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ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

歯周病という国民病

2013年06月08日 | 健康・スポーツ

 ようやく私を初めとしてこの国も、歯に対する意識が高まってきた。
 私が若い時期を過ごした時代は「猛烈社員」の時代で、月100時間の残業なんてざらだった。健康は消費するためで、逆に投資する・・・・なんて雰囲気はなかった。特に「歯」に対して意識が低く、痛くなったら歯科医院に行って抜歯ししたり、金属をかぶせたりが普通だった。それで口中金属だらけにしている人が、私をはじめとして多かった・・・・痛恨の極み(>_<)。

 今日隔週には通っている歯科医院に行き、帰りの電車に乗っていたら、こんな広
Photo_2告を見た。「5人に4人は歯周病」だそうだ。こんなひどい話はないが、現実だろう。下はその歯科医院の待合室にTVがあって、そこでの啓蒙プレゼンをメモしたものだ。

 歯周病から起こる病のイロイロ
○心臓病のリスクは二倍から三倍にアップする
○糖尿病を、引き起こしたり悪化させる

○肺炎を、引き起こす
○早産や低体重児の原因ともなる
○更年期女性では骨粗鬆症を進行させるリスクが二倍になる

 実にぞっとする話である。しかし歯磨き時の歯間清掃で、たくさんの食べかすが出る。このまま磨かず放置して(腐敗して)、次の食事で何となく体に摂ってしまう事も恐ろしい。おまけにどんなに磨いても口中には、自分の手の届かない所があり、自然歯垢が蓄積し、歯石化し、歯槽膿漏(歯周病)となり、ウミを出し続けるようになってSOSである。
Photo_3

 これを防ぐには、常に歯科衛生士からチェックを受けつつ(自分の悪い癖が自分には分からないから)日常こまめにブラッシングし、なおかつ定期的に歯科医院に行かなければ防ぐことができない。悪くなってからでは遅い。その前に歯科医院へ行き、歯の状態を相談し、忠実にその指示に従い続ける決心が・・・・唯一あなたの歯を守る道だ。

 インプラントという救世主的なものが現れたが、どうもこれも万能ではないようだ。あご骨の形状によってはインプラントができない人もいる上、上下とも金属(インプラント)というのは、噛み合わせの際の沈みがないので、たとえて言えば「ドアを強烈にバタン!、バタン!と開け閉めしている」ようなものらしい。そんな使われ方をしているドアは、壊れやすいのは必定だ。神が与えてくださっている自分の歯で噛む・・・・これ以上のものはないようだ。   ケパ

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