電子工作を始めた頃、購入した製作集の最初に掲載されていたのが「電子おやすみ器 」というものでした。
「ポツ・・ポツ・・ポツ・・」という断続した小さな音を発生させるもので、これを聞いているうちに眠ることができるという装置です。音の間隔は、好みで調整することができました。
「電子安眠器」とか「電子睡眠器」とかいろいろと呼び名もあるようですが、そもそもは、雨だれの音を聞いているうちにいつの間にか眠ってしまうという効果を狙ったものなのだとか。「雨だれ音発生器」と呼ぶこともあるようです。
製作できたときは嬉しかったのですが、「これって、雨だれの音なの？」というのが正直な感想でした。簡単な低周波発振回路で、スピーカー代わりのイヤフォンを鳴らしていただけでしたので、無理もありません。
そこで！今回実験してみたのがコレです。”ハイクオリティ（HQ）電子おやすみ器”
良かったら聞いてみてください。（音は小さいです。）
水音がリアルじゃないでしょうか？
ネットからゲットした水音の音源をＭＰ３プレーヤーで再生しています。
マルチバイブレーター回路で、再生時間と停止時間を調整できるようにしてあります。
利用したＭＰ３プレーヤーは、今やクレーンゲームの景品として山積みされているもので、電源を入れるだけで再生をしてくれるため好都合でした。
このようなことをしてる人は見つかりませんでした・・・やっぱりね（-_-）ヾ（＾_＾；）
古きを温めて新しきを生み出す実験室です。自己満足！（｀_´）/
ところで、雨音の音源を捜していて気づいたのですが、雨音もいろいろとあるものですね。
地面をたたく音、水溜りに落ちる音、トタン屋根に当たる音・・・。
そんなことを考えると、製作集のおやすみ器の音も、雨だれ音といえば雨だれ音なのかも・・・と思い直すのでした(-。-)г
