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カプメイの独り言

2シャム猫的お気楽生活

ネコ旅@イスタンブール その15

2011-10-04 12:00:00 | トルコ

ヨーロッパ側に戻って、船着場から道に迷いつつグランバザールを目指す。
坂を登るし、人は多いし、枝道はあるし。。。

やっと着いた入り口はマフムート・パシャ門だった。
グランバザールは広くて入口の門が21あるようだ。
前回エジプシャンバザールからアクセスして入場した門は、
メルジャン門だった。
門の名前と通りの名前、これをしっかり見ておかないと、
迷うだけじゃなく、行きたい店にも行けないし、
入ったはいいけど、帰ることが出来なくなってしまう。

貴金属やさんが並ぶアイナジュラル通り


「地球の歩き方」のmapによると、
「傾いたキヨスク」というのがポイントになっているのだが、
前回全く見つけられなかった。
ところが、今回それが何故だか、よぉ~く分かった。

アイナジュラル通りを進むと正面に「傾いた」店が見える。
これが「傾いたキヨスク」なのだ。
しかし、実際はキヨスクではなく、時計なんかを売ってる貴金属やさん。
ぜんぜん違うじゃん!
しかも、前回のアプローチはキヨスクの向かって右方向にあるメルジャン門から。
そちらから来ると、傾いているのが分からないのだ。

あぁ、やっぱり「地球の迷い方」だね。

バザール内の給水所


「見るだ~け、見ぃ~るだけ」の絨毯屋さんを冷やかしてから、
ウロウロ歩きまわる。
今日は男性がいるから、お買い物は出来ない。

オールド・バザールと継ぎ足した部分のつなぎ目。


やっぱりお買い物は女性だけに限るね。
「見るだけ、見ぃ~るだけ」でほんとに終わっちゃったよ。




またものすごい人ごみの坂を降りる。
シルケジ駅の近くまで戻ると、なんか素敵な恰好の人。


水かと思ったら、紅茶売りのおじさんでした。
プラッチックのコップにジョバーって注いで売ってました。

それを見たからって訳じゃないけど、
待ち合わせまでまだ時間があるので、
「チャ~しよう」ってことで、

チャイ


N夫人はコーヒー。
でも、トルココーヒーは濃くて苦そうなんで、フィルターコーヒー。
普通のコーヒーとか言っても通じません。
あれこれ説明して言い方が分かった。
なるほどね~。

甘いのはバクラワって言うけど、


いや、これはケマル・パシャだと思う。
お酒は入っていないけど、
イタリアのババ、フランスのサヴァラン系のお菓子。
ホロホロと崩れて、甘いよ~ん。
ピスタチオがかかってる。

さて、待ち合わせは仕事してきた仲間たちと。(ダンナも含む。)
シルケジ駅で集合して、
またトラムに乗って新市街のカラキョイへ。
歩いて目的地を目指すのはしんどいので、
テュネルと呼ばれるケーブルカーに乗る。



これもトンネル内を走るので、眺望ゼロ。
あっという間にテュネルに着く。



目指したのは、ガラタ塔だ!

ドーン!


前日、眺望の素晴らしさに惚れ込んだだけじゃなく、
そこにあるレストランの案内を見たら、

夜はナイトショー付きの食事♪

おおお、トルコに来てベリーダンスも見ていない。
見れるのか!?

ナイトクラブへ行くのもいいけれど、
初心者にはお手軽なここにしよう!
と、打ち合わせして、
予約を台湾ツアコンのSさんに頼んであったのでした。

夜景も素晴らしい!


ボケちゃってるけど、
左からトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスク。


レストランは2フロアに分かれていて、
私たちは上の階。

テーブルに国旗を飾る。
うちのテーブルはもちろん日の丸。
隣に中国、
他は見えないが、観光客ばかりだね。
そりゃそうか。
ま、いいや。

メゼ(前菜)


定番だけど、学会ディナーより美味しい。
真ん中のポテトサラダ、日本と同じ味。
チーズは塩っぱい。
左下斜めはブルグル。これは好きさ。

もう1品追加


チーズ春巻き。
美味しいよ。
ワンタンの皮で私も作るけど、同じ味。
お酒に合うんだよね。

野菜サラダ


メゼが全体に塩っぱいので、サラダはオアシス。

メインはケバブ。


ちょっと固い。でも、まあまあ。
学会よりまし。(こればっか。)

デザート。


スイカが美味しいのよね。

ショーの最初は、キーボードの演奏で、ほとんど忘れた。

次がベリーダンス。





ふふ~ん。さすがに綺麗だ。
各テーブルを周り、胸にお札を挟んでにっこり写真撮影。
後で写真を売りに来た。(ダンナは買った。)

