第891話 伸びる日待ち

2015年02月19日 20時46分46秒 | 子育て・「おママごと」

1年生最後の授業参観はみんなの前で発表形式というに、

我が息子は何を思い立ったのか

数日前、自分で前髪を切り、真ん中3分の1だけやたら短い。

顔(の肌色)が凸型になっている息子・・・

面白すぎる顔で迎えた授業参観当日。

 

演目は、「できるようになったこと」発表会。

跳び箱、マット、駒、漢字、計算、ピアニカ、縄跳び、けん玉・・・

この1年で できるようになったことを ひとりひとり 披露していく。

息子は、けん玉を選択。 トップバッターは、Aちゃん(女子)

赤い玉をクルクルまわしたかと思うと、一発で剣先にスポっ。

剣先からあらゆる場所に調子よく乗せていく。

難易度の高い大技を成功させたAちゃんの後、Sちゃん(女子)も、

中皿から小皿、小皿から中皿へと すばやく技を決めていく。

すばらしい女子たち。

家で練習している様子もない息子・・・不安がよぎる。 

ついに息子の番。 固唾をのんで見守りつつ、

他のお母様から見放される前に「早く乗ってくれ」と玉に執念を送る。

失敗を繰り返し、ようやく大皿に乗る(小技) 

乗ったと同時に盛大な拍手を送る私(身内)。

 

この時分は、男の子より女の子の方ができるのよね~

男の子は後伸びタイプかな?

息子の 前髪も 今後も 伸びる日がきっとくる。

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第890話 親子でラン、ラン、ラン

2015年02月12日 21時22分10秒 | 子育て・「おママごと」

長居陸上競技場で走るマラソン(親子ラン)に参加。

コースは競技場を2周、走行距離は1キロ。

 

小学校のマラソン大会を楽しんでいた息子。

きっと喜んでくれるだろうと申し込んだら、

競技場客席に応援する人たちを見て、みんなの前で走るのは嫌だと言い出す。

みんな 自分の家族を応援しにきているから誰もKのことは見ていないよ

と言っても聞かない。

親子チーム名入りのゼッケンまでつけて挑んだ開始直前の拒否。

このまま 退くべきか 進むべきか・・・

この競技場を走りたい。 途中でやめたくない。

息子から 「ママは、なんにでもチャレンジしすぎやねん」 と責められる。

おっしゃるとおり・・・私は挑戦したがり。

陸上選手でもないのにこんな立派な場所で走れる機会なんて2度とないかもしれない。

何があっても参加する、走りきると息子に言い渡す。


我々は第二走者。

みんな どれくらいのスピードで走るのだろうと第一走者を見たら

マラソンという名の徒競走か と思うくらい早い・・・

うっかりしていたが、申し込みをしただけで事前練習していなかったことに

スタート直前気づく。

気づいた時には時既に遅し、とりあえず息子の手を引いて走り出し、

先頭集団の波にのったところで 明らかにこれは私のペースではないことを悟る。

気持ちに比して体がついてこない(涙)

が、息子の手前、ああ言った手前、リタイヤすることもできず、

後は手のフリの反動で ゴールするしかない。

大した距離でもないのにクラクラになりながら なんとかゴール。


思い出すと、もう懲り懲りかと思いきや

足の裏に感じた競技場の柔らかさが心地よく・・・

完走した瞬間の爽快感も気持ちよく・・・

もしかしたら・・・なんだけど・・・また申し込んでしまうかも・・・?

 






 



 

 

 

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第889話 同じ子を持つ親として

2015年02月11日 04時40分08秒 | Weblog

職場の帰りに 「小学男児 右胸を刺され、心肺停止」 のニュースが流れ、

詳細もわからぬままに祈っていたが、

その後、小学5年生の男の子であること、亡くなったことを知る。

同じ子を持つ親として 辛く、悲しい事件に眠れぬ夜を過ごす。

 

翌日、職場でその話題に及ぶものの、

犯人逮捕のニュースもなく、今後 我が子をどう守ればいいのか・・・

わからない状況におびえていた。

容疑者否認の状況の中、

その後の調べで男の子が右胸を刺されただけではないことがわかり、

その傷の多さ、深さが明らかになっていく。


そんなことをするなんて信じられないという同級生の話やら、

生い立ち、動機の解明、精神鑑定のニュースをきけばきくほど、虚しさ募る。

それが一体何になるというのだろう・・・

同じ子を持つ親として このやり場のない思いをどうすればいいのだろうか。





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第888話 末広がりの節目婚

2015年02月10日 19時50分31秒 | Weblog

第888話の八並びに末広がりを思う。

イメージしたのは、白無垢。

 

