第819話 頑張る理由

2014年11月28日 06時00分07秒 | 子育て・「おママごと」

ミュージカル「シカゴ」(前話参照)公演後、走って帰ったが、息子は既にご就寝。

1日の終わりに会えず、朝、息子を起こすと機嫌が悪い。

「ママなんか嫌い」

夕方から夜にかけて4時間だが、

私が母親業でなく、自分時間を優先させたことに不服があるパパ。

息子にうまく取り繕うことなく、パパに何か吹き込まれたらしい・・・


マラソン大会当日の朝、険悪な関係のまま別れたが、

帰り道、私が手を差し出すと、息子が繋ぎ返してくれた。

「今日のマラソン大会どうだった?」

「僕な、ママとパパの子供やから 頑張って走った」

パパとママの子供だから。

息子の心の中で支えとなる存在であったことが嬉しかった。母親冥利に尽きる嬉しい言葉・・・

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第818話 アプローズメモリー

2014年11月26日 23時24分12秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

男役の姿月あさとさんを観たいがため、姿月あさとさんの歌声を聴きたいがため。

衝動を抑えきれず、息子を放って、13,000円を投入し、行ってきました

宝塚歌劇100周年記念OGバージョン ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」

 

梅田芸術劇場を目指して途中、ホテル阪急インターナショナルを見上げる。

ここは、私たちが結婚式をあげた場所。

披露宴の準備に足繁く通ったが、

その前は、シアター・ドラマシティに開演時間目指してよく走った。

ちゃやまちアプローズ。

その名の通り、今夜も拍手喝采、感動が息づく場所。

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第817話 あの頃

2014年11月26日 04時02分22秒 | Weblog

「模試の問題文の続きが気になるタイプだった」

実は、私もそのクチ。

あぁ、大学って同類が集まる場所なんだなと。


「自分の気持ちを露呈できた大学時代。 あの頃、結構深い話をしてたなと・・・」

確かに・・・今より小難しいことを語っていたような・・・模索していたからかな。

自分の気づきをきいてくれる、分かち合える仲間との出会い。


「大学でしてきたことが、卒業後、色々ある中でにじみ出てくるなと」

じわ~と。

うん、じわぁ~っと。

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第816話 激突!

2014年11月26日 02時57分10秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

立ち寄ったレンタルビデオ屋さんで主人が「激突!」を探しているという。

激突?

「追い越した車にずっと追い回される映画」

不意に鮮明に思い出すあの茶色いタンク・ローリー車(の映像)。

あの映画は「激突!」だったのか・・・

映像と題名が一致する瞬間まで記憶に残るインパクト。

追い越しただけで?

殺意の理不尽さと顔なきドライバーの、見えない恐怖。

映像表現が生きる素材、かつ、低予算の高いコストパフォーマンス。

監督は?

スティーブン・スピルバーグ・・・って、やっぱりすごいお方。

 

 

※ストーリー

ごく普通の男が車で走行中ただ追い越したことだけをきっかけに、

殺意に満ちた見知らぬ大型タンク・ローリーに追いかけ回されるさまをスリリングに描いたサスペンス。

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第815話 1日小学生体験

2014年11月16日 07時30分06秒 | 子育て・「おママごと」

11月は、休日参観。(参観後は、芸術鑑賞、文化講演などあり)

春から自己紹介、国語、算数、道徳ときて、今回の教科は、生活。

 

前半は、花の名前と種を結び合わせていくクイズ形式。

すいかの花や柿の花・・・私にわからぬ花の名前を子供たちが答えていく。

実際の種に触れ、観察し、「みつけたよカード」にきづいたところを書いていく。

息子と一緒に私(親)も種に触れる。

コスモスの種がこんなに小さくて心もとないとは・・・体験が探求学習の芽を育てる。

 

後半は、私の好きなものは何ですか?クイズ大会。

前に出て班ごとにクイズを出し、発表者以外はわかっても、すぐに答えを言わず、まず質問がお約束。 

僕の好きな虫はなんですか? ヒント1、角があります。 ヒント2、大きさは手の平くらいあります。

質問がある人は、手をあげてください。

「角は何本ですか?」 「2本です」

「色は何色ですか?」 「黄色っぽい茶色です」

わかった人は手をあげてください。「ヘラクレスオオカブトです」

息子たちの班は、「私の好きなキャラクターはなんですか?」

ヒント1、白色です。 ヒント2、女の子です。

「ディズニー系ですか?」 「ちがいます」

「リボンはついていますか?」 「ついています」

「キティちゃんです」 「正解です」

数ある選択肢の中なら絞込み、正解を導き出すため、質問がいかに大切かを学ぶ。

 

