命のカウントダウン(健康余命3605日)

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奈良の現実世界に引き戻されて来ました。その1

2023-01-10 04:00:07 | ワークライフバランス
栂池高原スキー場で、あさイチの広大な特上バーン大滑降を愉しんだのは10数時間前の事。

只今、奈良県中部の我が家の自室にて、PCに向かって眠れぬ夜を過ごしております。

午後1時に愉しかった栂池でのスキーを何とか切り上げ、蕎麦を食べに白馬村に向かったのですが・・・連休最期を昼で切り上げて蕎麦を食べて帰宅しようなんて、皆が考える事なのでしょう。

名だたる蕎麦屋はどこもかしこも満席または売り切れで入ることも出来ませんでした。そこで、通りがかりのお店に入ったのですが、十分に満足できるお味でした。この辺り一帯皆そこそこの基準を満たしているのでしょうねぇ!
そこから、奈良県にワープ!!
途中、魔のオメガカーブに差し掛かったあたりで携帯電話が鳴りました。
掛かってきた相手は、今回のスキー旅行に関して、一番心配していた患者さんでした。もともと、食道癌末期の方で、昨年11月に自宅で最期の時を過ごしたい と言う希望をかなえるために在宅療養に移行された患者さんです。

呼吸をするため、空気が通る管(気管)と、食事をするため、食べ物が通る管(食道)の間の壁が癌のために崩れてしまってツーツーになってしまっている(気管食道瘻と言います)ので、常に肺炎の危険性があり、退院されたときから「何時急変してもおかしくない」状態でした。事実、退院されて10日ほどは、毎日1日2回の点滴が不可欠な状態でした。昨年12月に入り、両側の肺炎が収まると、不思議な安定状態が続いていたのです。

それが、この連休前に呼吸状態が悪化、やはり、肺炎の再発でした。CRP(炎症反):23と、重症でしたが、抗生物質の点滴で解熱されたので、ご本人ご家族の希望もあり、経口の抗菌剤に、切り替えて連休を乗り切る予定でした。

「今日の夕方から、急に痰が溢れる様に出続けています。呼吸もしんどそうです。」と言う電話でした。
「1時間以内には行けますから。何かまた変化があれば電話してください。」
と、言って、先を急ぎました。

その2に続く


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