この秋の車旅の出発前に不注意でメインバッテリー能力を大幅に低下させてしまった。
その為、旅の途中バッテリー交換せざるを得なかった。
その原因は冷蔵庫の電源を切り忘れ、バッテリーが過放電した為だった。
本来キャンピングカーの設備は全てサブバッテリーに繋がっているが、何故か私の冷蔵車はメインバッテリー(車本体のバッテリー)に繋がっていたのだ。
これは今回のトラブルで初めて分かった事だった。
同じトラブルを防止するためにも冷蔵庫の電源を、本来のサブバッテリーに変更する必要が有る。
キャンピングカーのメインスイッチを切るとサブバッテリーに繋がっている全ての機器の電源が切れるから、仮に冷蔵庫の電源を切り忘れてもバッテリーが上がることは無い。
冷蔵庫の電源を切り忘れ、重ねてメインスイッチを切り忘れても、リチュームバッテリーをコントロールしているBMSが過放電を止めるから心配ない。
今日は冷蔵庫の電源をサブバッテリーに切り替える作業を行った。
先ずは床のカーペットとその下のソフトマットを剥がした後、ガスレンジの下に収められている冷蔵庫を引き出す。
冷蔵庫の背面はこの様になっている。
かなり旧式構造で放熱用の格子が剥き出しになっている。
上部には心臓部のコンプレッサーが設置されている。
丸印で囲んだ端子盤に冷蔵庫用のコードを繋ぐ。
冷蔵庫は長方形で壁が6面有るが、両サイドの2面(グレー)を除いた4面(上・下・後・扉)に断熱材を張り付けて断熱強化しています。
床に溝を刻みモールを埋め込み端子盤に繋いだ2本のコード(赤・黒)をはめ込んでいく。
モールにコードを通して冷蔵庫の背面に配線して、冷蔵庫を元に位置に戻す。
その隣の床下収納庫には工具などを収納している。
旅先でもこの程度の修理なら出来るようにしている。
剥がしていたソフトマットを戻し、その上にカーペットを敷く。
外観は何も変わらないが、冷蔵庫の電源切り替えが完了した。
これで冷蔵庫のバッテリー問題は解決し安心できる。