茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

建水

2009年12月10日 | Weblog
「先生、なつめってどう書くの?」
棗は、こんなんでこんなんなってて・・・
と、畳みにもじもじするばかりで
あー書けない

よし、この際、漢字のテストをしよう!
なんて提案をしてしまって
来週はお汁粉をいただきながら
お勉強会をして1年をしめることにしました

というわけで
ただ今試験問題をつくっています
しんぎょうそう
ちゃわん ちゃきん ちゃしゃく
けんすい ふたおき ひしゃく
ふろ かま みずさし
ふすま たたみ
結構難しいです

建水ってきっと書けないだろうな
どーして水を建てるって書くの?
ってくるでしょう 
みずさしは
水差しって書くだろうな
どーして指なの?って聞かれるでしょう
まずい・・・

昔からこれがわからなくて
いつか偉い先生に伺ったとき
そんな重箱の隅をつつくみたいな質問をしているようでは
茶の湯なぞやることないね
とか言われたなあ

私は聞かれたら答えたいので
どなたか
ご存じでしたら教えてください
建水は
英語ではrinse-water receptacle
お茶碗を濯いだ水をあける器です
ちなみに
煎茶道では納汚
水指は
water container
お水を入れておく器
煎茶道では水注といいます
柄杓を使わないので注ぎ口があるからです