第１５１２話 PTAの葛藤

一度考え始めると、とまらなくなるのがPTA。

まだ、初回のPTA部会を終えただけだが、

なんだろう　この解せない思い。

 

仕事（自分に利があること）を理由に欠席できないと

出席したら、小さなお子様がいるご家庭は配慮すると・・・

休日、お子様とお出かけすることがあるであろうし、

その方々も参観や運動会はお越しになられているのでは？

 

再選対象になるのを避けるため出席に向けて

仕事を調整し、職場に頭を下げての参加なのに、

それ、今決めずに次回持ち越し？

作業スピードが、社会（会社）スピードと異なる。

専業主婦、共働き主婦の違いか？

その進行、その要領について、新参下っ端が意見するものでもない。

この時間軸にあわせていくしかないであろう。

 

そもそも　ボランティアの任意活動　というのが

日本になじまないのではないか。

PTA会費の中から活動運営費として

参加作業をご負担してくださった方に５００円支給とか？

有償にすれば、立候補者・参加者が増えるか？

その場合、その集会が必要不可欠なものであるか監査組織も必要か？

５００円で人は動くか？　いや、５００円でも嬉しいか？

５００円という設定は、年間経費にすると高いか？　やはり無償か？

 

一度考え始めると、とまらなくなるPTA。

参加者の中におひとりだけ父親がいた。

母親だけの時間軸だともっと伸びていたことであろうが、

男性がひとりいるだけで、引き締まったように思える。

PTAは、直接的でないにしろ、

保護者の教育活動の参加（関心の高さ）に意味があるように思える。

学校が、誰かがしてくれたらいい　ではないことを思うと、

母親だけの負担にしない　父親の積極的参加が眩しかった。

第１５１１話 PTAとは

Ｐａｒｅｎｔ　Ｔｅａｃｈｅｒ　Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ

略して、PTA

「保護者と教員による教育関係団体」は任意加入であり、

結成や加入を義務づける法的根拠はなく、

「ボランティア活動」が基本となる。

 

任意加入とはいうが、その業務の中に運動会他、

学校行事の準備・運営も加わっており、

誰かが担ってくださった　その恩恵を受けるだけ受け、

自分はお手伝いしないのはちょっと・・・と思うところあり。

担当となったからには、積極的に楽しみたいと臨んだが、

PTAは、よりよい活動の向上を目ざして

その　業務内容　の見直し(変革)というより

公平性の追求　に重きが置かれているように見受けられた。

 

意を決し、熱い思いがあっても

これまでの踏襲を変更することは　いばらの道。

任期１年で大きな改革をしようとしても難しいであろう。

情熱を少々欠いた、嫌々感漂う　PTA第１回集会を終え、

この１年間、「PTAとは」を考えていきたいと思う。

第１５１０話 息子の昼顔

毎年恒例、家庭訪問の季節。

「K(息子)君の投げるドッチボールの球、

すっごく速いんですよ」

「そうなんですか？！

じゃあ今度、投げて見せてもらいますね(笑)」

どこから見ても　おとなしめ顔、文科系男子の息子に、

そんな私の知らない昼の顔があるだなんて・・・面白い。

 

「K君、聞いているのか聞いていないのか、

時折　ぼ～っと　心ここにあらずな時が・・・」

始業式後、まだ１ヶ月もたってない。

息子は、結構な頻度で　ぼ～っとしているのだろうか・・・

私の知らない息子の昼顔に、自宅でできる改善(対策)を考えねばと(汗)

第１５０９話 キスして幽霊！

「キスして幽霊！、また見てるの？」

息子に言われ、照れる私。

「許して。ママ今、この人にハマってて・・・」

息子に言わなくてもいい告白までしてしまう。

何かとストレスのたまる春。明るいラブコメで現実逃避。

 

「ところで、K(息子)は　綺麗と思う女優さんはいないの？」

「おらへんで」

「テレビに出ている人で可愛いと思う人、誰もいないの？」

「・・・もしかして！」

「いや、違う違う。(ママって言ってほしい誘導じゃないから)」

息子と好みのタイプについて語りあう。

春は恋の季節かな？

第１５０８話 PTAの世界へ

PTAの役員選挙(抽選)により、

私もついに「PTA」の世界へ　足を踏み入れることとなる。

 

どんな世界が待っているのか・・・

役員決定と同時に配布されましたのが、

第１回目の招集日時。(平日１０時開始)

「あの～　私、この日仕事でお休みしたいんですけど・・・」

「年間に２回欠席すると、再度　役員抽選対象になるけど？」

こ、これは、衝撃的事実。

年間活動日のうち２回欠席すると、

PTA役員としての義務を果たしたとみなされず、

再度　役員抽選対象になるというシステム。

 

年間の活動予定表を見ながら頭を抱えずにはいられないが、

役員にあたっても何もせず、その責務を逃れる人がいた場合の

公平性を配慮して生まれたルールと言えるだけに反論のしようもない・・・

が、年３回じゃなくて、２回。

２回休むと、ってことは実質、休めるのは１回？！

こ、これは　何としてもその日、そこにいる　ことが大切であることを悟る。

第１５０７話 ＰＫ(ピーケー)