2006年、結婚式はチャペルでの神前式。

披露宴もお越しいただいたゲストと共に過ごす時間を優先し、

和装は選ばなかった。

コスプレ好きな私である。

やっぱり 白無垢も着たい。 色内掛も着てみたい。 

ということで、10年後の2016年に節目婚を設定し、和装フォトウェディングするつもりだ。

気の早い話だが、

素敵なロケーション・ウェディングにしたいと思っている(笑)


新婚旅行に行っていない我々。

夢も裾もひろがる節目には、節婚旅行つきかしら?!

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第887話 憤りを覚える教育

2015年02月09日 20時46分56秒 | Weblog

小学5年の授業で ぼかしなど修正のない遺体画像を見せる・・・

なんと恐ろしいニュースだろう。

「見たくない人は、見なくていい」 と言ったとあるが・・・

果たしてそれが配慮と言えるだろうか。

先生の授業である、みんなの前でもある、見たくない生徒も見てしまったのではないか・・・

見てしまったことを後悔し、一生忘れられない生徒がいるかもしれないと

どうして想像できないのだろう。

情報発信のあり方、命の大切さについて考えてもらおうと思った?

どうして 命の大切さを 残虐な死から学ばねばならぬのか。

やわらかな子どもの心に伝える命の大切さは、希望ある生からであって欲しい。

表現の自由ある映画でも年齢制限を設けているではないか。

テレビでも公けにしていない部分を

大人の勝手な解釈で発展途上の子どもに見せるとは・・・

 

信頼して託している学校で、先生に?

我が子をどう守ればいいのか・・・まさかの教育に憤りを覚える。

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第886話 WOOD JOB!~神去なあなあ日常~

2015年02月08日 06時13分03秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

私が映画を観るのは、子どもが寝てからの深夜と子どもが起きるまでの早朝。

小学1年の子どもと一緒に観ることのできる作品と 観ないほうがいい作品がある中、

矢口史靖監督(映画監督・脚本家)の作品は、家族揃って安心して観ることができる。

加えて、私と全く趣味があわず、普段一緒に映画を観ることのない主人が、

「ハッピーフライト」、「ロボジー」など矢口監督ものなら一緒に観るという傾向あり、

我が家と相性のいい監督でもある。

 

設定が面白い監督。

期待して観た「ロボジー」もそれなりに笑いどころがあったものの、

後半のしりつぼみ感は否めなかった。が、この「WOOD JOB!」に関しては、

笑いもストーリーも前作を超えた作品に仕上がっている。

笑いの中に ふと考えさせられる言葉が随所に散りばめられており、

どこを切り取ろうか迷うが、映画を観る前に私がたまたま受けた質問で行こうと思う。

 

下水管工事をする方がいます。あなたは、子どもと一緒にその様子を見て、

子どもに何と伝えますか?

A.「勉強しないと、あのおじさん見たいになってしまうのよ」

B.「あの方たちのおかげで 私たちはこんなにきれいなお水が飲めるのよ」

どっちですか? と問われ、「後者(B)で ありたい」と答える。答えながら、

心の奥底に全く前者(A)の気持ちがないかと問われるとはっきり否定できるであろうか・・・

今後、混じり気なく後者でありたいと思う。 

 

「WOOD JOB!」 主人公・平野勇気の元彼女が、友人を連れて村にやってくる。

彼らとの会話の中で、

勇気があっち(都会)の人間からこっち(村)の人間になったことがわかるシーンに

ふと思い出した工事現場の質問。 

木の香りと澄んだ空気感じる映画だった。

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第885話 わたし~は石鹸

2015年02月07日 06時29分15秒 | 子育て・「おママごと」

「今は、小学校のそうじの時間に 嵐(アイドルグループ)とかの曲が流れて、

最後、じゃんけんがあるんです。 クラスから わ~って歓声があがって・・・」

今春、お子様が新1年生になるママから 学校説明会時の話をきく。

子どもたちが校内放送に耳を傾け、一喜一憂する姿が微笑ましい。


「他の小学校には、そうじの時間に音楽が流れて、じゃんけんがあるらしいよ」

早速 息子に話すと、「俺らんところも あるで」と言う。

「えっ、そ、そうなん?!」

「うん。 給食始まる前にな、なんか 私も石鹸 あなたも石鹸 っていう歌が流れてな、

最後にクイズが出るねん。で、給食終わったら 答えがわかって、その後、じゃんけん」

なんや うちにもあったのか・・・3学期に発覚。

 