ロシアのコサックダンスみたいな男性チームのショーは、
客席から一人舞台に上げて、一緒に踊ったりナイフを立てたり。
うちのテーブルから、
ドンドルマと猫に引っかかった学生さんが、またここでも引っかかってた。
彼は今回、そういう旅になったのね。

あとはおじさん歌手が出てきて、歌う歌うシナトラ系。
まぁ、もう解りました。
ナイトショーでは西洋の歌を歌うんだ。
でも、彼も学会ディナーの歌手より美味かった。
そして、彼はプロだから、
各テーブルの国の歌、
日本なら「上を向いて歩こう」とかを歌う。
そして、女性を選んで舞台にあげて踊らせるし。。。
それはそれなりに楽しいショーだった。

ショーは2部構成になってたのだけど、
帰りの電車がなくなるので、後半はパスでホテルに戻ることに。

ちょっと残念だったけど仕方がない。
夜遅くなったけど、楽しければ満足度の高い夕べだった。

つづく



ネコ旅@イスタンブール その14

2011-10-04 00:00:00 | トルコ

前夜のこともあって、
ツアコン=カプメイはちょいとお疲れ。

「今日はどうしましょう。」とN夫人に相談すると、
学会参加者のO先生が15,6年ぶりのアジア側へ行かれるのに、
夫婦で同行すると言われる。

おぉ、それは、その船に乗らない手はない。
(なんか最近聞いた台詞だな。)

ご一緒させてください♪

ダンナの仕事ぶりを見学後、仲間と少々打ち合わせをしてから、
4人でいつもどおり電車でGo!

シルケジ駅から船着場まで歩きます。
ガラタ橋手前の船着場には、
渡し船以外に観光船の窓口もあるから、
客引きの声を振り切らなくてはいけない。



行く先によって改札の建物が違う。


ジュトンを買って、


バス感覚で船に乗る。


程無く出航。
海風が心地良い。

前日ガラタ橋から見た豪華客船。



北欧の船もある。(デンマークだったかな。)


10分ほどでアジア側に到着。


上陸地は、先日ガラタ橋のレストランで流しが演奏し、
日本では昔江利チエミが歌って有名な、
ウスキュダル。


地図をもう一度。


まだこの辺はヨーロッパ側とあまり変わらない。


船着場から少し歩くとマーケットが広がる。
O先生によると15.6年前と変わらないそうだ。



マーケットって言うか、戦後の闇市的な雰囲気。
いや、当時を知ってるわけじゃないけど、
40年ぐらい前の吉祥寺ハモニカ横丁付近とか、
荻窪駅の新興商店街っぽい。

魚屋さんがあった


鯖はエラの赤い部分を全部出して新鮮さと美しさをアピール?

肉屋さん。


豚足じゃないから、羊の足?偶蹄目だよね。

脳みそも売っている。


そして、こんなきゃわいいやつがいた。



トルコの猫は皆チッポが長いなぁ。


ここは、男子の割礼式用礼装の店。


プリンスでも痛いだろうなぁ。

女性のかぶりものは、地味だ。


頭が下に並ぶってどうよ?


果物屋はやっぱりスイカとメロン。手前はザクロ。



イワシを料理して売る店も。


靴屋さんには、ありゃ?またさっきの子?


ひと通りぐるっと回って、お腹が空いてきた。
でも、旧市街や新市街みたいなお店が少ない。
船着場の近くまで戻ってくると、
まぁ何とかイケそうな店を発見。

食べる場所は2階へどうぞ。
階段を上ってテラス側に座る。

下には乗合タクシーが客を待って並んでいる。
ずっと見てても飽きない。


O先生は、15,6年前の時お腹を壊したトラウマで、
外の食事は今回初体験。
すっごく恐れをなしていたが、
火が通ってるから大丈夫よ、とか何とか騙して言って、
注文したのはトルコピザのピデ。



ケバブっぽい味の挽肉が美味しい。
生地ももちもちしてて、ウマウマ。

皆さんコーラを飲んでたが、私はアイラン(飲む塩味ヨーグルト)。
やっぱりピタコンでした。

「これなら大丈夫そう。」とO先生。
ちゃんとウェットティシューをあげて、手もキレイキレイしたから大丈夫よ。
(こうやって、いろいろ持ち歩くから、荷物が重いのよね。)

店を出る時に、他のテーブルを見ると、ラップをかけたお菓子?


トルコスイーツのカダイフ。
極細麺状の生地を焼いてシロップをかけてあるらしい。
ラップがかかってるのは、
ここに座って、ラップを破って食べたらお金を払うっていうお約束。

こんなお店でした。


おやじさん、いい顔してますな。
ケバブも美味しそうに焼けています。

お腹も程良くいっぱいになって、見る所は見たので、
また船に乗ってヨーロッパ側へ戻ります。

午後はグランバザール、夜はお楽しみ♪

つづく