命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

誇り高き男 / 埃だらけの男

2022-04-18 22:41:12 | 思い出
(写真は本人とは無関係です)
雨が上がって、7月の陽光眩しく降り注ぐ中、相変わらず一日千円の借り物ボロ軽トラックでローギア、アイドリングで走行し続けていました。8トラックの無限連続再生の 誇り高き男のメロディに乗せた「毎度おなじみチリ紙交換でございます。ご不要になった新聞、雑誌、ボロなどがございましたら、トイレットペーパー、ティッシューと交換させていただきます」と続けていたのですが、梅雨入り前と違って、憑き物が落ちたように私はやる気をなくしていました。一時は天職だとさえ思えたのですが、この仕事、先が無いなと思えたのです。それで、もう少し季節変動の無いやりがいを感じる事の出来る仕事はないかと思いました。
色々と考えたのですが、これからはセキュリティ関連が伸びるのではないかとなんとなく思って、色々調べました。それで鍵屋さんになろうと思ったのですよ。それで、ほんの少しすらの鍵の勉強もせず、開錠も全くできないのに、いきなり鍵の坂根などと言う名刺を印刷して、補助錠を数個仕入れ、飛び込みでセールスに行きました。
全く売れませんでした。そりゃそうですよね。自宅を守る鍵、信頼できない、とび込みの馬の骨から買う奴はいないですよね。10日ほどで漸く諦めました。方針変更です。
それで、以前下宿から出ていた蛍雪時代などを読み始めました。軽トラをローギアのアイドリングで走らせながら。
 それを読んで、共通一次試験と言う難問奇問の無い教科書に沿った出題の試験で大学に入れる時代に変化したのだと私は思ってしまいました。そして、共通一次の過去問を自宅で解いてみたら、琉球大学の医学部の合格点に近い点数を取れてしまったのです。

 なんでも良い方に誤解するのが私の得意技なのでありまして・・・・少し勉強したら、琉球大学医学部には合格できるのではないかと思いこんでしまいました。そこで、チリ紙交換の次の目標をなんと国公立医学部合格にしてしまったのでありました!

                 続く


誇り高き男 / スリー・サンズ

春の葛城山(カタクリとギフチョウとスプリングエフェメラルと・・・)

2022-04-18 13:59:36 | 夫婦でトレッキング
昨日の日曜日、久しぶりで葛城山に行ってきました。前回は1月9日だったそうです。(山頂の葛城高原ロッジでスタンプカードを押してもらっているので分かりました。ちなみに私は15回、配偶者は21回)

山はすっかり春でした。
ゲートをくぐって、
ロープウェイを横目で見ながら急坂を上ります。
何とか北尾根コースのエまで到着、この直ぐ上に展望の良い休憩所があります。
ここから先は花崗岩の間ををすり抜けるようなところがあったりします。

先ずは中腹あたりから現れだすギフチョウに翻弄されました。
ひらひら舞っているのが、運よく近くに止まるのを待って、写真を取ろうと構えると、パッと逃げ出す。
そんな事を何度も繰り替えしていたら、多くのパーティーに抜いて行かれました。
皆さん蝶などにあまり興味をお持ちでない様です。
やっと撮れたのがこれです。
なかなか撮らせてくれないねぇ と、言っていたのですが・・・
なんとなんと、
それからしばらくして存分に撮れました!!
それがこれです。
お判りでしょうか?
2匹(正確には二頭)のギフチョウが折り重なっています。
近寄っても全く逃げることは無く、枯葉の上をジタバタ動き回っているだけです。超近接撮影しました。交尾中なのですね。

私には見分けがつきませんが、勿論♂と♀でしょう。
準絶滅危惧種を♂♀同時に撮影が存分に出来ました。動画もたっぷり撮りました。
時に、もう一匹(一頭)チョッカイをを入れようとしますが、流石に入り込む余地は無く、残念そうに飛び去って行きました。
登山道の真ん中あたりをジタバタし続けているので、他の登山者に踏まれないか心配で、その場を離れることが出来ませんでした。
15分ほども交尾は続き、そろそろ飽きてきた頃に、
「こんなに長いのっておかしくない」
「そう言われると、他の蝶やトンボって、短いものなぁ」(これは大間違いでした。)
「ひょっとすると、何か問題があって、離れられなくなっているのではないの?何とかしてあげないといけないのでは?」
「そんなこと言っても、そんなことできませんがな」
「そこを何とかしてあげるのが医療者の勤めでは?」
私が絶句しているのを感じ取ってくれたのかどうか・・・
ようやく交尾が終了し、各々ふらつきながら飛び分かれていきました。
調べてみたら、ギフチョウの交尾は30分から1時間続くのだそうです。
長いなぁと感じていた私たちですが、それでも途中から見た のかもしれませんね。
トンボも、短い種もあるそうですが、長いものは6時間!!だそうで、決してギフチョウの交尾時間が長いわけでは無さそうです。

準絶滅危惧種の交尾という珍しいものを見た後、再び登り始めました。
少し上ると、カタクリの群生地に入りました。

片栗粉と言えば、今ではジャガイモでんぷんの事ですが、江戸時代にはカタクリの鱗茎(球根)から作っていたそうです。今作っても地方の名産品として道の駅などのお土産にはなりそうですが、相当高価なものになるのでしょうね。
でも、一面のカタクリ畑、それだけでも名物になりそうには思います。誰かやりませんかね??
他にもこぶし、桜、ヤマブキ、シロバナヤマブキ、ショウジョウバカマ、ミツバツツジなどがそこここに咲いていました。



これはミツバツツジだそうです



カナヘビもご挨拶!


それから、ケーブルカーの山麓駅脇に見事に咲いていた緑色の紫陽花
調べてみたのですが、品種が分かりませんでした。凄く元気に見えたので、アジサイ葉化病ではないと思うのですが・・・ご存じの方がおられたら教えてください。