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ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

口腔ケア・・・リア充人生のために

2019年02月22日 | 健康・スポーツ

この前、定期の歯科医院で受けた治療のメニューは次のようになる。

①問診〜前回、と言ってもこの数週間の間に、歯と口に何らかの異変は感じなかったか?

②プラーク(歯垢)コントロール〜歯肉や歯磨きの状態をチェックし、歯磨きのブラッシング指導をする。(10年経っても磨けていない所が、毎回必ずあるのが実情だ)

③カメラ撮影〜歯の状態を大きくディスプレイに映し出して、①と②の視認をする。

④歯周ポケット測定〜歯周病は歯と歯茎(歯肉)の深さを測ることで測定できる。針を刺して測るので、痛い人もいる(ポケット内に住む嫌気性菌による歯槽骨破壊を防ぐ)。

歯周病は30代以降、急速に進行し、歯科医院以外ではそれを止めることができない(これは体験上絶対!)。歯の土台の顎の骨(歯槽骨)を溶かして歯が抜けるのが歯周病。沈黙の病気と呼ばれ、気付いた時には手遅れかも。

医師による歯全体のクリーニング〜歯石などを粉砕し除去する。これなくして自分の歯は守れない

⑥最後はマウスピースの調整,〜寝ている間の歯を守り、歯の移動を抑え整える・・下はそのイメージ)

高校生頃から長い間、私には【歯】の問題があった。その頃はまだ虫歯だったが。それが・・・・

40代後半、歯槽膿漏のため右奥歯を三本も抜いた。どんなに痛み止めを呑んでも、全く効かなかった。一晩中痛みで床をゴロゴロ、転げ回ること三回。

それ以降、医院から数ヶ月したら来てくださいと言われたのに、痛みのトラウマでその治療を放棄していた。すっかり歯科医恐怖症になった私は、以後45年も放ったままであった。すると歯は何と移動し、歯並びがガタガタになって来てた。歯全体がおかしい。このままでは、総入れ歯目前という予感が湧いて来る。

ちょうどその頃、神に触れられ、牧師として献身する召命を受けた私は、愕然とした。牧師って、今以上にしゃべる仕事ではないか。こんな歯無しでは、その使命が果たせないのではないか、と。(今行きつけの高円寺の歯科医院。良い歯科医に出会われるためには、お祈りをおススメします)

それで悔い改め、これまで避け、逃げ続けて来た歯科医院の門を叩いたのが53歳の時だった。私の歯を見た医師はこう言った「あなたは毎週必ず、ウチに通い続けることを約束できますか?」約束しないなら、助けられないという意味である。「通います。先生お願いします!」

まさかそれから、所を東京に移しても、毎週必ず通う、が十年以上も続くとは、そこまでは私は想像できなかった。現在でも月一は必ず通っている。

感謝することに、53歳から通いはじめて以降、入れ歯はインプラントのおかげで無く、歯槽膿漏は劇的に改善され、一本の歯も抜けていない。歯は、断崖絶壁の上で、かろうじて持ちこたえて14年になる。

多くの日本人には、過去の私を含め、歯科医院に定期的に行かなければ、決して今ある自分の歯が守れないというデンタルIQが決定的に不足している。痛くなってから医院に行く、なんてのは情けない実態である。

そしてとりあえずの治療が済めば歯医者に行かなくなる、本当にもっと最悪である。治る、とは歯科医院の手助けなしに不可能だし、いずれ歯無しになることは目に見えている。歯が無い人生とは、食べたいものを食べれる、明瞭にしゃべる、思いっきり口を開けて笑えるリア充人生とは・・・言い難い。

今ある自分の歯を守るのはあなたの自覚と責任。神の前で、与えられた体をぞんざいにした言い訳をするようになる前に、今からでも遅くはない、悔い改めてレッツゴー、予防歯科へ。