インド映画「ＰＫ」を見始め、

失敗したかな・・・

と気を抜いて流し見をしていたのに

気がつくと、その深みにはまってしまう。

 

「宗教」という難しいテーマを

こんなにも　わかりやすい言葉で、

可笑しくも、深く伝える作品に

早々　出会えるものではない。

物語の主人公は宇宙人。

彼の問題提起に、平和は夢ではないと思える。

 

もっと　大きな視点でこの世を見れば。

もっと　シンプルにこの世界を見れば。

もっと　純粋にこの世を眺めてみると。

今まで見てきた景色（常識）が変わる。

 

映画を観終わる頃には地球規模で、

悪いヒト、悪いコトばかりじゃないこと。

そこに愛があること。

この世界は捨てたもんじゃない。

そんな希望を感じさせてくれる。 

第１５０６話 衝撃の事実

朝起きるのが遅い息子が、珍しく早起き。

いくら早起きがいいといっても、

まだ夜中の２時半なんですけど？

暗がりの中、制服に着替え始める。

「そんなに早く起きると、授業中に眠くなるよ。」

「眠くならへんで」

「授業中、寝たことないの？」

「ない。　けど、ぼ～っとはしている」　私、(！！)　

 

(自覚は、あるんだ・・・)　

その昔、個人懇談の時、先生から

息子が時折　ぼ～っとしており、心ここにあらず

なのはきいていたけれど

改めて本人の口から聞くと、重みがある。

「ぼ～っとしてる時、先生が何を言ってるか聞こえてる？」

「いや、聞こえてない」 (それって授業中、寝てるのと一緒では？)

なんだ　この親としてのがっくり感(笑)

第１５０５話 喜んで

息子の「水好き」に困ることがある。

お子様は甘いジュースがお好きと思い込まれ、

お子様会席等にジュースがついているのだが、

ある日突然、お水の美味しさに目覚めてからというもの

息子は、ジュース　より　お水派　に。

息子がお水を頼み、私が息子のジュースを飲むから

私はドリンクを頼まなくても　事足りてしまう悪循環。

 

旅館で、居酒屋で、お酒やジュースが還元率のいい利益。

コース始めの「何かお飲み物は？」の問いに、

「お水を・・・」と言うと、がっくり感が伝わってくる。

主人も私も　アルコール　より　がっつり食べたい派　なので、

一品料理を足す　などして

飲む　より　食べる　に経費をかけているではないか、

それでも(入れるだけの)お水より、

(作りこまねばならない)次の料理の方が先に出てくること　しばしば。

場所によっては、「お水を」と何度も頼まないといけないことも多く、

忘れ去られることも多い。

節約しているシケた客ではなく、

お水をこよなく愛しているだけなのだが・・・水の「出し惜しみ」は多い。

 

外食は、アルコールを促進するよう塩分が強いので、喉が渇く。

やっと出てきたお水を　待ってましたとすぐに飲み干してしまうから

また「あのお水を・・・」と申し訳なく、注文する　の繰り返し。

こんな時思うのが、空のグラスがあれば、

何も言わずともお持ちいただけたらな・・・とか。

喉が渇いている状態で頼んでいるのだから、

一刻も早くお持ちいただけたらな・・・とか。

 

なので、我が家は、

無料のお水を惜しみなく出してくださるところ　の評価が高い。

たとえその注文が無料のお水であったとしても　分け隔てなく、

これが　そのお店の　好感度につながる。

一見　儲けがないものに対しても　「はい(喜んで)」

この姿勢が、リピーターを生む瞬間。　

第１５０４話 苦味を味わう

桜吹雪の中を駆け抜けていく。

あたたかいというより一気に暑くなった日差しの中、

ハラハラと舞う桜の輝く美しさに目を奪われた週末。

春(会席)を味わいにいく。

 

前菜にそらまめのソースをあえて、

菜の花と鶏肉のみぞれ鍋、

たけのこと鯛の焼き物に

ふきのとうの炊き込みご飯・・・

薄味なのに　舌に感じる春野菜の苦味。

冬の間、エネルギーを蓄積した生命力あふれる春野菜には

さまざまなパワーがあふれているらしく、老廃物がたまった冬から

苦味でカラダを目覚めさせ、新陳代謝を促してくれるという。

 

春野菜を味わいながら　新社会人のみなさんを想う。

新生活の始まりと共に

衝撃と苦味を味わっていることであろうと思われるが、

味わった苦味に萎えるのではなく、

この苦味にこそ　成長のための栄養が凝縮されていると信じ、

ぜひとも　飲み込んでいただきたいと思う。

第１５０３話 夢の続き

犯罪に巻き込まれる夢を見たのだが、

数日後、その続きとして

今朝、実況見分に立ち会う夢を見る。

もう一度　あの事件を思い出して再現するの？

ヤダっと拒否った時に目が覚めたのだが、

まさか悪夢にエピソード２があるとは・・・

 

事件　実況見分　

で、深夜　夢占いしてみたが、ひっかからず。

怖い夢は一夜完結にしてほしい。