matta

街の散歩…ひとりあるき

いくらでも産めるの知らないか!

2011年11月18日 | 自然
LeicaM8.2/summilux 50mm

季節だ。
みんな一律に、
葉っぱと葉っぱの間に、
まっ赤な、
子孫の種をいっぱいつけて…。

イタリア中世の絶世の美人で女傑、
伯爵夫人カテリーナ・スフォルツァ。
逆臣たちに夫を殺され、
子どもたちも人質にとられた。

降伏を迫られるも城塞に逃げ込み、
城壁の上にあがり、やおら、
スカートをめくってこう叫んだという。

「なんたる馬鹿者よ。
子供ぐらいこれであといくらだって
産めるのを知らないのか!」

当時25歳だったという。
(『わが友マキアヴェッリ』塩野七生著178頁より抄出)

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