと同じ動作をすることが期待できます。(バイポーラ型556で試したら動作しました)
実用には少し問題が有る気がしますが、555のロジック図を見ながらなぜそうなるのかを考えるのも面白いと思います。
それから、自己責任でお願いします(お約束の文句です)が、100均のフラッシャーに電源スイッチを追加し、状態を順繰り変化させる元々のスイッチの、ショートさせる二点部分を操作のジャマにならないところで100kΩ程度で接続しておく改造を行なうと、電源スイッチ投入と同時に全灯動作になります。もちろんこの状態から順繰り変化させることもできます。つまりスイッチと抵抗一本で出来るスイッチング回数1回限定の”時限フリッカーリレー”もどきです。全灯と消灯をメインとして利用する場合にはとても有効な方法です。
なおこれに関連して、「100均自転車フラッシャーの自動点滅切り替え実験」にある回路図の、電解コンデンサの極性が逆になっているのを見つけてしまいました。(負極をゼロ電位としてLEDのアノードは約2V、2SC1815のベース側が約0.7Vですから)   浜井
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●Hamaiさんへ② (かりおか)
2013-03-11 22:09:25
●Hamaiさんへ②
いや~微妙な実験で、回数を重ねてしまいましたが、結果からお話しますと以下のとおりでした。
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NE555Pの場合:
2番のCが無し、5番のCが有りの状態では動作しない。
2番のCが無し、5番のCが無しの状態でも動作しない。
TLC555(CMOS)の場合:
2番のCが無し、5番のCが有りの状態では動作しない。
2番のCが無し、5番のCが無しの状態で動作しない。
LMC555(CMOS)の場合:
2番のCが無し、5番のCが有りの状態で動作したりしなかったり。動作しないほうが多い。
2番のCが無し、5番のCが無しの状態で動作する。しかし、電源を入れなおす場合は、十分に時間をおいてから(10秒くらい)でないと動作せず。
----------
実は、TLCでは動作したこともあったと思うのですが、回数を重ねても再現ができませんでした。CMOS系は、動作が不安定な感じがしました。NE555は、100%の確立で上記のとおりでした。
ちなみに、私が得た事前情報では、”5番のCは、ノイズによる誤動作を防ぐため。”とありましたが、開放のままにしてある製作例も多いそうです。
100均フラッシャーについての情報ありがとうございます。抵抗一本で済むのなら、フラッシャー内の隙間にでも組み込めますね。もちろん、自己責任でやらせていただきます(^_^)
弛張発振回路を調べたとき、コンデンサの向きがいろいろな図があって(笑)自信が無かったのですが、やはり誤っていましたか・・・。実験は図の回路のとおりでしたのでそのままにしておきますが、あとがきで訂正を追記しておきたいと思います。ご指摘ありがとうございました<(_ _)>゛
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レスポンスは亀より遅い私ですが、今回だけは頑張... (Hamai)
2013-03-12 00:49:36
レスポンスは亀より遅い私ですが、今回だけは頑張ってみました。
レポートありがとうございました。m(__)m
それも予想外の種類にまでチェックが及んでいますから感謝感謝です。  浜井
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●Hamaiさんへ③ (かりおか)
2013-03-12 04:43:03
●Hamaiさんへ③
早いレスポンスありがとうございます(^。^)
もしかしたら、スイッチング方式のACアダプタで電源のON-OFFをしたため、何らかのノイズの影響があったのかもしれないと気になり、電池(単四×4本)でもやってみました。結果は以下のとおりでした。
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NE555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、動作せず。
TLC555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、動作せず。
LMC555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、動作したが、その後再現せず。(動作したのは、15回中最初の方の2回くらいだったと思います。電池が弱くなったかも?)
-------------
なお、2番のCありの場合は、どの555でも100%動作しました。
1つ前の実験結果ですが、LMCで、間を置かないと動かなかったのは、毎回電源に接続したパスコン0.1μFの足をショートして放電することで、すぐに動作するようになりました(ACアダプタ電源の場合です)。
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いやはや、このような実験にハマるとキリがないですね~(;´д`)ノ
やはり、2番のCありの確実路線で行こうと思いますが、CMOSでは、こんな動作をすることがあるのかと大変参考になりました。

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気になって、さらに追加実験です(^_^;) (かりおか)
2013-03-12 05:09:37
気になって、さらに追加実験です(^_^;)
電池の場合、電源のパスコン0.1μFを外してみました。すると!
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NE555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、1回だけリレーがON-OFFをした。(タイマーの時間設定を変えても1回だけです。)
TLC555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、動作しました。
LMC555の場合:
2番のC無し、5番のCなしで、動作しました。
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電池が弱くなったせいじゃなかったみたいです(^_^;)ゞ
タイマー回路のみにしたり、発振回路側もCMOSにしたら、また違うのかしらん?
う~ん(-"_-)ゞ

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コメントの時間を見て思わず苦笑いです。すっかり... (Hamai)
2013-03-12 23:49:38
コメントの時間を見て思わず苦笑いです。すっかり泥沼にはまってしまいましたねぇ。
比較的単純な555で、もう十分理解していたつもりでも、思わぬことがあることを発見できた代償は寝不足でしょうか。
引きずり込んだ(突き落とした?)のは、多分私ですよね。「多分じゃないよ、お前だよ」と言う突込みがリアルに聞こえてきそうですが...(笑)
まあ、色々と書きたいことはあるのですが、お蔭様をもちまして私が知りたかった情報は十分に得られました。
重ねて感謝し、御礼申し上げます。   浜井
 追伸
この件の元となる555の原理解説した文献があったはずなのですが、年齢の所為か思い出せません。世間一般ではこれをぼけと呼ぶようです。思い出せたら紹介します。
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●Hamaiさんへ④ (かりおか)
2013-03-13 08:56:40
●Hamaiさんへ④
そうですか~お役に立てたようでなによりでした。
こんなに深い実験になるとは・・・コメント欄でしか展開できていないのが少し残念ですが、本文に書くには、まだ検証が曖昧過ぎますね。
まぁこれ以上やっても、何かに応用できるものでもなさそうなので、もうやめておきます(^。^;)


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