じいたんばあたん観察記

祖父母の介護を引き受けて気がつけば四年近くになる、30代女性の随筆。
「病も老いも介護も、幸福と両立する」

せめて無害でいてくれ

2005-05-11 00:43:50 | ブラックたまの毒吐き
夕べ、親戚から電話があった。

本来なら(私よりは)介護に携わるべき人間。
そして
人から尊敬される人格を育むべく、
言行一致で日々精進ありきの
そんな社会的立場にある人間が…

深夜にいきなり電話してきたと思ったら、
自分の家の事情を延々語った挙句、
「介護、さぞかし大変なことだと推察しています。がんばってね」
だと。

はぁ?
アンタ馬鹿?
………ふ・ざ・け・ん・な!!!

オマエは当事者なんじゃ!!
労力も金も出さずに何やねんその態度は!?
天然ボケ?
それとも心がボケとるん?
だとしたら『終わってる』。

まるで、お布施は奪っていっても
現世修行は巧みに人に押し付ける
生臭坊主みたい(笑)
『巧言令色すくなし仁』ってコトバ、知ってる?
アンタのことだよ。ア・ン・タ・の。

アンタの器が小さいのは、私の知ったことじゃないが

それを恥じる心すらないなら

せめて無害でいてくれ。


…それでも
何で私がアンタを無下に扱わないと思う?
…ひたすら、じいたんとばあたんのためや。
断じてアンタのためとちゃうで。

まあ、こんなアホなおっさんとの会話を
さらりと聞き流すことさえ出来ず、
こんな場所でキレまくってる
私の器もたいしたことないって訳ですが…(T_T)
がく。

がく。がく。超落ち込み。
生きているのが嫌になる。

お父さん、お母さん、つまらん人間に育ってごめん。
私、寛大な人には到底なれないわ。
せめて、じいたんばあたんには心をこめてお仕えします。

※また書き直すかもだけど、とりあえず。