学校であったことをあまり話さない息子。

「私は石けん」 作詞:伊藤アキラ 作曲:服部克久 歌:天知総子

に至っては、あまりにも日常すぎて伝える必要なし(レベル)なのだろうが、

ママには 懐かしいやら、新しいやら ホットな情報。

 

 

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第884話 誘導ミス

2015年02月06日 03時04分03秒 | Weblog

自分がする前に指示されるのを嫌がる息子。

この手のタイプは、近親者に教わるより赤の他人から学ぶ方がいいのだと

放任主義を貫きたいのにパパが息子に「勉強、勉強」と言う・・・

結果、当然のごとく「勉強なんか嫌い」になる。

 

「勉強、勉強言わないでくれる?」

人が長期的戦略を仕掛けているのに、

現状だけ見て短絡的な指示を与えるのはやめてほしい。

「言わなかったら全くしないだろ?」

「勉強、勉強言ったら嫌いになるのは当然。 第一、勉強と言う言葉がよくない」

「じゃあ、何?」

ん~、学び習う、学習・・・家で使うと変な感じの「学習」は定着せず、勉強ワードが飛び交う。


聞いたことは忘れる。

見たことは思い出す。

体験したことは理解する。(やったことはわかる)

自ら見つけたものは、持ち帰って使うことができる。(発見したことは身につく)

孔子なのか老子なのか荀子なのか誰の言葉なのか諸説あり、わからぬが、

結局、自らつかみにいったことが身につく 真理。

勉強、勉強言わないでくれる?



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第883話 世界の果ての通学路

2015年02月05日 21時15分10秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

「今日、学校行かへん。休む!」 そう言われて、

「そっか、そんな気分の日もあるよね。休んでいいよ」 

なんてすんなり認める訳にはいかない。

息子に学校に通える喜びをどう伝えるべきか・・・

「世界の果ての通学路」を共に観ることにする。


学校に行くために

片道15キロ、2時間。

片道18キロ、1時間半。

片道22キロ、4時間。

片道4キロ、1時間15分。

距離と時間が比例しないのは、彼らの状況が異なるためなのだが、

共通しているのは、学校に通い、学べる喜び。


教えるとは 希望を語ること 学ぶとは 誠実を胸に刻むこと (アラゴン)

彼らは危険を冒しても 希望を聴くため 学校に向かう。 

学校に行かなければならないのではなく、学校に行ける、

これは義務ではなく権利なのだ、幸せなのだ、

そう息子が思うのはまだまだ先になろうと思う。



 

 

 

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第882話 恵方巻き

2015年02月04日 04時56分47秒 | 子育て・「おママごと」

「豆まきしよう。誰が鬼する?」

私はてっきりパパかと思いきや、息子が立候補する。

お面を装着、さあ、始めようという段階で息子が、金棒がないと言い出す。

「金棒はないなぁ。(いつも遊んでいるおもちゃの)剣があるやん。

これを金棒に見立てたらいいんじゃないの?」と申し出たが、却下。

新聞紙で金棒を作り始める。

頭には青い鬼のお面、手には金棒、これでいよいよ始められるかと思いきや、

「青鬼らしくない」と服を脱ぎだす。いやいや、それは寒いやろ・・・

青い服を着たら青鬼に見えるんじゃない? 上着を着るよう促す。

「これで鬼っぽいやろ」と取り出したるはストライプの半ズボン・・・あぁ、鬼のパンツね。

やるからには本気で挑む、こだわりの強い息子である(笑)

 

普段、家族であっても同じ方向を見ているとは限らないものだが、

この日ばかりは、みんなが同じ方角を見、同じものを食べる。

1年に1回巻かれてみるのもいいではないか 関西発祥の恵方巻き習慣。

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