GoToトラベル利用の感染者131人

GoToトラベル利用の感染者131人。

これを多い、とんでもない事と捉えるのか、

それとも、この事業の利用者数が、事業が始まった７月２２日から１０月１５日までで延べ３１３８万人だったことと比較して、こんな程度で済んで良かったと思うのか・・・

私は、後者です。これだけ人が動いて、131人。26万人に１人！！

日本全国で1億2,650万人の人がいて、1日1,000人ほどの新規コロナ陽性者が出ている今日この頃。

GoToトラベルキャンペーンが始まった7月22日から、上記の集計と同じ10月15日までの国内新規患者数を積算すると　新型コロナの新規陽性患者は9万人程度。

と、いう事は、日本全体で、この間に感染した確率は

9万÷12650万＝0.0072　0.72%と、なります。

GoToトラベルで移動された方の感染率は　131÷3138万＝0.00000417
なんと、0.000417%　

妙な結果です。GoToトラベルで移動している方が、普通に生活しているよりも1700倍以上も新型コロナに感染しにくい？？？？

これは、いくら何でも？？？ですよね。
私の勘違いなのでしょうか。
多分、131人という数は、GoToトラベルで動いたことが原因だと特定できる新規陽性者に限定した数なのではないかと思われます。数に疑問は感じますが、経済をこれだけ動かして、元気にして、それでも日本全体の新規陽性者数は「増加傾向」程度にとどまっています（現在のところは）。
西欧の様に激増しているわけではありません。これは、とても優秀な結果だと思います。ただ、日本全体での新規陽性者数が連日1,000人を超える第3波が来ていることは確かなようですから、歯止めをかけることも必要です。これまで以上にクラスター予防、発生したクラスターの拡大防止、分析が必要です。

要所を抑えれば、経済活動と感染防御は両立可能だと、私は考えています。批判するのは簡単ですが、経済活動と感染防御のバランスをどのあたりでとっていくのか、落としどころを見つけることが何より必要です。

落としどころをどのあたりに見据え、医療崩壊を避け、経済を再生させ、快適な生活を取り戻すか。

withコロナ時代の新たな生活様式が創造されていくことを願ってやみません