命のカウントダウン(健康余命3605日)

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生活習慣病について

2022-03-20 00:53:08 | 予防医学
生活習慣病とは、その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。偏った食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒、過度のストレスなど、好ましくない習慣や環境が積み重なると発症のリスクが高くなります。
主として、高血圧、高脂血症(脂質代謝異常症)、2型糖尿病などを指しますが、それらによって起こる狭心症や心筋梗塞、脳血管障害、がん等も含めて生活習慣病と呼ぶこともあります。生活習慣を改める事で予防できる病気全般を生活習慣病という事もあるという事です。


以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人であっても生活習慣の改善により予防可能で、成人でなくても発症する可能性があることから、1996年に当時の厚生省が「生活習慣病」と改称することを提唱しました。

19世紀まで人類の健康上の課題は結核やペスト、コレラ、などの感染症の克服でしたが、この課題がほぼ解決した先進諸国では20世紀以降に疾病構造が大きく様変わりして、生活習慣病が主たる死亡原因となっています。

2000年には厚生労働省により、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「健康日本21」が策定され、9分野(食生活・栄養/身体活動・運動/休養・心の健康づくり/喫煙/飲酒/歯の健康/糖尿病/循環器病/がん)について数値目標を定め、国民健康づくり運動が推進されることになりました。

2008年には新たに内臓脂肪蓄積を基盤とした複合リスク病態であるメタボリックシンドロームおよびその予備群を2015年までに25%減少する目標が追加され、より強力な生活習慣病撲滅対策として特定健診・特定保健指導が進められています。




生活習慣病は、日本人の死因の半数以上を占めると言われていますが、自覚症状がほとんどないのが特徴です。血圧が高くても、コレステロールが高くても、血糖が高くでも、殆ど自覚症状はありません。そして気づかないうちに病状は進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。その結果、ある日突然、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など、命に関わる恐ろしい疾患を引き起こすことになります。そのため、生活習慣病は“サイレントキラー”と呼ばれています。静かな殺し屋です。

分かりやすく言えば、働き者の気遣いの良い小太りのおっさんが危ないのです。そういう人が突然死します。サドンデスって奴です。

小太りの気遣い細やかな喫煙中高年男性。新型コロナの死亡率も高いです。当てはまる貴方!!!今すぐ禁煙し、減量に努めてください。収入は多いでしょうが、早死にしても良いのですか??貴方の脂肪細胞があなたを殺しまよ!!

生活習慣病は自覚症状はありません。しかし、自覚症状が出現してしまうと取り返しのつかないことになっていることが多いのです。心筋梗塞や脳梗塞が起こってからでは手遅れです。高血圧、脂質異常症、糖尿病、メタボリック症候群などと診断されたら、たとえ症状がなくても、食事や運動など生活習慣を見直し、治療に前向きに取り組むんでください。予防することが、これらの恐ろしい疾患で自分や家族の将来を暗転させないための最善の取り組みなのです。
兎に角、歩いてください、体重を減らしてください。太る余裕があるなら、ウクライナを支援しましょう??とにもかくにも、地球上のすべての場所で生きている人々が、日常生活を取り戻し平穏に生活していただきたいと切望しています。そのために自分は何が出来るのか考えていますが・・・・自分は自分なりに頑張りながら生きるしかないのだろうと思っています。
私は私なりに、自分のできる範囲で、病気の方の「日常生活の保全?」に力を貸しているつもりです。小さいですが、多くの同調で大きな力になり得ると思っています。






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