ワインにはまっていた頃、高級ワインを買いまくりました。
いつか、飲む時が来るだろうと思っていたんですが、来ませんでした。
ワインセラーに入れて保存していたわけでなく、段ボール箱に入れて納戸にしまっていました。
今年、1月に飲んだポールロジェサーウィンストンチャーチル2000は2本買ってあって、残り1本をきのう開けました。
結果は1月に飲んだのと同じ状態でした。
濃いシャンパン色で熟成が進んでいるのがわかります。
飲むとかすかに酸っぱい。
それでも飲めないほどじゃないのが罪なところ。
飲んでしまいました。
もう1本はロマネコンティグランエシュゾー。
松坂屋の値段ラベルが貼ってあり26000円で買っていました。
これが中身が大丈夫なら今なら50万はするでしょう。
開栓したらコルクが砕け散りました。
グラスに注ぐともうワイン色ではありません。
枯草色をしています。
ものすごくもったいないことをしてしまいました。
とりあえず味見するとこれがまた飲めるんです。
開高健の「ロマネ・コンティ・一九三五年」みたいな世界。
貧乏症なのでこちらも飲みました。
よいワインっていつまでも持つなんて勝手に思っていました。
そんなことないのです。
なので、もうヤフオクでワインを買うことは絶対にしません。
さてまだワインは残っています。
シャトーディケムというデザートワインも楽しみにしていたんですが、すでに栓の回りが汚れてしまって、絶対だめじゃんの状態です。
これは一人で試し飲みしなきゃです。
動画は撮るかどうか、体調が戻ってから考えます。
