職場に献血車が来たので、献血することにしました。
献血するのは20年ぶり。
パソコンで受け付けされて、献血の前に血液検査のため、左腕から血を抜かれました。
それから、ジュースをもらって献血車に行って、今度は右腕に針を刺されて血を抜かれました。
左腕に針を刺され、右腕に針を刺され、ちょっといやな気分になりました。
けっこう、時間がかかるなーと思って、もうすぐ終わりかなと思っていると…。
目の前が揺らいできて…。
気づくと目の前が真っ暗でした。
まぶたを開けると看護婦さんに腕を叩かれていました。
リクライニングシートの頭の位置が下がって、頭に血が行くような姿勢になっていました。
「しばらく、そのままにしていてください」と言われ、やっと意識を失っていたことに気づきました。
汗が出てきました。
ペーパータオルをもらって汗をふきました。
一緒に献血していた人はみんないなくなりました。
気を失うということは、気持ちがいいような、気持ちがなくなるような感じ。
そのまま、どこかへいってしまうような、
そして、そこから戻ってきたんだという感覚。
血圧が戻り、ジュースをもう一本飲んで、献血車を降りました。
死ぬって、こんな感じなのかもしれません。
戻ってこなければ、そのまま…。
400ccなんて調子に乗っちゃいけませんね。