12歳以上の新型コロナワクチン接種希望者に対する接種は、地域にもよりますが、11月一杯くらいでほぼほぼ終了の目途が立つと思われます。
そのあとは、新たに12歳になる人たちへの接種と、これまで何らかの理由で様子を見て来られた方で、接種を希望することにされた方たちへの接種が続くことになります。
そして、それに加えて、2回目の接種から8か月後をめどに、3回目の「ブースター接種」も始まるようです。(4回目以降は何と呼ぶのでしょうか?)
海外では5歳以上12歳未満の子供に対するファイザー社製ワクチンの接種の有効性が報告されました。
この報告では接種量が12歳以上の1/3の量の接種との事なので、この年齢の方だけだと、1バイアルで20名前後の接種となり、相当に使いにくいことが予想されます。
また、6か月以上5歳未満の試験もされているとの事で、こちらの接種量は不明ですが・・・・12歳未満よりも多い量はあり得ないので・・・・いずれにせよ大規模接種会場ででもなければ、使いづらいと想像されます。
今後も、接種の主力はファイザービオンテック社のワクチンとなるのでしょう。モデルナ社のワクチンが大規模接種会場や企業での接種で補完をし、アストラゼネカは色を添える程度。2022年になると、ノバ・バックス社のワクチンもブースター用などで表に出てくるのでしょうね。
12歳未満へのワクチン接種ですが、日本では、小学校などでのクラスター感染が大きな問題にならなければ、まだ相当先のような気がしています。
そして、6か月以上5歳未満に対する接種が本格化すれば、先日も言ったように、新型コロナウィルスを制圧できる日も見えるかもしれませんが、まだ分かっていない副反応にも十二分に気を配る事が優先課題だと思っています。
子供は、罹患しても殆ど軽症ですみますので、プラスマイナスゆっくりと時間をかけて判断していくべきだと思います。
幸い、海外で「人体実験」してくれる国がいくつもありそうなので、様子を観察させていただきましょう。遅れてスタートしても、いざとなったら、スパートをかけて急速に追いつくことのできる国であることは、この度、十二分に立証されましたよね。日本と言う国は、やるときにはやる、実力を持った素晴らしい国だと感じております。