じいたんばあたん観察記

祖父母の介護を引き受けて気がつけば四年近くになる、30代女性の随筆。
「病も老いも介護も、幸福と両立する」

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

燃える下心。(ちょっと手を加えました)

2006-11-14 11:09:03 | Weblog


えっと。派手なタイトルですが(笑



わたしが介護を続けてきた理由について
改めて、書いてみようかと、ふと思いたち筆を執りました。



祖母の病気に気づいた瞬間、
「身体が先に動いてしまった」というのは事実です。

彼ら「一対の夫婦」を護ることが
その時自分にとって最もプライオリティが高いと判断して。

祖父母を愛しています。こころから愛しています。
世界の中心どころか宇宙のど真ん中から叫んじゃうくらい。



だけどね。それだけじゃないの。



わたし自身にとっても、利益があると判断したからなんです。
もう、下心が燃えまくって燃えまくって。


「老夫婦のみの家庭に介入し」
「孫という立場で」
  (孫が祖母を看ているのは全体の3%。祖父を見るのは0%。
   つまり貴重な「症例(?)」となるわけです)
「彼らの生き様、死に様を、特等席で観察させてもらえる」
「人の最晩年の、最も佳き伴走者として
 どのように接していくのがプロとして正しい態度なのか
 実際に、身内を使って体験できる。この年齢で、一人で。」
 (これは貴重な機会―たとえば外科医は身内をオペできないから。)


つまりですね。
明らかにわたしにも、メリットが出るのです。


こんな美味しい体験、逃してたまるか!!



そのまま医学部に行くより(受かる準備はできていたけど)
全くもって利益が高いわけです。

臨床医になりたいのであれば。

あるいは、病・老・死について教えるべく
NPO法人を立ち上げて動かしていくのであれば。

そして出来れば、世界の大学の教壇に立って教えてみたい。
(それ夢でかすぎやから>わたし)


ふふふ。こういう「下心」

―言い換えれば「生きることへの静かな情熱」があってこそ、
介護は楽しくやれるんですよ^^



わたしの場合は、たまたま、これが動機。

理論と実践の摺り合わせを常に求めるこころ。

より自分の人生を豊かに生きたいと願う、燃える下心。

この情熱あってこその介護人生でございます^^


だから決して自己犠牲精神なんてわたしは持ち合わせていない。
やれるだけのことはやり、頂くものはちゃんと頂いています。
そしてその収穫は、予想以上のものでした。
まだまだ、そういった「ベネフィット」は転がり込んでくるでしょう。

ね?これぞ「燃える下心」でしょ?うふふ。



ちなみに、タイトルに釣られた方は手をあげてね!*^-^*


from たま@写真は13日夜撮影。
       かささぎの出産に立ち会った後に。


【追記】

以前わたしは『病と幸福は両立する』という記事を書きました。
それを今、わたしは自分自身のこころとからだで実感できています。


PTSD(に準ずる)との診断を受け容れるのも苦しかったし、
症状が起こったときはもっと激しいし苦しい。辛い。

だけどその症状のさなかでも、わたしは言い切れます。


もし明日突然に、天からお迎えが来たとしても、
わたしは笑ってその運命を受け容れるでしょう。


わたしは、幸せです。

わが人生に、悔いなし!


(もちろんまだまだやりたいこと満載なので、
  この表現は「今までについて」ということで(笑))





わたしはかぶっていた猫を脱ぎ捨てました。

本来の姿は、ごらんのとおり「鳥」です。
       ↑従妹や叔母は私をこう呼ぶの(笑


そして、届けたい。オリーブの枝を。

皆さまのお心の中にある、ノアの箱舟へと。

(筋金入りの無宗教ですけどね^^;)
 
 
ジャンル:
ウェブログ
コメント (3)   この記事についてブログを書く
« 朝、目覚めゆく空に、祖母の... | トップ | 去年の眼鏡に残っていたもの。 »
最近の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今は、これだけ。 (ちーたろ)
2006-11-14 12:05:23






おかえりなさい!




ちーたろさん (介護人たま)
2006-11-14 12:06:23
ありがとう!

ただいま!
あらら、 (ニッキ)
2006-11-19 22:29:42
>こんな美味しい体験、逃してたまるか!!

そう思わなければやっていられなかったと思います。
少しは自分の幸せを考えながらやってください。

あのう、したの写真女優の木村佳乃さんに似ていますね。

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事