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街の散歩…ひとりあるき

宝永山出現…其の二...『富嶽百景』初編

2018年03月03日 | 絵画・彫刻

宝永山出現…其の二。

江戸時代中期
宝永四年(1707年)十一月の
富士山中腹の噴火のけっか
噴火口に小隆起ができた。
これが宝永山だ。
向かって右側のコブ。

その宝永山…コブを見つめたり
話題にしている住民や旅人。
左から二人目の旅人の
横顔にもおおきなコブ。
その類似を
…話題にしているのか。

農家の女房は裸足
天秤棒をかついだ男は草鞋なり。
旅人の井手立ちは
笠、手甲、股引、脚絆、足袋、草鞋…。

北斎『富嶽百景』初編より


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