これはマズいですよ
以下集英社オンラインの記事より
「猿之助は5月15日に女性セブンの直撃取材を受けて厭世気分になり、両親に打ち明けた。歌舞伎や芸能の仕事もやり切り、趣味のギャンブルも満喫して現世に未練がないという猿之助と、十年以上肝臓がんを患いステージ4まで進行していた父の段四郎、その介護に疲れ果てた母、家族全員の『思い』 が一致したことで心中を決意した。 17日の夜には、猿之助が処方してもらって大量に余っていた睡眠導入剤を飲んで寝床に入った両親は『来世で会おう』と意識を失った。猿之助は両親の顔にビニール袋を被せ、こと切れたことを確認するとビニール袋を外した。そして18日午前7時ごろに松竹に『体調が悪いので今日の公演は休みます』と電話を入れた後、自らも睡眠導入剤を飲んで自室のクローゼットに籠り、首吊りも試みたが死には至らなかった……これが猿之助が警視庁に説明している経緯のようです」(社会部記者)
ええっつ これは自殺ほう助下手したら殺人ですよね。
ウーム、日本中の医者が「向精神薬」服用によるご両親の自殺完遂に疑問を抱いていたとは思うのです。向精神薬の服用で、そう簡単に死に切れるかなぁと、皆が考え、私もそう思っていました。
私も若いころに二次救急施設で当直に当たっていた事があります。そんな時に向精神薬の過剰摂取や自殺目的での過剰摂取の患者さんが何人も来られましたが、誰も亡くなりませんでした。極まれに挿管して人工呼吸器につなぐことや、極まれに胃洗浄をした事もありましたが、殆どの方は、点滴をして薬剤の濃度を薄めながら経過観察するだけで、翌日には帰って行かれました。
ですから、ご両親がともに向精神薬での自殺を完遂出来たことに強い違和感を抱いてはおりました。
意識を失ったご両親の顔にビニール袋を被せ、こと切れたことを確認するとビニール袋を外した ですか。それなら納得です。でも、この記事にある様に、物証が無ければ、それを証明することは困難だとも思います。
それにしても、この記事が本当なら(本当な様に思えます。)猿之助さんの芸能界復帰はあり得ませんね。中車さん事件とは全く桁違いの事件です。残念ですが・・・
伝統芸という歌舞伎の世界の芸
その上下は白い巨塔とは別格の、、、
お家柄。、、、順番は決まっている世界。
芸能界とすれすれの
歌舞伎界の新しい考え方の新風家、、、
お客有っての世界だけに、、
芸で勝負するのか?
守りの芸で生かされてゆくのか?
世界遺産的に公の関わりの強い家と
120年ぐらいですか?
新しい屋号を新風で守ることは
ストレスも多いでしょうね。
年老いた両親を抱えては
生きて行かねばならない「新風家」だったのでしょううか?
それとも、、、どんなリスクの有る事でも
無名よりは有名な事が生きる条件の世界なのでしょうか。