る多くの人は、教会と聞くと何をイメージされるだろうか。おそらく下の写真のようなものではなかろうか。
私もずっとそう思っていたし、日本人なら誰しも神社仏閣なら、その境内及び建物に神域を感じている。だから教会とは十字架を屋根の上に掲げた建物だと思っていたら、それは単なる会堂であって、教会ではないのだ。
しかしキリストが教会の頭(かしら)であり、キリストのからだとされる教会(エペソ1:22-23)に関しては、建物を教会だと見るのは、ひょっとして偶像礼拝につながるかも知れないのである。
教会とは英語でチャーチ(Church)、その源はギリシャ語のエクレシアから来ていて、呼ばれた人々と言う意味になる。そう、教会とは神によって呼び集められた人々=集まりなのだ。決して建物ではない。ペテロが「あなたは生ける神キリストです」と告白した言葉の上に、キリストがわたしの教会を建てると言われ、それがペンテコステの日に聖霊の著しい働きによって教会が誕生したのである。だから教会とは、聖霊なる神が頭となって、教会員が聞き従っていて教会と言えるのだ。だから教会とはとどのつまり、信仰が土台なのだ。
ケパ中村