ケパ

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まさかこんな日が・・・大坂なおみ

2019年01月28日 | 健康・スポーツ
土曜日、大坂なおみが全米に引き続き全豪オープンで優勝し、アジア勢初の世界1位=チャンピオンになった。(大観衆の前で優勝を喜ぶ大坂なおみ)

ほぼ半世紀のテニスとの熱い付き合いで、日本選手がグランドスラムと呼ばれる四つの栄冠を手にする日を見る日が果たして来るのだろうか? まして世界1になることってあるのだろうか? そういうあきらめたようなさびしい思いでいた。

しかしそれは大坂なおみによって、今回すべて達成された。今回の全豪で特筆すべきは、前回の全米でのセリーナの一件である。せっかくの大坂の優勝も、セリーナの審判への侮辱や八つ当たりなどで、全く水をさすことになってしまい、ブーイングが続く授賞式に、大坂が観衆に「(皆さんの期待を裏切って)私が勝ってしまい、ごめんなさい」と言うほどだった。(決勝戦を戦ったクビドバと抱擁する大坂なおみ。勝者も敗者も、精一杯の自分の力を引き出させてくれた相手を感謝し祝福する)


今回の結果は大坂が真の実力者であり、チャンピオンであることを証明したものだ。あの時のセリーナは、なおみの台頭に、自分の時代が終わったことへのイライラをぶっつけただけなのだと言うことが証明された。人間、自分の真実を受け入れることは、大変難しいのだ。いやあ、実に爽快である。

"隠れているもので、あらわにされないものはなく、秘められたもので、明らかにされないものはありません。"(マルコの福音書 4章22節 新改訳2017)



ケパ







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その場しのぎでなく、平生(へいぜい)から

2019年01月14日 | 健康・スポーツ

テニスをすると、どうしてもラケットを握る手の親指の内側に【たこ】ができる。
たことは刺激の反復、局部的圧迫を受けてできる、表皮の堅く厚くなったものだが、私のように親指の内側にできるのは、バックで打ち合うことが多いためなのだ。

このたこ、特に乾燥する冬場には、厚くなった皮まてが裂けてしまう事態になり易い。それで荒れかけると、ゲーム前にあわててハンドクリームを塗っていたのだが、少し前にドルカスに注意された。

「ええっ、その場でだけ塗ってるの? 」
「イエス」
「ダメねぇ、お風呂上がりとか、普段からいつもていねい塗っておくのよォ」
ギョギョオ、そ、そうなのか。そう言えば、そう書いてあったな、と。
で、早速風呂上がりなどでやってみたら、これが実に調子良い。【たこ】がツルツルのお肌になってきた。

どうもその場しのぎは、解決にならないようです。健康体操やストレッチ、これらも日頃からきちんとていねいにやり続けないと行けないらしい。耳にいたい話しでした。

ローマは一日にして成らず。





ケパ





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なんという事

2018年11月27日 | 健康・スポーツ
ケパさん
先週末は少し頑張りすぎたようでした。
晴れ渡った秋の金曜土曜の一泊で、田舎へりんごの収穫の手伝い。
いつもより随分早く出発して、午後の作業に加わり、りんご採り。
陽が暮れる前に兄と2人で車のタイヤ交換、それが済む時にはライトがないと確認できない時間だった。


夜は早く休めばと思いつつ11時は過ぎ、翌日は帰りの運転を考慮して、りんごの収穫は私のみ手伝う。沢山のりんごを分けてもらい、昼過ぎに実家を出発。
途中黒猫ヤマトで荷物を出したり、念願のの蕎麦を食べて。(さすが連休もあって30分ほど待ち)
上信越道へは2時半頃だったか。

