命のカウントダウン(健康余命3605日)

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令和4年4月13日 関西地方の新型コロナ

2022-04-13 23:16:45 | 新型コロナウィルス
本日、令和4年4月13日の関西地方の新型コロナ新規陽性者数情報について分析したいと思います。
新規陽性者数関西2府4県で10,426人、くすぶってますねぇ。BA1による第6波が減っていくのと、BA2による第7波が増加するのが合成されて、増えているのか減っているのか分からないような状況が続いている感じですね。前週の水曜に比べると800人ほどの増加だそうですから、BA2による第7波の増加速度の方がわずかに勝っているのでしょうね。BA1とBA2、遺伝子的にそんなに大きな相違は無いので、第7波は緩やかで小さな波になると私は予想しています。その後にBA1とBA2のハイブリッドであるオミクロンXEによる第8波が来たとしても、それも大して大きな遺伝子的な相違は無いので、波は来たとしても小さなモノだろうと予想しています。

それにしても、関西半々の法則はここに来ても生きていて・・・・
関西全体が      10,426人
大阪は、その半分程度の 5,121人
兵庫は、その半分程度の 2,672人
京都は、その半分程度の 1,171人
滋賀と奈良はその半分程度の509人、589人
和歌山はその半分程度の  364人

大まかには当てはまっていますよね!!
繰り返して言いますが、感染者当たりの死亡者数、大阪は最悪、奈良は全国平均並み、滋賀はその1/2程度、滋賀県は素晴らしい!! 大阪は、医療が見捨てた感染者が亡くなったのです。滋賀は見捨てなかった。
奈良は、全国平均程度に、見捨てたのでしょう。
全くの私見ですが、私は身をもって、そう感じています。
早期に医療介入していれば助かった患者さんが多くおられたと思っています。
医療が見捨てなければ、超高齢者やがん末期などの方を除いては、そうそう患者さんはコロナなんかで亡くならないです。

花粉症の薬 まとめ

2022-04-13 19:59:48 | 治療薬

ヒノキ花粉が最盛期ですね
スギ、ヒノキ、イネ科、ハウスダスト、ダニと、通年性のアレルギー性鼻炎持ちの私、一番強い反応を示していたスギ花粉に対してだけは、注射によるアレルゲン免疫療法:減感作療法(皮下免疫療法) を2年間ほど自分で週3回施行し、ある程度の成果を得ました。最重症レベルだったスギ花粉に対する特異的IgEのレベルが、軽症レベルにまで改善し、臨床症状も相当に改善しており、昔の様に両側鼻閉で息が出来ない!!などという事は全くなくなりました。
しかし、今年はヒノキの花粉が多い様で、例年ならヒノキにはそんなに反応しないのですが、抗アレルギー薬を服用せざるを得ない状況が続いています。

現在使用されている花粉症に対する内服薬は、ほとんどが第二世代抗ヒスタミン剤と呼ばれる薬で、第一世代の抗ヒスタミン剤の眠気や口渇などの副作用を大幅に抑えたものです。それでも、効き目が強い薬は眠気も強い傾向がありました。

ありました と、過去形で書いたのは、効き目が強いわりに眠気が殆どないビラノアやデザレックスが出現してきたからです。
現在、自動車の運転等に関する注意書きがない抗アレルギー薬は
ビラノア
アレグラ
ディレグラ
デザレックス
クラリチン
オノン
シングレア/キプレス
が、あります。

逆に、.自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。 との注意書きがある薬には
ザイザル
ジルテック
アレロック
ザジテン
レミカット
アレサガ(エメダスチンフマル)
ルパフィン

があります。これらの薬を服用して自動車を運転して事故を起こした場合、責任を追及される恐れがありますので十分注意してください。

売れ筋の薬の1日当たりの価格(薬価)を見ると、
ディレグラ¥150
ルパフィン¥55or110(1日1錠か2錠による)
アレグラ¥80
ビラノア¥60
デザレックス¥50
フェキソフェナジンSANICS¥50(アレグラのオーソライズドジェネリック)

総合的にみて、ビラノアがNo1だと思われます
しかし、ビラノアにも弱点がありまして、空腹時に服用しないと吸収が悪いのです。それで、普通、寝前服用として処方することが多いのですが、食べてすぐ寝る方は、寝前服用でも吸収が悪くなってしまいます。空腹のときに服用して、その後1時間は空腹が続くような時を選んで服用してください。

もう一つの弱点?として、ビラノアは薬局で購入できません医療機関を受診しないとビラノアは入手できないという事です。

それは面倒なので、薬局で購入できる薬で何がいいか?
これは価格も考えると私はアレグラのジェネリックであるフェキソフェナジンが良いのではと思っていますが、なかなか安く手に入らないようですね。(通販ではかなり安い)薬の効果の個人差も大きいので、すみませんが、自分で決めてくださいませ!


子供の薬
次に、お子さんの薬です

字が小さくてすみません。拡大できませんでした。
お子様は、眠気に強いです。そして当然のことながら自動車も運転しません。
それで、私は味の良さで選んでアレロック顆粒(0.5%)を採用しております。すべての薬味見をしたわけではないので、よりよいものがあったら教えてください。

次に妊娠中 授乳中の薬を考えてみましょう

抗アレルギー薬は、全般的に妊娠、授乳に関して安全性の高い薬品群だと考えられています。その中でもアレグラ、アレジオン、エバステルあたりが経験も多く、勧めておられる医師、薬剤師も多い薬の様です。

点眼薬、点鼻薬
眼がかゆい時はアレルギー性結膜炎用の目薬が効果的ですし、鼻閉に対しては点鼻薬が奏功することも多いです。
目薬ではアレジオンLX点眼液が2019年11月に発売になりました。これはこれまでの点眼薬が1日4回点眼だったものが2回で良くなっており、コンタクトレンズを使用していても使えるという優れものなのですが、値段が非常に高いのが難点です。
1日4回でも良いよと言われる方にはオロパタジン点眼液を使っています。そちらの方が第一選択薬になっております。

花粉症の薬に対する感想をザラッと述べてみました。選択枝多いですねぇ。
皆さま、どのような選択肢を選ばれているのでしょうか?内科を受診するのか、耳鼻咽喉科に行くのか、それとも眼科??医療機関ではなく、薬局で薬を求められる方も多いのでしょうね。少しでもご参考になれば幸いです。

まとめ