今日、1月21日に5万人に至るだろうと予想したのですが、わずかに及びませんでした！！
今週の月曜日に、金曜日には全国の新規陽性者数は5万人に迫り、奈良県の新規陽性者数は千人に迫るであろうと、書いたのですが・・・・前者はビッタビタに当たりましたね。後者は、何故か大外れ。でも私、疑っているのです、奈良県の保健所、機能不全に陥っていて、集計が遅れているのではないか？？と。何度電話しても電話かかりませんし、陽性で届け出した患者さんからは、「2日経ちましたが、保健所から何の連絡もありません」と言う電話をいただきます。
奈良県の保健所頑張って下さい。頑張って集計したら、1,000人超える？？
坂根医院では、保健所を支援するためもあって、新規陽性者の報告システムHERSYSの入力を保健所に頼らずに自院で行う事にし、今日も3人の報告をしました。（おひとりの報告は明日朝になります）
医療機関でHERSYSに直接入力すると、瞬時に保健所、厚生労働省と情報の共有が可能です。これまでは、ＦＡＸで保健所に報告を送信し、保健所がFAX内容をHERSYSに打ち込みなおしていました。2度手間の解消です。すべての医療機関が、HERSYS直接入力に取り組まれる事が望ましいと思います。最初だけ少し面倒ですが、１日で慣れます。
HERSYSYに興味のある方は、こちらをご覧ください
今夜は、こんなシステムの説明をしたいのではなくて、新型コロナオミクロン株の現況を、奈良の田舎からお知らせしたいと思いました。
田舎とは言え、大阪都心部まで近鉄を利用すれば1時間はかかることなく到着します。ですから、郊外住宅街と言った方がいいかもしれないですね。大阪のベッドタウン的要素を持ってはいるが、地場産業も無くは無いといった普通の田舎？です。
そういった奈良県中部の現況です。新型コロナ感染は、10代以下を中心に、増え続けています。新規陽性者の中心は20代、30代なのかもしれませんが、10代以下の新規陽性者増加の影響がとても大きいです。高校生、中学生、小学生、幼稚園、保育所などでの感染が目立ちます。そして、それに伴って、同級生、同級生の両親、教師、保育士などの方からのPCR検査の希望が引きも切らず押し寄せてきます。
検査キットが不足してきています。重症化しないであろう若い方の検査は、行わないで、重症化の要素がある方や高齢者のみ検査をする方が良いだろうという意見も出て来ています。当院でも検査キットが品切れになりそうです。症状のない「濃厚でもない」接触者への検査はやめた方が良いのかもしれないなとは思っています。
今日は、10代の学生1名、家庭内感染が3名（10代から50代まで、誰が最初なのか分からないです。）計4名の新規陽性者が出ました。
明日も、朝からフル稼働です。そして午後は3か月ぶりの中央体育館での集団接種が待っています。
皆さま、コロナ感染にこれまで以上に気を付けてください。お買い物など必要不可欠な外出時、どこで接近遭遇するか全く分からないですよ。うつす可能性のある人自身が、自分が感染していることを知らないことが殆どです。ひょっとすると、貴方自身がうつす立場なのかもしれません。うつされない様、うつさない様、不織布マスクは必ず着用して、他人には出来るだけ近寄らず、話をする時はマスク越しに出来るだけ小さな声でお願いします。
でも、マスク越しだと、聞こえにくいのですよねぇ。特に、相手が高齢者だとねぇ。まぁ、工夫しながら、感染しないように何とか生活を継続してまいりましょう！！
何とかなりますよ。たとえ感染しても、何とかなります
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