気温の低さと風の冷たさでアレルギーのクシャミが始まったのか始まったのか鼻水も止まらないようで、だんだんと鼻風邪かな?どちらか?と判断がつかないね。

関越道に入ると渋滞が始まった。
ケパさんのクシャミ、鼻水は止まらない。予防の為にマスクをして何とか凌いだけれどね〜。

渋滞の間運転を私が代わり、その間で少し体が休まったのか都内に入ると、このまま横浜まで行こうと、まわり道することにした。クシャミは相変わらず止まらない。が、何と横浜に着く頃にはクシャミはほとんど止まる。
ベイビーに影響なくて良かったよね。抱っこもしたね。
でも寄って来て良かったよね。
その日はもう遅いので無理せず家に帰ろうと、私は主張したのだけど、途中からケパさんがそう言うなら、そう従おうと思わされ、行くことにうなずき、そして祈った。平安であるように〜。

翌日の日曜日は何と、礼拝中鼻水が止まらない。礼拝中はTPを横に置くほど。

神様に感謝して、午後のしばらくを家に帰宅し休むが、夜の礼拝終わる頃からきっと熱が出てたね〜
自宅に帰り体温を測ると、やはり37℃ある。私は焦るよ。癒しを祈りますよ。

取り敢えず、喉の痛みを取る為のクスリと喉に優しいかな、りんごでビタミンをカバー。いやいや一番はお祈りよね〜

そして今日は落ち着いていて、

今夜のうちにと説教要旨を書き上げてました。
神様!明日の水曜礼拝には完全に回復がされていますように、祈ります。
勿論寝ているその胸に手を置き、癒しがあらわされますよう祈った。

ドルカス






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股関節の痛みとストレッチ、その恵み

2018年10月19日 | 健康・スポーツ
船橋から横浜の親族宅まで、約60キロある。そのルートはほぼ、東京湾岸を走り続ける。都内を走り抜けるだけに、そのルートのほとんどは高速道路となる。しかしその日、6月22日は高速道路代の節約と併せて、一般道を1度は往復して走ってみようと決めていた。一般道も走ってみるとなかなか、景色が良いのだ。ただし、時間は倍以上かかる。(湾岸と横浜の都市高速を使った場合)

体の異変はすでに往路で現れていた。妙に右足の付け根、股関節が痛むのである。そのサインを甘く見た私は、それでも計画通り、帰り道まで一般道を走った。するとものの1時間もしないうちに、右足の股関節が痛く、痛みをこらえながらの必死の運転になった。運転を続けたのは、痛んでもブレーキなど操作そのものには危険を感じないからであった。

「日数が経つと治るだろう」と当初軽く考えていた私は、逆に運転する度に痛みが増してくるのにうろたえた。とうとう我慢できなくなり、7月9日に船橋整形外科で診察を受けた。この近辺でこの病院はすごく有名な病院で、ちょっと難しそうな今回の症状にも、対応して診てもらえるのではないかという希望からである。(二階のリハビリセンターこれでも半分くらいしか映ってない)

検査や診断の結果、私は二階の広いリハビリセンターに回され、トレーナーから幾つものストレッチ指導を受けた。翌日からは毎日自宅でもしなければならなかった。リハビリのストレッチを続けながら三カ月通ったが、病院へ行った頃の痛みを最大10とするなら、8月で8割くらいに減り、9月で6割 、10月で4割程度に徐々に直ってきた。

各ストレッチを毎朝しながら、右股関節から座骨を通って、臀部に至る筋肉が痛んでいるということはわかった。直ってきつつあるとは言うものの、毎日自宅でストレッチをしながら、筋肉ってずいぶん時間がかかるものだなぁ、とあらためて思い知らされる。4か月経っても完全ではないのだ。

しかし何事も感謝である。そしてこの事も益に変えられると言うのが、私たちの信仰である。で、これって本当である。まず、確かに体の回復は進んでいる。神さまがこのことに治癒力を与えてくださっていること。次に今回のストレッチする習慣を通して、課題であった下半身の筋肉の衰えが、相当改善されたことを感じる。これはやろうとしても、力のない私はすぐに三日坊主になるのだから。おかげでかなり戻ってきた。なんと感謝なことだろうか。