小学1年生でもわかる言葉で。 参観は、大人にも大切なことを教えてくれる。

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第814話 思い出せない言葉

2014年11月14日 20時18分52秒 | Weblog

今日は、「沈黙は金なり」を痛感、「覆水盆に返らず」状態に陥る。

とにかく落ち込んでいる。

他のことを考えようと、ふと思い出した意味にあたる言葉が思い出せない。


時間がある時にはお金がなくて、お金がある時には時間がない。

体力がある時にはお金がなくて、お金がある時には体力がない。

そのような意味を伝える言葉で、

若い時には盃が小さく、歳をとると盃が大きい、みたいな言葉。

先ほどから検索しているのだが、見つからない。


思い出せない言葉を探しながら、今日の失敗ばかり思い出す。


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第813話 幼心と秋の空(後編)

2014年11月13日 20時30分31秒 | 子育て・「おママごと」

学童に迎えにいくと、「今日、カマキリつかまえてん」と嬉しそうに言う。

珍しく「今日の出来事」を話してくれる息子の手に見たこともない箱が。

ふたに無数の穴が開いている。 ヤな予感・・・「見て」 (現物)

「え~、飼えないよ~。逃がそう」 

怒ったわけでも深刻に言ったわけでもなく、笑いも交えて何気なく言ったのだが、

振り向くと、息子が下を向き、ポロポロ涙を流しているではないか。 へ?

「僕な、何回も、何回も、捕まえようとしたけど、捕まらんくて、やっと捕まえられたのに・・・」

そっか・・・そんな幾度もチャレンジの末の捕獲だったとは・・・

「ごめん。ママ、知らなかったから・・・飼おう」 息子、泣き止む。

 

「で、カマキリって何食べるの?」

「バッタとか、コウロギとか」

それは、本当の餌だよね・・・カブトムシのゼリーみたいな餌があるのでは?

パパに「帰りにカマキリの餌を買ってきて」メールを送ると、

「カマキリは生きたものしか食べない肉食だ」と返ってくる。

「え~、やっぱり飼えないよ。逃がそう」 再び、息子が泣く。

家で飼うことで、亡くなってしまうことを説く。 「明日、学校で 逃がそう」 

 

学童に迎えに行った時、息子が言う。

「僕な、カマキリに『頑張って生きや』って言って逃がしてん。 右目から涙がポタッて流れた」

そっかぁ・・・晴れたり、曇ったり、幼心と秋の空。

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第812話 幼心と秋の空(前編)

2014年11月13日 06時33分19秒 | 子育て・「おママごと」

前話で、スイミングが好きになった報告後、もう嫌い。

子供心はコロコロ変わる。

スクール指定の水着は、超ビキニ。 

きゃしゃな体に妙に小さな三角形の水着姿。

それだけでも面白いのに、

更衣室から出てきたものの靴下履いたまま、だとか、

まっすぐ泳げず、プールサイド(壁)沿いに泳ぐ小さな体を観覧席(上)から見ると笑いが込み上げ、

同時に目頭が熱くなる親心。 

息子の頑張っている姿は涙腺を刺激する。

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第811話 苦手意識

2014年11月09日 05時55分17秒 | 子育て・「おママごと」

第788話・裏日記にて宣言、有言実行すべく、息子を9月からスイミングに通わせている。

 

実は、2年前にも夏休み短期教室に通い、今年も短期教室から始める。

2年前の担当Sコーチとは相性悪く、今年の担当Fコーチが気に入った様子。

秋からもFコーチで習わせたいと伝えていたが、ふたをあけてみると、苦手なSコーチだった。

このままSコーチでいくか、それとも、Fコーチを追いかけて別の日、別のクラスに変更するか・・・

どうする、私?!

 

今後の長い学生生活、息子は色々な担任教師に出会う。

ずっと 相性のいい方ばかりではなく、苦手な先生も出てくるであろう。

学校のクラスを替えることはできない。 しばらくSコーチで様子を見てみることにする。

嫌がる息子をあのテ、このテでのせて行かせる。

実際より大げさに上達を褒め、Sコーチの功績として称えた。

ある日、突然息子が言う。 「僕、Sコーチのこと、好きになった」 「ママも」

 

逃げることや辞めることはすぐできる、もう少しその場で留まった結果でた今回の好転。

親子共々、誤解していた気持ちを解き、Sコーチと週に1回、仲良くやっていこうと思う。

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第810話 親の期待

2014年11月06日 06時28分08秒 | 子育て・「おママごと」

学校の図書館で「くものいと」を借りてきたと言う。

 

小学1年生にして芥川龍之介の「蜘蛛の糸」とは! 期待高まる。

「ママにも 見せて」

出てきたのは、本物のクモと巣をカラーでご紹介の「クモのいと」

クモの体の産毛?みたいなものまで見えるほど至近距離写真に、ぞわっ。

 

 

 

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