第882話 恵方巻き

2015年02月04日 04時56分47秒 | 子育て・「おママごと」

「豆まきしよう。誰が鬼する?」

私はてっきりパパかと思いきや、息子が立候補する。

お面を装着、さあ、始めようという段階で息子が、金棒がないと言い出す。

「金棒はないなぁ。(いつも遊んでいるおもちゃの)剣があるやん。

これを金棒に見立てたらいいんじゃないの?」と申し出たが、却下。

新聞紙で金棒を作り始める。

頭には青い鬼のお面、手には金棒、これでいよいよ始められるかと思いきや、

「青鬼らしくない」と服を脱ぎだす。いやいや、それは寒いやろ・・・

青い服を着たら青鬼に見えるんじゃない? 上着を着るよう促す。

「これで鬼っぽいやろ」と取り出したるはストライプの半ズボン・・・あぁ、鬼のパンツね。

やるからには本気で挑む、こだわりの強い息子である(笑)

 

普段、家族であっても同じ方向を見ているとは限らないものだが、

この日ばかりは、みんなが同じ方角を見、同じものを食べる。

1年に1回巻かれてみるのもいいではないか 関西発祥の恵方巻き習慣。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第881話 そして父になる | トップ | 第883話 世界の果ての通学路 »

コメントを投稿

子育て・「おママごと」」カテゴリの最新記事