ケパ


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テニス、奥深く狭き門

2018年10月01日 | 健康・スポーツ
猛烈な台風一過の今日の午後、テニスに行って来た。何しろ昨夜は、南向きの住まいのガラスが暴風雨に「割れるんではないか?」と心配するほどだった。こうなるとなぜか、「明日は絶対いい天気」になると反対に思ってしまう。

風が少し残っているが青空が広がって、10月にしては最高気温をマークしかねない上々の天気。テニスはサークルなど固定したメンバーでするより、テニスオフ(パソコンでこの指止まれっ的な募集で集まったメンバー)のような、いつも初対面のメンバーの方が好きだ。(今日のテニスオフ)

テニスは以前は貴族のスポーツとか呼ばれていた。なぜか?
まず第一に、テニスは難易度が高い競技で、初心から入ると、ゲームができるようになるまで少なくとも二百時間、本当はその倍はかかる。つまり毎日のように何時間も練習して、半年近くかかる。しかしそれでも超初心者レベルの段階でそうなのだ。こんなに入り口までに時間がかかるスポーツは、昔は貴族階級でないと不可能であった。

時間が、かかる理由は、走りながら、ラケットを振りながら、どこかに跳んでくるボールを、ただ返すだけでなく、きちんと意図通りに打ち返す難しさにある。時には数時間に及ぶ体力と集中力、それだけでない、テニスは人が違えば、すべて異なるプレースタイルがある。私はいろんなプレーに接するのが楽しみなので、テニスオフが好きなのだ。
また卓球とかバドミントンなどと比べても、一人がカバーする面積は最大である。だからテニスは囲碁のような頭脳的な《予測という読み》が欠かせない。難易度の高いテニスは、フィジカル(身体能力)よりメンタル面(精神や意思力)の力が大きいので、私のような年齢でも若い人などとも対抗できるのである。

簡単にできるものはすぐに飽き易い。逆に、なかなか難しいものは奥の深い。選ぶなら困難な道が優れている。
その、「困難な道」に関して以下の話を・・・・・・・・・・・

キリスト教は世界最古にして、世界最大の宗教だ。今日の人類の普遍的価値観である平等と人権、民主主義、博愛はすべてこの宗教から出たものだ。
しかしこのキリスト教は、すべての人は罪人であり、キリストの十字架による救いを受けなければならないとする。「自分はまあまあの良い人生を送っている」「(法的な意味で)自分は罪を犯してないし、税を納めることで社会に貢献し、正しい生活を送っている」と思っている人には狭き門なのである。

狭き門より入れ、滅びに至る門は大きく、その道は広く、これより入るものおほし。命に至る門はせまく、その道は細く、これを見出すもの少なし。」(文語文聖書 マタイ伝第7章13節〕




ケパ





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前代未聞、全米テニス大会大荒れ

2018年09月11日 | 健康・スポーツ
昨日は書かなかったが、日本人初の四大大会タイトルに、光と影、明と暗のようなことが起こった。それは稀に見る荒れた試合になったことだ。

原因の発端は対戦者の王者セリーヌ・ウィリアムズにある。出産をして1年、テニスに復帰して半年、彼女は再び好調を取り戻していたし、詰めかけた何万人の観客もセリーヌの勝利を信じて疑わなかったはずだ。「あれだけの王者が、二十歳そこそこの、しかも四大大会に一度も勝ったことのない国の選手に負けるはずかない」と。言わばセリーヌの独壇場ショーを観に来ていたのだった。

