ソン・ヘギョ主演の映画「ファン・ジニ」見ました。
6月に録画しておいて、やっと見ました。
まー、暗そうな映画だし、韓国ドラマで忙しくて、2時間30分の暇が作れなかったのです。
子役時代の子が、トンイと同じ子でした。
使用人ノミの子役は大王世宗の子役でした。
二人がお祭りを見に外に出て、はぐれてしまい、ノミは両班の、ファン・ジニ(チニ)の父にお仕置きをされます。
ノミは家を飛び出します。
大人になって、ノミはファン家に戻ってきます。
父が亡くなり、おちぶれたファン家でしたが、チニは良家の子息と結婚することになりました。
しかし、嫁ぎ先の家にチニが正妻の子でないことが知られ、チニは妓生として生きることになります。
そして、ノミに、チニの秘密を話したのは自分だと告白されます。
その後はチニとノミのつかず、離れずの関係が描かれます。
見ていて、とても、わかりやすいのですが、深みがありません。
複雑な男女の愛憎が描かれるはずなのに、そうなっていないのです。
ノミがチニを陥れた事実は、映画のラストに、明かされなくてはいけません。
そうすることで、ノミがチニに献身する理由となるのです。
そしてラストシーンの「愛しています」というチニのセリフが単に映画を終わらすための合言葉になっていたのが、つまらなかったです。
ドキッとしたシーン(勝手に思い込み)
①チニが男装で遊郭に入り込み、妓生の世界に惹かれていく自分を見つけるところ。
②子どもの頃のチニが迷子になって、ノミがチニを探すところは、ノミがわざとチニを迷子にしたとしたら、大人になって、ノミがチニを陥れたのが、必然になるのではないかと感じました。
とにかく、祭りの迷子ほど、こわいものはありませんね。
ヤフオクで買ったホームベーカリー、パンはブログを書いている間に焼けました。
味見は明日にします。