松宮かんな の ちょっとだけよ

基本 役者
飼い猫の「ぷう」と「ビビ」を溺愛中

日本語教師をやる上で

2017-09-01 00:46:42 | 日本語教師
小劇場の役者が、日本語教師をやる上で、気をつける事。(笑)

まず、わたしが担当しているのは、会話コースなので、
短い会話をわたしが読み上げます。
その際に、役者心を出して、ちょっと面白い読み方をしたくなるのですが
それは、抑えなくてはならないです。
やりすぎ注意なのです。

なぜなら、そのイントネーションで学習者が覚えてしまうから。

ま、ただ棒読みもつまらないので、多少感情を入れますけどね。
2回目読むときは、変えてみるとか。

次に、発声。基本役者なので問題ないのですが、
教室の大きさに合わせて、自然に声の大きさを調節して話しています。

でも先日・・・、
学習者同士で会話練習を自由にさせているとき
やはり、人数が多いとガヤガヤするので、次の指示を出すとき、
多少、声を張るわけで。

声の調子が、その日は良くて、気持ちよく「はーい!」と言ったら、
一番前のイタリアの女の子が、びくっとしてた。(苦笑)
「びっくりしちゃった?」ってきいたら、「びっくりした」って言ってたよ。
最近芝居してないから、ちょっと発散してしまいました。

腕の見せ所なのが、ジェスチャー。
直説法なので、基本英語などは使わず、日本語だけで教えます。
「降ります」わかりますね?って聞いたら、首を振る学習者がいたので
ここぞとばかり、階段を降りるマイムをしたら、
「おお~!」「先生すごい!」との声。

「寒い」とか「重い」とか、簡単にできるジェスチャーで表現できるときは、
とっても楽しいです。
先日、「内科」をジェスチャーでやろうとして上手くいかず、
音声翻訳アプリのお世話になりました。(笑)








コメント
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