ところが最初からどうもおかしい。攻め続けるなおみに守勢に回り続け、第一セットを2-6であっさり落としてしまう。第二セットでも一度は優勢に立ってもすぐに挽回され、この時点でおそらくセリーヌは負けを悟ったと思われる。
となるとこれは、完全に世代交代の分岐点となる転換点の試合になりかねない。二十歳の挑戦者であるなおみは怖れを払拭し、さらに伸び盛りとなるだろう。一方自分は36才で、体力的には下がるばかりだ。
この焦りが審判の軽い注意(観客席のコーチから指導を受けないように)に切れてしまった。それは逆上に近いものだった。審判に文句を言い、ラケットをコートに叩きつけてぶっ壊し(これで一ポイントペナルティ)、挙げ句の果ては審判に「謝れ、私の人格を傷つけた!、許さない」「嘘つきの盗っ人」と大声で罵ったので、なんと一ゲームのペナルティを受けた。大会最高の見せ場である決勝戦でこれは、まさに前代未聞である。これは戦わずして試合を投げ出したも同然である。

さらに悪いのは観客であった。セリーヌショーを観に来たのだから、セリーヌに味方し審判に大プーイングをして敵対した。最悪なのは勝敗が決着しての表彰式で、なおみに対して「お前はチャンピオンではない」とばかりブーイングしたことである。これにはなおみはサンバイザーを傾けて隠しながらも泣き出してしまった。これだけでも最悪なのにもっと汚点は、この時の表彰式スピーチで全米テニス協会の会長が、「私たちが求めた結末ではなかった」「セリーナは王者の中の王者」と述べるなど、勝者を侮辱するような対応をしたことである。

だからなおみが「皆さんがセリーヌを応援していたのは知っていた。勝ってごめんなさい」と涙ながらに謝罪させられたわけで、これはあってはならない勝利者スピーチになったことである。
翌日のアメリカの新聞はこのことを「アメリカの恥」「真の勝利者はなおみで、みんな謝罪すべき」と題して一斉に報じたのは当然であった。
唯一評価できるのは、表彰式会場の大ブーイングに対し、冷静さを取り戻したセリーヌが、「チャンピオンにリスペクト(尊敬)をすべきだ」と観客をたしなめ、それでブーイングが終息したことだろう。


翌日になって全米テニス協会はセリーヌ対して、三つの処分を出したが、そんなことよりまず第1に総責任者である協会自体がなおみに対して会場全体と会長スピーチに謝罪すること。次にセリーヌが自分の逆上した行為の結果、観客まで巻き込んで試合を台無しにしたことを、なおみに公式に謝るべきであろう。それができるか、私は注視している。
それにしてもこんなことが日本で、決して起こらないことを願う。





ケパ





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歴史的快挙 大坂ナオミ

2018年09月10日 | 健康・スポーツ
テニスと言う1スポーツの話で、聖書や信仰の話とは異なるので恐縮する。関心のない方にも、できるだけ分かるように語らせて頂きたい。

テニスはこの国では、相撲や野球のような国技的なスポーツではない。サッカーが今やその次の位置を目指している。しかしメジャーではないかも知れないし、人気はそれほどでもないかも知れないが、実用人口の面で見れば、テニスはほぼメジャーである。
なぜなら、公営の総合スポーツ公園に行って見ればいい。テニスコートが無い施設はまず見当たらないし、施設の実用稼働率はテニスが他施設を圧倒しているはずである。つまりウィークディの昼間、ママさんたちやシルバー世代でコートは溢れているのである。

テニスがママさんたちとシルバーに、どんなに愛されていたとしても、世界に通用する選手を育てる場としては、まったくなっていない。世界的な選手を育てるためには、子どもの時からの環境、つまりコーチがつきっきりでジュニアから育てていくクラブ組織が必須である。団体競技なら学校の部活で可能でも、個人競技は部活では不向きである。
似た例として体操とか卓球がある。個人に付き添い、個人にあった難易度の高いテニスを教えきることは、えこひいきできない学校では無理なのである。だから日本国内では、開国以来、テニスの選手育成に成功したためしはない。

一昔前だが、私の友人が娘をテニスプレーヤーとして育てるのに、かなり苦闘していたことを思い出さずにはいられない。父親が娘に3.4才からクラブでコーチし育て、小学校時代は向かうところ敵無しになった。しかし中学の大会に出場するには学校単位であって、学校が障壁になって出場できなくなっていた。これは致命的な欠陥である。
もし娘の可能性を信じて伸ばすためには、国内を出てアメリカとか、広く個人で戦える所に出ていくしかなかった。

錦織圭はその代表例で、13才で渡米している。大坂なおみはハイチ人の父と日本人の母で、両親は父が13年間いた日本で出会い、結婚してなおみが生まれた。だから言葉が少し足りなかろうが間違いなく、日本人である。しかし4歳でアメリカに移住したことが益となり、今日のなおみ選手が大成した理由であることは間違いない。
なおみは身長180㎝、錦織圭よりも背が高い。アメリカ育ちの強力なサービスと強打のテニスプレーヤー、全米チャンピオンはこうして生まれた。

テニスの大会には階層があって、昔からグランドスラムと呼ばれる全豪、全仏、全英、全米の四大タイトルがトップである。このチャンピオンシップの一角すら、これまで百数十年、日本人はただの一度も取ることができなかった。

全豪と全米が固いハードコート、全仏がアンツーカーと呼ばれる(クレイ)土のコート、全英がローン(芝生)コートである。これらのサーフェイス(コートの表面)の違いは大きく、例えばナダルはクレイのスペシャリスト、フェデラーは芝と呼ばれるように、プレースタイルにも影響は免れない。

その四大大会の二つをハードが占める、その全米のチャンピオンに今回大坂がなった。日本人初で、どれほど多くの人が待ち望んできたことだろうか。ノーベル賞は数多く取ってきたが、これはそれ以上の歴史的快挙である。しかも世界一の実力者セリーヌ・ウィリアムズを破っての文句なしの勝利である。
実は私は錦織に期待し、その最右翼にいると思っていたのだが、その錦織圭ではなくこんなにあっさりと二十歳の若い女性が、日本人初の四大大会のチャンピオンになるなんて、驚いているが、実は予想もしていたことであった。最近のプロテニスはパワーがないと勝ちきれない。身長があり、抜群のパワーがある若者が乗りに乗れれば、最も確実に期待できるのだ。

これでマイナーと見なされていたテニスにも光が当たるか? しかしニッボンのテニス界は、まるでアメリカに托卵するカッコーのようである。かなり情けない。テニス協会の方々には、アメリカにナショナルチーム施設を作るとか(笑い)、選手育成を根本的に見直して頂きたいものだ。






ケパ





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運動靴、洗うべし❗

2018年08月20日 | 健康・スポーツ
数日前、ラケットのガット(要するに網の部分)の張り替えに行って、店主が先客に何やら熱心に説明していた。それで順番を待ちながら、しかたなく話を聞くことになった。(ガット張りは、こんなマシーンを使って、オーダーされた張力に張り上げる職人技)

店主「靴は洗わない方が良いです。」
先客「でもうちの子は汗をかくんです。」
店主「その場合はすぐにくつの中敷きを外し、日の当たらない所ですぐに靴を乾燥させてください。」
先客「・・・・・」

そばで聞いていて、先客の「・・・・・」の意味が私には想像できた。大方「だってぇ、どんなにしたって臭いものは臭いんです。それ、どうすればいいんですか・・・。」

その客の後、私は店主に問うた。「どうして洗わない方が良いの?」
「どうしても洗うと変形するからなんです。」
O.K.私はもうそれ以上は問う気にならなかった。

運動靴は洗わない方が、その性能を維持できるというのは大昔から聞いているし、基本、ゴム製品のためある程度本当だと思う。だから過去何十年かは、私は洗わないで来た。しかしその代償もかなり大きいのだ。

とにかく【たまらなく臭い!】のである。
映画「祈りの力」(原題 WAR ROOM )で、主演の女性がクローゼットを祈り専用の部屋にしようと、部屋の荷物を取り出して整理する時、自分のたくさんのヒール靴を一つ一つ嗅いでは「臭い!」を連発して笑いを誘うシーンがあった。私はそれを笑えなかった。
人事ではないのだ。(クローゼットで祈る主演のエリザベス役プリシラ・シャイラー)


人には二種類ある。足の裏にひどく汗をかく人と、それほどでもない人である。ドルカスはかかない。だからiPhoneの画面も、時々反応せずに困っている。私は決してそんなことはない。つまりわたしはかなり汗っかきである。だから季節を問わず、ソックスは相当湿ってしまう(常時替えソックスを携帯)。それが激しい動きのテニスの場合、たちまちかなりの部分が濡れることになる。当然それが靴の布部に移り、たび重なって乾くと靴は・・・ああ、恐ろしい。
店主が「洗わないで」と言うのは、きっとドルカスのような足が発汗しない人に対してなのだろう。それとも、あの恐ろしい臭いを知らないですむ、庶民でない履き捨てられる人たちなのだ。

特にテニスに行く車の中で、臭い靴はお手上げである。満員電車には乗れない。余りに臭うので、家の靴箱に入れられない。
それで結局、対応は二つしかない。短い期間で靴をしょっちゅう買い替えるか、使う頻度にもよるが定期的に洗うことである。(私はスプレー塗布で2カ月に1度)

テニスは手ニスでなくって走ってなんぼの「脚(あし)ニス」である。ここ十年以上、靴は最高と信じるアシックス製に戻しているが、このメーカーはあまり値崩れしないため、そう頻繁に買い替えられない。それで、やむなく洗うことに徹している。

秘伝
洗うことを避けられない、全世界の足汗族に言いたい。洗う回数を減らす方法。
〇可能な限り、プレーの合間をぬってソックスを何度でも履き替えよう。
〇靴の中敷きのスペアを同時に注文、ソックス並みに毎回洗う。
〇中村秘伝❗防水スプレーをかける。
※本来外側にスプレーするものだが、汗を吸わせないために内側の布部全面にかける。(私も使用している有名な防水スプレー)

なお靴の性能だが、確かにそれはラスト(足型)が広がったという感覚がわずかに出る。しかしものは考えようである。それは私には当初の硬さがなくなって、自分のラストに馴染んできたという感じがする(これがメーカーの言う〈へたり〉なのだろう)。何より臭い靴をはいてプレーしなければならないという心理的なマイナス面を補って余りある。自分が綺麗にした靴には愛着が湧く。電車にも乗れる。奇麗になった靴を履くと、何だか自分への応援団がいてくれるようで、足に羽が生えたような集中力が高まってくる。

結論】要するにメーカーやショップの話とは、足に汗をかかない人たちへの話。汗っかき人間は、積極的に環境美化【洗おう❗】ではありませんか。


ケパ




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年に一度は検診に

2018年07月13日 | 健康・スポーツ
今日は市の特定健康診査を受けました。誕生日の関係で2人で揃って受診出来るのは、7月がだけなのよね。
毎年2人で近くの病院で受けます。歩いての距離が嬉しいね。


今年は肺がん検診と大腸がん検診がセットされていてね。さらに前期高齢者となった私も対象者「肺炎球菌ワクチン接種」もあるの。
と、同時に受診する内科では、久々の心電図も言われていまして、ケパさんはとうに終わって帰ってるのにね〜。私は診察室前で、待ちぼうけ中。

午後にはもう一つ予定があるのですが〜〜


その午後の予定は、
ここから追加❣️ しました。



実は🎉2日遅れですが、姪のお誕生日を祝いました。でも姪は言うのです。

「いまね、今日のお誕生日より、11月のお誕生が、とても楽しみ〜〜」と
そうなんです❣️
姪の胎には、いのちが(๑˃̵ᴗ˂̵)宿ってます。
11月の中旬には、母となる。


手作り絵本をしながら、賛美し祈るひと月も来週早々には帰ります。
そして、秋に再び里帰り出産にこちらへ来ます。とても楽しまですよ〜。
主のご計画に。感謝します。

ドルカス



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